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No.17

ホルモン剤について 投稿者: no name 2005/06/02 23:06:52初めて投稿させていただきます。今月の初めに母の左胸に2センチちょっとの癌が発見され、ステージ2と言われ、今月中旬に手術を受けました。無事手術も終わり、転移もないといわれたので、家族みんな安心していたのですが、ホルモン剤が効かないという結果が出てしまいました。母は再発したら抗がん剤を投与しないといけないので、それまで生活をエンジョイしてくださいと先生に言われたそうです。難しい名前やなど分からないのですが、抗がん剤投与イコール闘病生活で、死に至ってしまうのかと何も知らない私からしたら不安でたまりません。ホルモン剤を投与できない母は投与してる人に比べて再発しやすいのでしょうか。再発しても発見が早ければ、命の心配はないのですか?現在実家から遠くに離れて暮らしているので、話しかきくことができず、とても不安な毎日が続いています。もしお返事いただけたら嬉しく思います。 ・u椏轄e者: 二瓶です。 2005/06/02 23:08:36no nameさん、遠kuュ離れているので、なおさらお母さんのことが心配のことと思います。ホルモン剤が効かないということは、癌細胞にホルモン反応性がないということです。乳癌の細胞は初めのうちエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)に対するレセプター(受容体)を持っていて、エストロゲンの刺激で癌細胞は増殖します。レセプターにエストロゲンの刺激がかからないようにするのがホルモン療法です。このレセプターが持続的に存在するかというとそうではなく、癌細胞ができて何度か細胞分裂を繰り返すうちに、つまり時間経過とともに癌が大きくなるにしたがって失われ、ついに癌細胞はエストロゲンの刺激なしでも増殖するようになります。この段階に至った状態がホルモン剤が効かない乳癌ということになります。このような乳癌に対しては、術後の標準治療としては化学療法が主になります。お母さんの詳しい情報がないので分かりませんが、たぶん2005年のザンクトガレンのリスク分類に当てはめるとIntermediate riskになると思います。ザンク トガレンの術後の治療指針にしたがえば、ホルモン反応性なしのIntermediate risk以上でぁw)ヘ化学療法をすることが推奨されています。そうすることで生存率を改善できることが実証されています。お母さんの場合、術後何らの治療も要しないと主治医が判断したのなら再発の危険性が少ないLow risk群に入るからなのかもしれませんが、そうであれば統計的に10年生存率は 少なくとも90%以上期待できるし、化学療法から受ける恩恵は少なく手術だけで様子を見ることになります。乳癌の手術を受けた方は誰でも程度の差は別にして再発の危険性を避けて通れません。それが現実です。再発するかしないかは誰にも分かりませんが、それまで生活をエンジョイしてくださいという物言いはずいぶん乱暴だと思います。今まで歩んできた生活を今までのように続ければ良いのです。今までの通りで良いし、病気になったのを機にもう少し違った生き方をしてみようかと思うのも良しです。そのように現実を冷静に見つめると、乳癌になったのは事実で再発の可能性は否定できません。たとえ生存率が90%以上期待できるとしても、再発する確率の方に入ってしまうことはあり得ます。もしも再発したら治療をすることになりますが、ホルモン反応性がないの・u桙ナ抗癌剤による化学療法を中心に行うことになります。昔のイメージだと抗癌w)剤には辛い副作用がつきもので苦しい闘病生活ということになるのでしょうが、今時は副作用対策が進んでいるので昔ほど辛いものではなく、治療をしながら仕事をしまた生活をエンジョイしている方はおおぜいいます。お母さんのこと心配でしょうが、no name さんも毎日心配ばかりしていては心身面に良いことはありません。いろんな面で損をしてしまいます。それよりもお母さんを元気づけてくださいね。それがお母さんにとって何よりうれしいことで、お母さんの体のためにもなります。ホルモン反応性がないことはホルモン反応性のある場合より悪性度の高いことは事実ですが、だからと言ってものすごく再発しやすいということではありません。万が一再発した時は、必要な治療をきちんと受け最善を尽くすことが大事なのではないでしょうか。再発したら我々医療者は最終的に助けてあげることができないかもしれませんが、早い時期に見つかるほど治療の効果が期待でき、それだけ良い時間を長く過ごすことができます。再発すると決まったわけではありませんが、そういう意味でも術後の経過をきちんと見ていくことが大切なので、ぜひお母さんにそのことだけはお伝えくぁw)セさい。また疑問があったら質問してください。no title 投稿者: ニモ 2005/06/02 15:58:45お返事ありがとうございます。毎日仏壇に手をあわせ、治療の効果がでてきますようにとお願いしています。くじけず、弱気な気持ちに負けずに治療を続けていきます。また次回もよろしくお願いします。これからの検査について 投稿者: トール 2005/06/02 12:37:25今私は通院のたびマーカーの検査と触診がほとんどです。自分の体は自分でも守らないといけないということを実感することが度々周りでおこっています。私は今後定期的にはどんな検査をしていけばいいのか、二瓶先生教えてください。やはり骨シンチ、腹部エコーは1年に一度受けた方がいいですよね?胸部レントゲンも定期的に受けた方がいいですよね。よろしくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/02 12:43:58トールさん、まったくその通りだと思います。何事も最終的に意思を決めるのは自分自身です。おそらくいつも一緒にいる家族でも、トールさんの心の内をすべて見通すことはできません。家族でさえそうだとすれば、ましてや私・u桙煌ワめ他人の医者がトールさんが何を今一番望んでいるのか、当の本人に聞きw)もせず知ることなど無理なことです。通院のたびの診察とマーカー検査は基本です。他にどのような検査をどのくらいの間隔でするかは医者のセンスだと思います。むやみやたら頻回に行う必要もないし、必要な時に必要な検査をしないのも問題です。もし今特に問題がないのであれば、胸部X線撮影、腹部超音波検査、CT、骨シンチ、対側マンモグラフィなどの画像診断は1年に一回で十分で、何らかの変化がある時にその間隔にとらわれず対処します。一般的な術後の経過観察はそのように行われると思います。しかし、トールさんのように腫瘍マーカーが上昇していてどこかに問題が隠れている可能性がある場合は、通常より間隔を短くした方が良いように思います。負担の少ない腹部超音波検査と胸部X線写真は半年毎でも良いと思います。トールさんに大きな変化がなければそれで良いと思いますが、自覚的なことも含め何らかの変化がある時は、臨機応変に必要な検査をしてもらうべきです。自覚的なことは他覚的には分からないので、変だと感じたら主治医に必ず伝えてくださいね。通常行われる画像診断は前に上げたようなものですが、それらで診断が難しいときはM!
RIやPETなどの検査が必要になる場合もあります。いずれにしても最終的に自分の体に責任を持ち意思決定するのはトールさんです。納得のいかない時は、主治医に食ってかかってください。往々にして我々医者が気づかず、患者さんに教えられることもたくさんあるのです。 投稿者: トール 2005/06/02 13:55:59お返事ありがとうございました。自分の体だからこそ、ちゃんと主治医にいろんなことを訴えて行こうと思います。検査のこと何をどのくらいの感覚ですればいいか悩んでいましたがこれで安心して検査をしてくださいと言えることが出来ます。次回は骨シンチ、腹部エコーをそろそろしてくださいと伝えてみようと思います。本当にいつもありがとうございます。今後の治療について 投稿者: ニモ 2005/06/02 12:40:23先生こんばんは。タキソールも2クール目にはいりました。これといった副作用もなく経過しています。髪は抜け、手足に少ししびれは感じますが。ただ、薬の効果がまだあまりかんじられません。胃の辺りが張っているのもまだありますし、げっぷも少しよくなりましたがでます。咳はほとんどでまくぁw)ネりました。でも前かがみになると少し苦しいです。腫瘍マーカーですが、1・uュール終了して、CEAが4月6.2から5月は9.2.NCC−ST439が12から15。CA15−3が141から変わらずでした。効果があれば数値は減ってきますよね?主治医から効く人は早い段階から効いてくる。例えば私のように、右鎖骨上リンパ節にしこりがあれば、しこりがやわらかくなってくるなど感じられるそうですが私にそういった兆候はありません。まだ1クールなので何ともいえないそうです。2クール終了したら胸腹部のCTを再検しマーカーの採血結果と合わせて治療を考えていくようです。ただ、タキソールが効かないから次にタキソテールとすぐかえてしまうと、今後使える薬にも限りがあるので、できれば今の薬を長く続けていきたいと言っていました。先生はどう思われますか?もし効果がない薬を使用し続けていったら、症状は悪化しませんか?今の段階でタキソールは私の体に効果を与えてくれているのでしょうか?それから、私はHER2(−)のためハーセプチンは使えないそうです。毎月のように相談してしまいすいません。でもまたCTの結果がでたら相談させていただきます。ご返答よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です・u栫B 2005/06/02 12:43:00ニモさん、一生懸命治療を受けているのに効果が見えず暗い気持ちかと思います。やるせない気持ちをどこにぶつけたらいいのか分からず、もどかしく辛い毎日のことと思います。気休めやきれいごとは言いません。でも、負けないでくださいね。気持ちは、ファイトです。タキソールはようやく2クール目に入ったところなので、効果判定を下すにはまだ早いと思います。3クールから4クールと進んだ段階でも腫瘍マーカーの上昇傾向が続き、鎖骨上リンパ節の縮小傾向がないのであれば、タキソールは無効と考え次の治療法を考えるべきです。次に使う薬がないからと言って、効果がないのにタキソールを続けることは全く無意味で無駄です。その間に病気はどんどん進んでしまいます。ハーセプチンは使えないのはしかたないとして、タキサン系以外にも薬剤はあります。同じタキサン系でも、タキソール無効例にタキソテールが効くこともあります。主治医に調べる熱意があれば、これまで行ってきた化学療法以外の薬剤の組み合わせによる化学療法があることが分かると思います。胃のあたりの張った感じはまだあるようですが、咳が出なくなったのぁw)ヘタキソールの効果かもしれません。あきらめず、もう少し様子を見ましょう・u。次回の腫瘍マーカーの値とか、CTの結果が出たら教えてください。考えてみたいと思います。ホルモン療法だけでは 投稿者: IKH 2005/06/02 12:39:02母のことで初めて質問させていただきます。よろしくお願いします。埼玉在住・63歳・閉経後・今月半ばに左乳房全摘手術を受けました。その後の診断結果、リンパ節への転移なし・ホルモン感受性が陽性・腫瘍の大きさが大きい所で5cm弱と言われました。さっそくホルモン療法(朝夕1錠づつ)を始めました。主治医の先生からは大きさが大きさだし、先々を考えると化学療法もやっておいた方がいいとは思いますが…どうしますか?と言われました。副作用を考えると母にあまり辛い思いはさせたくないのですが、やはり再発は心配です。ホルモン療法だけではダメでしょうか?もし化学療法をやる場合はどんな薬剤を使うのでしょうか?主治医の先生は“3週間に1度を半年”とだけ言われました。よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/02 12:42:08IKHさん はじめまして大事なお母さんのこと、たいへんご心配のことと思います。リンパ節転移がなくホルモン反応澄w)ォがあって大きさは5cm程度ということですが、さらにホルモン反応性の程度や組織学的グレードあるいはHER2のことなどが分かると、もう少しちゃんとお話しできると思います。でもとりあえずIKHさんの書かれた内容から考えてみます。まず、2005年のザンクトガレンのリスク分類に当てはめると、たぶんintermediate riskになります。この場合ホルモン反応性がある閉経後の治療は、1.タモキシフェンまたはアロマターゼインヒビターによるホルモン療法単独、2.化学療法後にタモキシフェン、3.化学療法後にアロマターゼインヒビター、この3通りの治療法が標準治療として推奨されています。この3つの治療法に優先順位はなく、全て並列扱いということになっています。IKHさんのお母さんにはすでにホルモン療法が開始されています。もし、化学療法をすべきであるのならば、化学療法を先行し終了後にホルモン療法を開始するのが一般的です。IKHさんのお母さんはしこりはやや大きめでしたがリンパ節転移がないので、もしホルモン反応性が高いのであればホルモン療法だけでも良いと思います。今、ホルモン療法剤を朝夕一日・w)ー錠服用しているということは、おそらくタモキシフェンを服用しているのだkuニ思います。最新の臨床試験の成績からするとアロマターゼインヒビターの方が効果的と分かっているので、最近はアリミデックスやアロマシンといったアロマターゼインヒビターを術後に投与することが多くなりました。63歳という年齢は化学療法に耐えられないという年齢ではありません。副作用対策は以前に比べ進んでいるので、(個人差があるのでしてみなければ分からないのですが)かなりの副作用は回避でき思ったほどの辛さはないかもしれません。ただし、3週毎投与する化学療法の場合、おそらく脱毛だけはどうしても避けられません。主治医の先生のおっしゃる3週毎の化学療法はたぶんACかECだと思いますが、intermediate riskでホルモン反応性があり最も予後が良い方に属するのであればCMFという化学療法もあります。CMFでは脱毛は少なくなります。今回はACとかECあるいはCMFについて詳しく説明しません。前にも書いたように治療の手順はまず化学療法で、終了後にホルモン療法を開始します。IKHさんのお母さんはすでにホルモン療法を開始しているので、ホルモン療法だけで経過をみたらいかがでしぁw)蛯、か。たとえ化学療法を行ったとしても、ホルモン療法単独に比べ生存率の改善はせいぜい1から3%です。詳しい状況は分かりませんが、もし主治医が化学療法をすべきだと判断しているのなら化学療法をすべきなのだと思います。その時は、大きさが大きいからという漠然とした理由でなく、化学療法をすべき根拠と化学療法をすることで生存率の改善がどの程度期待できるのか説明をよく聞いて、化学療法を受けるかどうか決めてください。どんなにヘビーな治療をしても問題が起こるときは起こります。大切なことは、あの時ああすれば良かったと後悔しないことです。疑問があったら、また質問してください。今後の 投稿者: ローズ 2005/05/28 16:54:18はじめまして、31歳(既婚・閉経前)の長野県在住の者です。宜しくお願い致します。三月に右乳がん(腫瘍5cm以上/リンパ節転移有り/ホルモン治療可能/Her2・3+ 悪性度3→パーセクチン使用可能)と診断され、現在手術前化学治療(EC3回目終了)を行っています。再検査続きの結果、骨転移(L1/12_)が見つかりました。そこで質問があります。今後どのような次w)。療を行い、手術を行うタイミングはいつ頃が適しているのでしょうか?担当・u繧フ先生も悩んでいた様子でしたので、ちょっと不安になっています。後、この頃腰周りが痛く、背骨を真直ぐにするまでがとても痛く困っています。シップなど貼ってもよいのでしょうか?分かりにくい部分がありましたら、すみません。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/02 12:34:49ローズさん はじめまして手術前に骨転移も見つかって不安が増したと思います。この先治療は長くかかります。その間ずっと不安がついて回ると思いますが、不安感は人間なら誰でも持つ自然な感情で無理に抑えることはありません。そして人間なら不安を乗り越えて冷静に対処する知恵が必ずあります。不安感に負けてはいけません。現実を受け入れて最善を尽くすことが大切です。そうは言っても、人それぞれ精神面で強い人もいれば弱い人もいます。うまく不安と折り合いがつけられない時は、家族の方や主治医の先生にありのままの気持ちをぶつけいっしょに良い解決法を見つけていってください。前置きはこのくらいにして、しこりの大きさと術前の検査結果からまず化学療法を行ってから手術という手順はベストの選択だと思います。術前化学療法の標準的な仕方はまだ定まっぁw)トいません。ECの場合は4サイクル行ってから手術ということが多いと思います。しかし、術前化学療法は治療効果を確認しながらできるので、効果が無ければ別な化学療法に切り替えるとか、効果が著しければ6サイクルするとか、あるいは3サイクルで手術にするとか、主治医の考えでいろいろあるというのが現状です。手術のタイミングですが、最後の化学療法が終わって遅くとも1ヶ月以内に行うべきだと思います。もちろん、化学療法の副作用で肝機能などに問題があれば改善するまで待つことになると思います。一般的にはそうですが、ローズさんの場合骨転移の問題があります。肺や肝臓に多発転移があるのであれば、手術はひとまず置いておいて化学療法を続けるということになるかもしれません。ローズさんの場合は骨転移だけだし、しかも第一腰椎に大きさ12mm程度の骨転移が一カ所なので、手術は一般的な仕方にしたがって行うべきだと思います。骨転移で痛みがくるのは、たとえばローズさんの場合で言えば第一腰椎全体が転移のためもろくなり圧迫骨折を起こしたような時です。ローズさんの腰痛の原因として第一に骨転移を考えなければいけませんが、!
12mm程度なので腰痛の原因として整形外科的な椎間板ヘルニアなども否定kuナきないように思います。これまでそうした腰痛はなかったでしょうか?痛みに対しては湿布や鎮痛剤の服用あるいは座薬などを用いてかまいません。それで痛みが軽減する場合もありますが、骨転移の痛みだと難しい場合もあります。明らかに骨転移が原因の痛みであれば、手っ取り早くは放射線照射をするとたぶん改善します。しかし、今は化学療法中であるし手術を先行すべきなので除痛目的の放射線照射は後回しにすべきだと考えます。その代わりではありませんが、骨転移に適応のあるビスホスフォネート剤(骨転移に適応のあるビスホスフォネート剤は今のところアレディアだけです。)の投与を受けるべきだと思います。効果があれば痛みが軽減すると思います。手術の後はさらに化学療法を続けることになります。術前がECなので術後はタキサン系とハーセプチンの併用が臨床試験の成績では良いとされていますが、そのことについては主治医と良く相談してください。化学療法が終了してからホルモン療法を開始するのが一般的ですが、HER2が(3+) なのでタモキシフェンの有効性はあまり期待できません。ホルモ ン療法としてはまず卵巣機能抑・u梵ァ(LH-RHアゴニストか卵巣摘出術)ということになると思います。思いつくまま書きました。はじめに書いたように、治療はこれからも長くかかります。いろんな面で負担も大変だと思います。気持ちが萎えないように、どんな時も希望を持って前向きに進んでください。下記で間違えましたので再度、投稿します。 投稿者: プラス 2005/06/1701:14:12(下記で入力方法を間違えてしまいましたので、再度書き込みさせて頂きます)二瓶先生、初めてご相談させて頂きます。27歳女性、閉経前、新婚、妊娠経験無しです。癌家系ではありません。2005.2.9に左胸の全摘手術を受け、病理結果で以下のような診断を受けました。診断名:左乳癌(乳頭腺管癌) ・ホルモンレセプター   ・ハーセプテト  ER 3+          スコア 1+  PgR 3+  ・リンパ節  17個摘出中、4個転移(レベル1→4個、レベル2→0個) ・異型度  グレード2 ・大きさ  43×17×12mm  浸潤径 ・10×8×8mm 2×!
2×2mm ・全て取りきれてる ・神経(-) 血管(-・uノ リンパ管(±)今後の方針 ・ホルモン治療  内服(ノルバディックスD:1日1個 5年間)  注射(リュープリン:4週間に1回 計36本) ・抗癌剤  タキソール:2週間に1本 計8本(4クール)  AC:3週間に1本 計4本(2クール) ・放射線  一か月間順番 リュープリンを打ちながら抗癌剤(タキソール→AC) →抗癌剤終了後→放射線+リュープリン+ノルバディックスDとのことでした。今現在、タキソール7本とリュープリンを4本打ちました。妊娠を希望しているため、当初、抗癌剤はタキソールのみの予定でしたが、タキソールが4クール終わってから、ACを2クール打つという提案をされました。理由としては、年齢も若いため、生理が戻ってくる確率も高いということと、タキソール+ACの組み合わせが良いという実証があるためでした。今回ご相談させて頂きたいことは、 ・ACはどれくらい卵巣毒性があるのでしょうか? ・ACに毒素がある上に、リュープリンとノルバティックスDを同時に処方する事への、将来の・u梍D娠への不安があり、また、自分と同じ治療法で妊娠された方はいらっしゃいますでしょうか? まずは、自分の身体を治してからと頭ではわかっているのですが、将来、やはり子供は欲しいので、これからの選択について悩んでおりました。お忙しい中大変、恐縮ですが、ぜひお力を貸していただければ。。と思っております。宜しくお願いいたします。  投稿者: 二瓶です。 2005/06/19 19:40:59はじめまして プラスさんプラスさんとご主人にとって将来妊娠し子供さんを儲けることは何にも勝る価値あることです。でも今はできる限りの最善を尽くし治療を受けることが大切なことと考えます。プラスさんはリンパ節転移が4個あるので高リスクになってしまいます。ホルモン反応性のある高リスクの場合は、化学療法を行ってからホルモン療法をするのが標準治療になります。プラスさんに将来妊娠の希望があったので、卵巣に対する毒性の少ないタキソールが選択されたのだと思います。最近はリスクが高い時、特にHER2が強陽性の場合は、ACを4サイクルの後に引き続きタキソールを4サイクルという方法で化学療法が行われることが多くなっぁw)トいます。この方法は臨床試験で有効性が高いことが実証されていて、特にア・u゜リカで好んで行われている方法です。一般的なやり方は、初めに3週毎のACを4サイクル行い、引き続き3週毎のタキソールを4サイクル行います。3週毎のタキソールの代わりに、一回の投与量を少なくした週一回投与が12回行われることもあります。さてACの卵巣毒性の問題ですが、ACのCつまりエンドキサンに卵巣機能抑制作用があります。同じCを含むCMFというレジメンでは60%ぐらいの方で卵巣機能が廃絶すると言われています。ACではどのくらい卵巣機能が廃絶するかはっきりしていませんが、この前の乳癌学会で外国の先生が20%程度と言っていました。ACで5人に1人は妊娠ができないことになりますが、再発しては元も子もありません。35歳以下はリンパ節転移がなくてもリスクが高いとされているし、プラスさんはリンパ節転移もあるので、まずは再発する危険性をできるだけ少なくするよう推奨される治療をきちんと受けることが現時点で最優先されるべきことと考えてください。リュープリンで閉経状態になりますが、リュープリンを終了すると90%以上の方に月経は戻ります。抗エスァw)ニロゲン剤のノルバデックスだけでも月経が止まることがありますが、可逆的でノルバデックスを止めると元に戻ります。いずれにしてもホルモン療法での閉経状態は可逆的です。ただし、40代半ばぐらいでリュープリンのようなLH-RHアゴニストを投与すると、3年で治療を終了してもそのまま閉経になってしまうことはあります。プラスさんは若いので、そうした形で閉経になることはないと思います。同じようなホルモン療法をして妊娠された方は、私の患者さんの中にも何人かいます。ホルモン療法を終了し半年ぐらい経過したら、薬の影響の心配はなくなり妊娠して良い状態になります。将来に希望を持って、今はしっかり予定の治療を受けてくださいね。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: プラス 2005/06/23 23:33:52お忙しい中、ご回答ありがとうございました。そうですね。今は再発が無いように、主治医の指示に従って、治療を続けていきたいと思います。ご丁寧な回答を頂きまして、本当にありがとうございました。また、何かありましたら、宜しくお願い致します。6/12、13日に質問させて頂いた娘です。 !
投稿者: 娘 2005/06/2000:05:02お忙しい中 詳しく丁・uゥにご説明下さりありがとうございました。二瓶先生のご返答に>という形で再度質問となっています。申し訳ありませんがよろしくお願い致します。まず初回手術時に5年間タモキシフェンを服用したということは ホルモン反応性があったからだと推測できます。>すみません。私の書き損じで申し訳ありません。 乳癌時(8年前術前&術後高かったマーカーがCA15−3と書いていましたが、術後は下がっており ホルモンレセプターについては検査されていませんでした。術後、ホルモンレセプターは検査していませんがタモキシフェンを5年間服用し、2年後転移となっています。5年間転移を防いでくれたのか、それともタモキシフェンを服用していなくても約8年後転移したのか私にはわからないのですが、二瓶先生はどう思われますか?再発時のホルモン療法の進め方の原則からすると、術後にタモキシフェンが投与されたので次のホルモン療法剤としては、通常アロマターゼインヒビターのアリミデックスかアロマシンが選択されます。>タモキシフェンは5年間以上飲んでも効果がないという文章をネット上で見たため 不安になり、主治医の先生に、教えて頂いたアァw)・}ターゼインヒビターのアリミデックスかアロマシンを使って頂けませんか?と相談した所、ホルモン療法自体再発のため期待していない、アロマターゼインヒビターのアリミデックスかアロマシンというお薬は 再発を防ぐには良い薬だが再発してからではどちらも変わりないと思うとのお返事でした。アリミデックスとアロマシンについても少し調べたのですがわからずで、再発の場合あまり期待出来ないのでしょうか?二瓶先生はどう思われますでしょうか?乳癌の手術時にCA15-3とCEAが上昇していたとすると、腋窩リンパ節転移が無かったとしてもしこりが大きいとか進んだ乳癌だった可能性があります。今回測定された腫瘍マーカーでCA15-3と似たようなマーカーのBCA225が上昇しているので、肺に見つかった腫瘍は乳癌の転移である可能性が高いと思います。>どうして乳癌と思うかの説明を聞いた事がなかったので不安でしたが、先生のご説明のおかげで少し不安が取れました。ありがとうございます。しこりの大きさは覚えていませんが リンパは癌細胞があったと2〜3日前に聞きました(8年程前家族からはなかったと聞いていたのですが、この前・u梹蜴。医の先生に聞いた所あったとの事でした) 乳癌が筋層にまでいっていたw)のは確かです。病期は2でした。乳癌の肺転移だとしても無病期間が長く肺転移による症状が見られないので、再発治療の原則からするとまずホルモン療法だけで経過を見ることが推奨されます。ホルモン療法は副作用が少なく効果があればそれに越したことはありません。>ホルモンレセプターの検査をしていないため、ホルモン治療の効果があるかわからない事と、肺へ数個転移癌が見つかったのですが 子宮体癌のため1年前検査をし何もなかったのが(本当は原因不明の高熱が1週間続き、肺に転移していると言われる1ヶ月前に他病院で胸部レントゲンを撮ったのですがその時は何も言われませんでした)いきなり5個もあった事から進行が早いため化学療法との主治医の先生よりの説明でした。この状況は二瓶先生には初めてお伝えした事ですが 二瓶先生はどう思われますか?肺生検が1mmの針で行われるとして、組織の構造を保って採取してくるのであれば、その組織標本でHER2やホルモンレセプターを調べることができます。HER2 もホルモンレセプターも免疫組織染色で行うの で、塊としての組織は必要なくガラス板に組織を薄く貼り付けたプレパラ w)コトがあれば調べられます。かりに穿刺吸引細胞診で細胞だけしか取らない場合でも、その細胞をガラス板に吹き付けたプレパラートがあれば、信頼性が劣るにしてもHER2やホルモンレセプターを調べることは可能です。ただし、この場合何度も穿刺吸引をしなければならないので現実的には困難です。>本当は不可能ではないが、何度も穿刺をしなければならず困難であるためしないという事でしょうか?今現在治療中ですが、進行が早い、薬が効かない等になってきた場合 ハーセプチンを保険適応外でも使って頂きたいと思っています。インターネット上で母の病気について色々調べていたのですが その中でハーセプチンはごくまれなのかもしれませんが根治する事もあるというのも見つけました。実際の効果というのはどうなのでしょうか?非常に高価だという事だけは聞きましたが、少しでも治る可能性があるのなら経済的に裕福なわけではありませんが使って頂きたいという気持ちがあります。また検査が可能ならして頂きたいし もしその検査の為 母への負担やリスクが高いのなら検査しないでもいいと思っています。乳癌の手術を受けた病院内に病理部があれば、廃棄さぁw)黷トいないかぎりパラフィンブロックは保存されていると思います。そのブロ・uチクから組織を切り出しHER2を調べることは可能です。>主治医の先生に聞いたのですが8年前の物なので残っていないとの事でした。病院を新しく全て建て直ししたのでその時に処分されたのかもしれません。手術当時外注で病理検査をしたのであれば、ブロックは残っていないかもしれませんが、検査会社に問い合わせてもらったらいいと思います。>主治医の先生にもう1度確認してみます。これからがたいへんだと思いますが、できるだけ標準治療に沿って治療を受けられると良いですね。また、疑問があったら質問してください。>お忙しい中ご返答下さり またお心使いありがとうございます。せっかく返事をして下さったにも関わらず 再度の質問となってしまい申し訳ありません。  投稿者: 二瓶です。 2005/06/22 09:52:30娘さん、質問の順に返答します。>すみません。私の書き損じで申し訳ありません。 乳癌時(8年前術前&術後高かったマーカーがCA15−3と書いていましたが、術後は下がっており ホルモンレセプターについては検査されていませんでした。術後、ホルモンレセプターは検査していませんがタモキシフェンを5年間鼻w)・pし、2年後転移となっています。5年間転移を防いでくれたのか、それともタモキシフェンを服用していなくても約8年後転移したのか私にはわからないのですが、二瓶先生はどう思われますか?(二瓶)術前にCA15-3が高かったということですが、CA15-3を分泌していたのは乳癌細胞と考えられます。したがって分泌源を手術的に一気に除去すれば当然CA15-3は低下します。もし手術後に低下しなければ、乳癌はすでに遠隔臓器に転移しているか、CA15-3を分泌する他の癌の存在が疑われることになります。お母さんの場合、術後に低下したのでCA15-3は乳癌病巣から分泌されていたということです。乳癌原発巣でのエストロゲンレセプター(ER)陽性率は60%程度です。ホルモン療法と関係するレセプターにはERの他にプロゲステロンレセプター(PgR)があります。ERとPgRには複雑な関係がありますが、そのことについては深入りしないことにします。これからERとPgRの状態とホルモン療法の有効率の関係について書きますが、詳しい数値は省略しおおよその数値にさせていただきます。ERと─w)タ伜劔ぢの両者が陽性の場合のホルモン療法有効率は80%程度です。こkuフ組み合わせが最もホルモン療法に反応し、ERとPgRの陽性の程度が高いほどホルモン療法が効果的です。ER陽性でPgR陰性の場合は有効率は40%程度と、ERとPgRの組み合わせで有効率に幅があります。ERだけに着目すると、ER陽性でのホルモン療法有効率はおおよそ60%です。ER陰性での有効率は0から10%とされています。その結果から計算すると、全ての乳癌患者さんに対するホルモン療法有効率は30から40%ということになります。事実、ERやPgRを測定できなかった時代のホルモン療法有効率は30から40%の間でした。、もし、お母さんがこの30数%に入っていたら60%程度の有効率だったと考えられるし、逆だったら10%以下の有効率しかなかったと考えられます。手術時にホルモンレセプターが検査されていないので、5年間のタモキシフェンが有効だったかどうかについては誰にも分かりません。いくら議論しても推測の域から抜け出すことはできません。現実は術後約8年目に肺に転移したという事実があるだけです。そして、今すべきことぁw)ヘ過去に遡ることではなく、目の前の現実に正面から立ち向かうことです。>タモキシフェンは5年間以上飲んでも効果がないという文章をネット上で見たため 不安になり、主治医の先生に、教えて頂いたアロマターゼインヒビターのアリミデックスかアロマシンを使って頂けませんか?と相談した所、ホルモン療法自体再発のため期待していない、アロマターゼインヒビターのアリミデックスかアロマシンというお薬は 再発を防ぐには良い薬だが再発してからではどちらも変わりないと思うとのお返事でした。アリミデックスとアロマシンについても少し調べたのですがわからずで、再発の場合あまり期待出来ないのでしょうか?二瓶先生はどう思われますでしょうか?(二瓶)これまでの臨床試験の結果からタモキシフェンを5年服用することの有用性は証明されています。5年服用と5年以上服用した場合の有効性についての臨床試験も行われていますが、今のところ5年服用より有効性が高いという結果は出されていません。最近は有効性の高いアロマターゼインヒビターの出現で、ホルモン療法のやり方もだいぶ変わってきています。将来はおそらく変わりますが、現段階での世界標宗w)゛術後のホルモン療法は5年間タモキシフェンを服用するということです。たkuセし、実地医療ではアロマターゼインヒビターがタモキシフェンより先に用いられることが多くなっています。ホルモン反応性がある場合の再発治療、特に閉経後の再発治療はホルモン療法から開始するのが原則です。再発時点で生命を脅かすような状態の時は化学療法から行いますが、肺転移でも症状が差し迫っていなければホルモン療法から初め、その効果を判断しながら次の治療を考えていきます。お母さんの場合はタモキシフェンが投与されていたので、次のホルモン療法はアロマターゼインヒビターのアリミデックスかアロマシンになるということです。主治医の先生の考えは我々乳腺を専門とする者と少し違うように感じます。これから書くことはホルモン反応性があることを前提にしていますが、ホルモン療法が効果的であれば転移巣は縮小し良い状態が長く続くことが期待できます。その場合ホルモン療法が無効になるまでそのホルモン療法を継続し、無効の時点で次のホルモン療法に切り替え、それが無効なら化学療法を行うとホルトバギーの治療指針には書かれています。現実にはこの通りにはいかないのですが、生命を脅かすような状況でなければホルモン療法から始めるとい・u桙、のが乳腺専門医の一般的な考え方だと思います。化学療法が効けばみるみる転移巣が縮小し効果を実感できるかもしれませんが、ホルモン療法が効けばQOLの面では化学療法に勝るかもしれません。お母さんにホルモン反応性があるのならば、今のところ症状もなく生命が脅かされる状態でないのでホルモン療法から始めるべきと思います。標準的な治療の進め方はそうですが、問題は手術時ホルモンレセプターが測定されていないので、効くかどうか予測できないホルモン療法よりも化学療法が選択されるのは妥当なことかもしれません。もう化学療法が始まっているのなら、中断は良くないし決して間違った治療ではないので継続してください。>どうして乳癌と思うかの説明を聞いた事がなかったので不安でしたが、先生のご説明のおかげで少し不安が取れました。ありがとうございます。しこりの大きさは覚えていませんが リンパは癌細胞があったと2〜3日前に聞きました(8年程前家族からはなかったと聞いていたのですが、この前主治医の先生に聞いた所あったとの事でした) 乳癌が筋層にまでいっていたのは確かです。病期は2でした。(二瓶)CA15-3が一般的ぁw)ノ広く使われるようになる前に、大学の研究室で自分でCA15-3を測定し結u沒「したことがあります。手術時の病期が進行しているほど、つまりしこりが大きいほど、そしてリンパ節転移が進んでいるほどCA15-3の陽性率が高いという結果でした。実際には病期T、Uで手術前にCA15-3が陽性であることは多くありません。全ての患者さんの乳癌細胞がCA15-3を分泌するわけではありません。個人個人で癌細胞は全く別の性質を持っています。お母さんの癌細胞はCA15-3を分泌する細胞で、筋層まで浸潤し癌細胞量が多かったためか術前にCA15-3が陽性だったのだと思います。同じ細胞が今回の肺転移巣を作っているとすると、CA15-3が高い可能性があります。もし、CA15-3が高ければ、治療が効果的であればそれに反応し低下するはずです。腫瘍マーカーの役目の一つは、治療効果の判定にあるとされています。>ホルモンレセプターの検査をしていないため、ホルモン治療の効果があるかわからない事と、肺へ数個転移癌が見つかったのですが 子宮体癌のため1年前検査をし何もなかったのが(本当は原因不明の高熱が1週間続き、肺に転移していると言われる1ヶ月前に他病院で胸部レントゲンを撮ったのですがその時は・u梔スも言われませんでした)いきなり5個もあった事から進行が早いため化学療法との主治医の先生よりの説明でした。この状況は二瓶先生には初めてお伝えした事ですが 二瓶先生はどう思われますか?(二瓶)胸部レントゲンでは見えなかった転移巣がCTではよく見えたりします。今回の一連の検査で5個の肺転移が見つかり一ヶ月前の胸部レントゲン写真ではなかったから進行が早いとは言い切れないと思います。5個見つかったことについても、肺転移は血行性で通常は多発的に出現するので5個存在してもおかしくありません。>本当は不可能ではないが、何度も穿刺をしなければならず困難であるためしないという事でしょうか?(二瓶)何ともいえません。化学療法をするのだからそんな情報がなくても治療はできると言うのであれば、まったくその通りです。ハーセプチンが使用できるかどうかは免疫染色かFISH法でHER2を調べることが前提だし、ホルモン療法についてもERの状態が分からなければ始まりません。検査するかしないかは主治医の情熱にかかっているということでしょうか。>今現在治療中ですが、進行が早い、薬が効かない等になってきた・u桴鼾 ハーセプチンを保険適応外でも使って頂きたいと思っています。インタw)ーネット上で母の病気について色々調べていたのですが その中でハーセプチンはごくまれなのかもしれませんが根治する事もあるというのも見つけました。実際の効果というのはどうなのでしょうか?非常に高価だという事だけは聞きましたが、少しでも治る可能性があるのなら経済的に裕福なわけではありませんが使って頂きたいという気持ちがあります。また検査が可能ならして頂きたいし もしその検査の為 母への負担やリスクが高いのなら検査しないでもいいと思っています。(返事)ハーセプチンが効果的であれば長期に渡って転移巣をコントロールできる可能性があります。ハーセプチンはHER2が強陽性でなければ効果を発揮しません。HER2は検査をして効果が期待できる患者さんにのみ使用が認められています。ですから、絶対に検査が必要です。化学療法が開始されているとすると、肺転移巣でのHER2やER検査は無理かもしれません。抗癌剤の影響で細胞の状態が変わってしまっている可能性があります。>主治医の先生に聞いたのですが8年前の物なので残っていないとの事でした。病院を新しく全て建て直ししたのでその時に処分されたのかもしぁw)黷ワせん。(二瓶)病院を建て直したのであれば無理かもしれませんが、病理部がしっかりしていればパラフィンブロックは保存されているかもしれません。もう一度主治医に確認してみてください。また疑問があったら、質問してください。転移性乳がん 投稿者: たけし 2005/06/17 09:16:06二瓶先生たびたびのご相談申し訳ありません。2005/06/13 にAMG162治験でご回答頂きました。AMG162の臨床試験ですが『日本人乳がん骨転移におけるAMG162単回及び反復投与時の安全性並びに薬物動態及び薬力学評価試験』というものでした。病院で説明を受けた数日後に自宅に担当医より電話があったそうで担当医がそこまでしてくるなら、良いものに違いないと母は治験参加を決めたとの事です。しかし、前回のご相談の結果で、治験薬では効果の確実性に疑問があるため『効果が確実な承認薬を使いたい』との話を先日母より担当医に出しました。担当医の解答は『お渡しした資料ではフェーズ1段階とあるが(2005年1月の作成日付でした)フェーズ2段階迄海外で終了しており、実際に投与する量などは、フェーズ2段階で海外の・u梵lに投与したのと同量である。』との説明で、医者は是非とも、やりたい(やw)るべき)との口調でしたそうです。アレディアより効果があると思っているのか、他になにか理由があるかです。母は担当医の心証が悪くなるなるのを非常に気にかけており、なにも言えず、治験は続けられる事となったようなのですが・・・。ご質問させてください。1 治験でフェーズ2段階迄、海外で終了とは、薬の効果がほぼ証明されていると捉えてよろしいのでしょうか。それとも薬効に対しまだ未確定要素が多いのでしょうか。薬の効果がほぼ証明されていると言えないのであれば、次回私が病院に行き、お話をしたく思います。副作用はないのでしょうが、担当医、治験の説明資料では【フェーズ2段階の海外の投与結果が、既存の薬より効果がある、もしくは同等】との内容が今のところありません。それが一番不安になっている原因です。又、逆に、治験でフェーズ2段階迄海外で終了とは、薬の効果がほぼ証明されているとの事であれば、個人的には反対なのですが、母の担当医の心証を悪くしたくないとの思いを尊重するかもしれません。2 3ヶ月間が薬剤の投与で、更に3ヶ月間、薬剤の効果を見るそうです。AMG162の効果を判定するにあたり使用できない抗がん此w)ワ等は出てくるのでしょうか。つまり、癌の進行が進んだ場合に、治験結果検証の為に最適な抗がん剤が選択されない可能性が生じれば困ると考えております。3 AMG162が効果を示している・示していないは、どの位の期間で判別すべきでしょうか。それが解からないので未承認薬といってしまえばそれまでなのですが・・・(アレディアや他の同様な薬剤ならどの位の期間・投与量で効果が実感できるとのご回答でも結構です。)もし思うような効果が無いなら、半年待たずに、即 アレディアに切り替えたいと思います。担当医が熱心に勧めるそうで、父などは、治験を外れるのなら、病院そのものを変えるしかないと言い出している状態です。又、担当医にも当然同じ疑問をぶつけますが正直な答えが返ってくるのか不安です。(私の気にしすぎ、素人の思い違いなら申し訳ない限りなのですが)二瓶先生、宜しくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/18 13:51:29難しい問題です。AMG162の薬理作用から骨転移に有効である可能性が推測できます。実際に効果があるかどうかを調べていく過程が臨床試験(治験)です。この治験というもの・u桙ェなければ、新たなより効果的な薬は世に出てきません。治験に参加していたw)だける方がいなければ、治療に進歩はありません。治験に参加していただける方がいてこそ、多くの苦しんでいる患者さんに恩恵がもたらされます。そういう観点から我々医療者は治験への参加を積極的にお願いする立場にあります。AMG162はフェーズ1ということで、この段階は限られた施設で治験が行われ広く情報は開かれていません。フェーズ1を行う施設は指導的な立場にある先端病院です。この先フェーズ2さらにフェーズ3と進むにつれ治験に参加する施設が多くなり情報は開かれ、その段階で我々のような治験をしないような所にいる医者もAMG162の存在を知ることになります。この治験に参加することの是非については判断を控えさせていただきます。次のサイトを見ると治験から新薬として認可されるまでの流れと、フェーズ1,2,3がどういうものかよく分かります。その上で、家族の皆さんでご判断いただければと思います。www.myeloma.gr.jp/~mmoffice/chiken/sanka.htm疑問があったら、またお答えします。 投稿者: たけし 2005/06/20 23:46:51ご多忙にも関わらず、早急なるご回答ありがとうございました。先生に教えて・u桙「ただいたホームページ等も参照し、大変勉強になりました。近々会社を休み母と共に、担当医のお話を聞いてまいります。母の今後の人生の重大な岐路の予感がしておりますので(麻痺などはなんとしても阻止したいのです)、本人・家族・親戚・で相談し、進むべき道を選択いたします。本当にありがとうございました。又、治験をどうするかはさておき、この薬が、非常に効果のあるもので、同じ苦しみを持つ人に有用な薬となる様願います。又、質問させていただく事があるかもしれません。その際は是非とも宜しくお願いいたします。セカンドオピニオンを聞いてきたのですが、 投稿者: mickey2005/06/06 15:07:51こんにちは。40歳閉経前1児の母です。さて、4月に以前から気になっていた胸のしこりを検査して乳がんという診断を受けました。それで最初の病院では細胞診(1箇所)、MRI、CT及びエコーを受けたのですが、3cm大の癌から乳菅をはうようにしてさらに2個の癌、合計3個の癌がMRIから認められるとのことで、全摘を勧められました。主人の勧めで他の病院にセカンドオピニオンを受けてきたのですが、そ・u桙アの先生に持参したフィルムを見せたら、これでは検査が不十分、細胞針も1w)箇所しかしてないので再検査しますといわれ、さらにエコー、MRI、コア採取(5回)、マンモトーム(1回)及びマンモグラムとさらに脇下のリンパに2箇所の腫れがあったので、そこも細胞針しました。その結果、どこからも癌細胞は認めれレないので、1箇所の癌ということで、温存でいきましょうと言われました。癌3コだと思っていたのがなぜ?どちらを信じればいいのでしょう?それと、セカンドオピニオンの病院で、胸に沢山の針をさされ、胸を挟まれたり押されたりしたせいか、腫瘍の部分がズキズキし、しかも成長しているように思います。もしかして、がん細胞が破裂したのでは・・・と思うほどですが、先生は押したり刺したりしただけでは癌は成長しないから大丈夫というのですが、どうなんでしょう?それと、脇下のリンパの腫れを細胞針で調べてもらい、がん細胞は見られなかったとの所見ですが、これはリンパの転移なしということでしょうか?お忙しいところ申し訳ございませんが、アドバイス宜しくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/07 01:23:07mickeyさん はじめまして実際に診察をしていないので、どちらの病院ぁw)フ診断が真実に近いのか判断するのは困難です。両者の病院とも主病巣に対しては十分な検査が行われ診断は一致しています。乳がんという診断自体に問題はありません。問題は主病巣から離れた位置にある「何か」についての見解の隔たりです。この「何か」についても画像診断は両者とも十分に行っています。この「何か」をはっきりさせることは、術式を選択する上で重要な問題です。確定診断は病理組織学的に行われるべきですが、正しく行われた細胞診でも確定診断は可能です。後者の病院の言い分は、先の病院はこの「何か」に対して不十分ということだと思います。まず検査について原則的なことを書いておきます。CTやMRIそしてエコー検査のような画像診断はあくまでも病巣の影を見ているのであって、手術をするための確定診断にはなりません。しかし、十分な経験を積めば、その影からでもたいていの場合確定診断に近い診断を下せます。当然ですが、画像診断では診断が難しい症例はあります。乳がんの多くは触診とマンモグラフィそしてとエコー検査で診断でき、さらに穿刺吸引細胞診やコアニードル生検で確定診断に至ります。手術になる場合は造影3D-!
CTや造影3D-MRIで広がり診断をして術式を決めることになります。豪uナ新のCTやMRI装置は診断精度が高く、立体的にがんの広がりを画像化できます。両者の病院でCTとMRIを行っていますが、どのような装置でどのような方法で検査したかで信頼性が違ってきます。ただし両者とも同じ性能の装置を使っているとしても、画像の出し方のコンピューター調整の仕方でずいぶん見え方が違い、全く関係のないものまでがん病巣と診断してしまうことになります。逆にがん病巣を、がんと診断できない場合もあります。それから穿刺吸引細胞診やコアニードル生検そしてマンモトーム生検も、100%信頼できるものではありません。まず、手技的に確実に目的部分から標本が採取できているかどうかの問題があります。細胞診は細い針を通して吸引した細胞を見るので、かりに確実にしこりの中に針が刺さっても十分にがん細胞が吸引されてこないことがあります。また、細胞自体の異形成から判断するので、細胞が取れても診断が難しい場合もあります。コアニードル生検やマンモトーム生検は組織診ですから、細胞診よりは信頼性が高く確定診断ができますが、そのためには正しく病変部が採取されていることが前提になります。主病巣亜w)ネ外の部分について両者の病院でだいぶ見解が違いますが、3cmの癌で乳管を通して広がり離れた部分に娘結節を作っていることは十分あり得ることです。エコー検査やCTさらにMRIで画像的に娘結節の可能性があると診断できるのならその可能性は高いと思いますが、後の病院では細胞診や生検で娘結節の可能性がことごとく否定されました。ただしこのことについては、前にも書いたように100%真実かどうか疑ってかかる必要があります。後の病院で気になるのは、腋窩リンパ節まで細胞診をしたということです。通常は腋窩リンパ節まで細胞診をすることはありません。リンパ節だけが腫れていて、乳腺にしこりが見つからない時、つまり潜在がんの可能性がある時にリンパ節の細胞診は意味があります。今回リンパ節の細胞診ができたということは、細胞診ができるほどリンパ節が大きいということですから、大きさからいうとリンパ節転移がある可能性を否定できないと思います。細胞診は細い針で細胞を吸引する方法ですから、リンパ節全部ががん細胞に置き換わっているならいざ知らず、部分的にがん細胞が存在するリンパ節転移の場合には確実に癌細胞が次w)謔黷スという保証はありません。つまり、細胞診でリンパ節転移があるなしは・uフ定的に言えないということです。最も確かな診断は、手術後の永久標本による病理組織診断です。これまでにしこりを散らそうと手で強く揉んで短時間のうちに癌細胞が乳腺全体に広がった症例は経験していますが、今回のような検査ではその心配はしなくて良いと思います。ただ、2カ所でしこりに刺激を過度に与えているので、手術は速やかに早いに越したことはありません。両者とも十分な画像診断をしているので診断が一致するのが普通と思いますが、主病巣以外については正反対の見解になっています。どちらが正しいか、判断はできません。もし前者が正しい場合、後者のすすめにしたがって乳房温存手術をすれば取り残しあるいは断端陽性になる可能性が高いと思います。もし後者が正しい場合、前者のすすめで乳房切除をすれば乳房温存を望んでいた場合は悔いを残すことになります。結論ですが、主病巣については診断が一致しているので、mickeyさんが乳房切除を考えているのなら両者の見解の相違は全く問題ありません。乳房温存を望むのなら、がんの広がり診断は切除範囲に関係する重要なことなので、この見解の相違を解消しなければなりません。ただし、「何か・u栫vが主病巣からさほど離れていず温存手術の切除範囲に入るのなら、悩まず温存手術を受け術中の迅速病理診断か最終的な病理組織診断で追加切除あるいは温存乳房切除が必要かどうか判断するという方法もあります。術後の病理診断で決める場合はその結果如何で再度手術というやっかいさはありますが、いずれにしても真実を教えてくれるのは術後の病理組織診断しかありません。思うままに書いてみました。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: mickey 2005/06/20 14:20:51先生、お返事ありがとうございました!先生のご意見を参考にさせていただき、いろいろ悩んだ末、2つ目の病院(アメリカ)で温存手術を受け、先週病理組織診断を聞いてきました。Dr.がおっしゃるには、”2.4cmの癌に小さなシスター(主病巣から近接)があったので大きめに切り取ったそうです。 それと、センチネルリンパ節生検 ( アイソトープ法)してリンパ節を3個摘出した”そうで、術後の病理検査によるとclear nodes,clearmargins とのことで再手術はしなくてもいいそうなので、一先ず安心してます。こちらのド・u档Nターに”センチネルパネルの信用性は?”って確認したのですが95%w)と言われました。日本ではまだセンチネルリンパ節生検があまり行われてないせいか、NETで検索してなかなか情報が得られないのですが、95%と考えていてもいいのでしょうか?そこで、疑問ですが、1cm大に腫れていた脇下リンパ節ですが、手術の1週間前にbiopsyをしてがん細胞が見つからなかったと言われたんですが、そうなるとなぜしこりがあるのでしょう?ドクターにも同じ質問をしたのですが、いろいろ考えられるが、センチネルリンパ節生検をした結果を踏まえて、癌ではないでしょうと言われました。また、大きく切り取ったという割りにはほとんど形が以前と変わってないので、”ほんとに癌を摘出してくれたのかしら?”と反対に心配になってきます。しばらくしたらきっと腫れがおさまり小さくなってくるのでしょうか?日本では術後にチューブで患部の胸に溜まった液を外に出すみたいなことを書いてあったのですが、アメリカではしないようです。ということは溜まった廃液(血液?)はどこに行くのでしょう?ちなみに、2時半から手術開始で6時半には家に帰りなさいといわれ(日帰り手術)ました。no title 投稿者: ちこ !
2005/06/20 00:12:08二瓶先生、早速のお返事ありがとうございました。大変親切な説明で参考になりました。これから先は再発の不安もありますが、前向きに頑張りたいと思います。 本当にありがとうございました。乳癌の肺転移 投稿者: SARA 2005/06/17 20:18:20二瓶先生、はじめまして!いつも読ませていただいています・・・詳しい説明がきにいっています。ところで私事ですが、6年前の乳癌温存、3年前の肺転移、昨年マーカーが上がったためタキソールをウイークリーでしていましたが(10月より)先月よりCA15−3が急に上がり、その前から呼吸がくるしかったのですが、3ヶ月の間に肺が片方水が溜まり真っ白でした(CTにて)先生は肺の水を抜いてから抗癌剤を変えるらしいのですが、肺の水を抜くのは危険ではないのでしょうか?それと次の抗癌剤はCEFらしいのですが、順番としては妥当ですか?今まではタキソールしか使っていません。お忙しいでしょうが、入院を控えていますのでどうぞ教えてください。入院は一ヶ月もかかりますか? 投稿者: 二瓶です。 2005/06/19 19:41:31はじめまして w)欖ARAさん胸水貯留の原因は肺転移にあると考えられるので、転移に対kuキる治療が最優先です。治療は抗癌剤による化学療法が中心になりますが、タキソールは無効になったので別の化学療法に変更です。化学療法が効けば胸水が減少し呼吸も楽になることが期待できます。胸水貯留の程度にもよりますが、呼吸がさほど苦しくないほどの貯留ならば、化学療法に利尿剤などを併用すれば胸水を抜かずに効果を見る時間的な余裕はあると思います。SARAさんは片方の肺が真っ白ということなので、かなりの胸水貯留が有り呼吸苦につながっていると思います。少量でも胸水を抜くと呼吸が楽になるので、SARAさんの場合は胸水を抜いてから化学療法をするという手順で治療がなされるのだと思います。胸水を抜いた後に胸腔内に薬物が注入されることもありますが、その目的は肺表面の胸膜と胸壁の胸膜を癒着させ胸水の貯留するスペースを減らし胸水が貯留しないようにすることです。CA15-3が急上昇した時点でタキソールは有効性を失ったと判断し別の化学療法に変更するわけですが、アンスラサイクリン系のエピルビシン(E)の入ったレジメンのCEFで良いと思います。タキサン系の抗癌剤が出現する以前はアンスラサイクリン系が諭w)ォ効性を失うと、その後使える抗癌剤がありませんでした。タキサン系が使えるようになってからは、アアンスラサイクリン系と交差耐性がないので(片方が効果を失った時にもう一方も効果期待できなくなる場合は交差耐性があると言います。)両者を交互に使うことができるようになりました。順番はどちらでも良いのですが、SARAはタキサン系のタキソールが無効になったので、次にアンスラサイクリン系の入ったレジメンを用いるのが一般的です。最近はゼローダや最近保険適応になったナベルビンなど、アンスラサイクリン系の後に使える抗癌剤もいくつかあり以前に比べ治療の幅が広がっています。胸水を抜いてCEFを行い効果が出て呼吸苦が改善すれば、一ヶ月の入院は必要ないと思います。CEFは外来通院でもできます。呼吸苦が改善せず胸水貯留の減少も思わしくなければ(胸水を抜いてもまたすぐ貯留し呼吸苦になるのなら)、入院はその分長くなると思います。呼吸が苦しいのはほんとうに辛いものだと思います。治療が効を奏し早く呼吸が楽になることを願っています。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: SARA 2005/06/19 2!
3:15:58二瓶先生早速のお返事ありがとうございます。段々呼吸もきつくなw)ってきておりますので、早くに水を抜いてもらおうと思っています。先生のお話の通り、抜いた後に薬物を入れてくっつでるそうです。先生のお話を読んで、安心して入院する心の準備ができました・・・相談しようか迷っていましたが、本当に良かったです。退院の時には呼吸も楽になっていると思うと楽しみになりました。CEFの副作用もあると聞きましたが、頑張って乗り切りたいと思っています。本当にありがとうございました。no title 投稿者: ちこ 2005/06/18 21:54:08二瓶先生はじめて相談いたします。愛知県、現在41才、閉経前、平成16年8月31日左胸温存手術、腫瘍1.8×1.3cm、断片陰性、ホルモン受容体(+)、センチネルに1個転移(1/21)、グレード2、HER2(2+)、術後EC4クール、タキソール4クール(12回)、放射線25回、5月よりゾラの注射とノルバデックス服用中です。今回の質問は2つあります。1つは主治医の先生からは「十分な治療を行いました。」との事ですがHER2が2+なのでFISH法でもう一度・u梃沚クしていただいた方が良いのでしょうか?もう1つは再発防止の為、活性化リンパ球療法をしようか迷っています。私は他にも多発性硬化症という病気もあり(自己免疫疾患、5年再発していません)そちらの病気には影響はあるのでしょうか。一応神経内科の主治医の先生は「多発性硬化症にリンパ球療法は悪影響はないと思います」とおっしゃっていました。外科、神経内科、放射線科の先生方はそこまでしなくてもとおっしゃいます、(高額で効くかどうかはわからないとの理由)  二瓶先生のご意見をお聞かせください。後で後悔しない為に今できる治療を精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/19 19:42:33はじめまして ちこさんちこさんの術後治療は、現時点で最も効果的とされる方法できちんと行われています。主治医に先生が言うように十分な治療がなされています。もちろん十分な治療がされたとしても、100%治癒を保証するものではありません。この先問題が起こらないかどうか必要な検査を受け経過を見ていくことが大切です。HER2に関しては免疫染色での判定が2─w)タ・ぢなので、実際にハーセプチンが有効かどうかは曖昧です。2+の場w)合はFISH法で遺伝子増幅の有無を調べることが推奨されています。現時点でちこさんに再発はなくハーセプチンを使う状況にないので、FISH法で調べる必要はないと思います。万が一ハーセプチンを使う必要が出現した時に、FISH法でハーセプチンが有効かどうか調べても遅くないと思います。活性化リンパ球療法は多発性硬化症に影響はしないと思いますが、この療法がどれほど効果的かについては疑問があります。効果があるかどうかの問題は別にして、全く問題のないこの時期に活性化リンパ球療法をする意義はないと考えます。お金を無駄に使うことになりかねません。高度先進医療の認可をもらって大学などで行われているリンパ球療法もありますが、その有効性についてはまだ実証されていません。ましてや保険適応外で行われている活性化リンパ球療法の有効性については、臨床試験に裏打ちされた客観的に評価できるデータはないと思います。私もちこさんの主治医の先生方と同意見です。今の治療の効果を信じることが一番良いことだと思います。また疑問があったら質問してください。DCISのホルモン療法 投稿者: コスモ 2005/!
06/18 11:32:30非浸潤性乳管がんDCISで局所再発のため1ヶ月前に単純乳純切除をしました。40代前半、がんの家族暦はありません。主治医より病理結果はホルモン受容体ER+,PR+で初発と同じDCISなのでホルモン療法は行ってもどちらでも良いとの事です。対側乳がん予防のため閉経前なのでLH-RHアゴニスト製剤のニュープリンを2,3年行う事を考えています。ゾラデックスは腹部に大きな子宮筋腫があるので避けたいと思います。1)サプリメント現在次のようなサプリメントを健康維持と免疫対策で飲んでいますが、ホルモン療法を開始すると肝機能障害が心配です。サプリメントを継続しても問題ないでしょうか?サプリメントの服用量は書かれている1日量で飲んでいます。ブルーベリー、フノリ(ウコン入り)、ビール酵母、アガリスクさらに追加予定SOD食品(アガリスクによる免疫枯渇対策)カルシウム(ホルモン療法による骨量低下対策)2)乳房再建による中断1年後に自家組織による乳房再建を予定しています。別の病院で入院が3週間位なのでこの間、ホルモン療法を中断しなければならないか・u桙烽オれません。その場合、中断による体調の悪化や不都合があるのでしょうかw)?お手数ですが以上宜しくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/19 19:42:08はじめまして コスモさん理論的にDCISが完全に切除できれば、遠隔臓器転移は限りなくゼロに近いはずです。今回はDCISの局所再発で単純乳房切除をし、病理組織診断が同じくDCISだったとのことで理論的には治癒です。100%DCISであればそういうことになりますが、100%DCISであると証明することは困難です。100%病変を連続的に顕微鏡で検査することは物理的に不可能で、検査できない部分に微少浸潤が存在する可能性は否定しきれません。そのことがDCISでも腋窩リンパ節転移が見られ遠隔臓器に転移することもある理由です。他の詳しい検査結果は分かりませんが、リュープリンで卵巣機能を抑制することは対側に新たな乳癌が発生する危険性を減らし、完全には否定しきれない遠隔転移の可能性を減らすことになるかもしれません。ただし、後者についてはほぼ治癒が望める状態での改善を期待するわけですから、リュープリンの効果は微々たるものだと思ってください。コスモさんの場合、このようなリュ w)コプリンに期待する効果はおそらく抗エストロゲン剤のタモキシフェンでも得られます。サプリメントあるいは健康食品は医薬品でないので、保険適応の医薬品のように詳しく薬効とか副作用について調べられていません。食品として扱われているわけですから、重篤な副作用の可能性は少ないと思います。ただ時々健康食品での健康障害が問題になるように、何が起こるか分からない未知の部分もあるので自らの責任で注意する必要はあると思います。リュープリンなどのホルモン療法にサプリメントや健康食品は影響を与えないと思います。ホルモン療法で肝機能障害が出るかどうかは経過を見ないと分からないと思います。多くの薬の副作用に肝機能障害がありますが、多くの方に肝機能障害の問題は起きません。サプリメントや健康食品に重篤な副作用はないと書きましたが、単独使用でも使用量を誤って多く摂りすぎれば体に良くない場合もあり得るし、多数のものを併用すればその相互作用で薬でいう副作用が出る可能性はあると思います。私の患者さんにも健康食品によると思われる肝機能障害をきたした方がいます。ゾラデックスは臍周囲の皮下に注射器を通して埋め込みますが、察w)ミ宮筋腫があっても可能です。リュウープリンやゾラデックスのようなLH-R
Hアゴニスト剤は卵巣機能を抑制し人工的に閉経状態にするので、子宮筋腫に対するエストロゲンの作用がなくなり小さくなる可能性があります。どちらも一度の注射で4週間効果が持続するし、乳房再建時に中断する必要もないと思います。40代後半でLH-RHアゴニストを用いると終了後そのまま閉経になることはありますが、コスモさんの場合はおそら月経が戻って来ると思います。その時体内の女性ホルモン環境が乱れるので、そのことによる症状は出るかもしれませんが短期間だと思います。疑問があったら、また質問してください。no title 投稿者: CHAKO 2005/06/15 09:17:59二瓶先生、倉敷はいかがでしたか?スケジュールがいっぱいで観光までは出来なかったかもしれませんね。以前、不安で質問をいっぱいさせていただきましたが、化学療法が始まり落ち着いてきました。この質問箱は継続して、読ませていただいています。今日も質問なのですが、術側の手の甲がふくらみを持っています。リンパ節Uまで切除していますので、浮腫みかなと思います。手の甲の小指薬指の下の辺りの甲が膨らんでいます。抑えると軽い痛みもあります。さらに繊w)ョ腕の内側も浮腫んでいる感じがあります。自分で分かる程度で、家族には分かりにくい程度の浮腫みです。上腕内側は術後2ヵ月半経ちますがまだ感覚は戻っていません。ここは浮腫みを自覚していません。病院に行かなくても、マッサージをしながら様子を見ればいいでしょうか?浮腫む前に冷たい氷水に手をつけたので、それが悪かったのかとも思うのですが。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/18 13:50:37ゆっくり倉敷観光とまではいきませんでしたが、会場が市民会館、アイビースクエアと芸文館だったので、昼休みの時間帯に大原美術館と美観地区を見学してきました。時間があれば岡山からさらに四国まで足を延ばせるのでしょうが、時間に余裕がないし本来の目的は勉強(?)ですから。泊まりが倉敷ホテルだったので、ホテルの窓から一望できるチボリ公園の夜景はきれいでした。術後の患側上肢に浮腫が出ることはしばしばあります。近頃は腋窩郭清を昔のようにレベルVまでしっかり行うことは少なくなったので、以前ほど浮腫の出現は少なく程度も軽くなっている印象です。CHAKOさんの手背部の腫れと上腕内側の浮腫感は手術に伴うものだと思ぁw)「ます。術後に浮腫が出るか出ないかは、いろいろな要因が絡んでいて予測でkuォません。術式を含めた手術的な要因、体質的な問題、術後の患側上肢に対する負担の問題などなど、浮腫の原因は複雑です。浮腫が出現する場所もいろいろです。多くは上腕の内側に見られることが多いように思いますが、手背部だけむくんでいる方、肘関節あたりだけむくんでいる方、前腕だけむくんでいる方、上腕全体がむくんでいる方、いろいろです。浮腫の原因は複雑ですが、患側上肢への過度の負担は浮腫を助長します。手術後数ヶ月は患側上肢で重い物を持ち運ぶ運動や、物書きなど軽い運動でも長時間続けることは控えないと浮腫につながります。手術後間もない頃に出現した浮腫は改善する可能性がありますが、術後半年以上経過してから出現した浮腫は改善し難く良い治療法もないので、浮腫が出ないよう普段から注意するしかありません。浮腫のところは内圧が高まるので、軽度痛みを伴うことはあると思います。おそらく術後のほとんどの方に、客観的には証明できない自覚症状としての浮腫感はあると思います。客観的に計測できるほどの浮腫は以前より少なくなっていますが、CHAKOさんも浮腫感が客観的な浮腫にならないよう気をつけてください。浮腫を改善すぁw)髢cwありません。一日の仕事が終わってむくんだなと感じられたら、手先から肩に向けてもみ上げるようなマッサージが良いかもしれません。一番大事なのはむくまないように普段から気をつけることですが、むくんでしまったときや浮腫の予防には、実際のところマッサージと弾性ストッキングのようなもので患側上肢を圧迫しておくことぐらいしかありません。ひどくむくんで日常に差し支えるような場合は、リンパ浮腫の会たとえばNPOのあすなろ会などがあるのでネットで検索し参考にされたら良いと思います。非浸潤初期乳がんの場合のホルモン療法、p53、MIB-1とは 投稿者: ぶな2005/06/15 00:13:31二瓶先生、海外からご相談いたします。54歳女性、妊娠経験なし、閉経後、両親・兄弟・祖父母に癌なし。今年3月にオーストリアの大学病院で初期乳がんの乳房温存手術を受けました。結果は大きさ10mm、G1, DCIS, pTis, センチネルリンパ節2個(−)、ER(強度の+)、PR(中程度の+)、HercepTest(−)、p53(−)、MIB-110% pos. Tumorzellenです。その後放射線治・u棊テを受け、50gray照射終了しました。照射と同時にFemara (
Letrosol)のホルモン療法をすすめられていますが、副作用が心配で開始を延ばし延ばしにしています。というのはFemaraは非常に良い新しい薬とのことですが、薬の説明書を読んでみると膣出血や骨量減少をはじめ、白血球減少、コレステロール値の増加などいろいろ気になる副作用があるからです。白血球が14年位前から3500前後になり、以前からときどき微熱があったりよく風邪をひく傾向がありましたが、放射線治療を受けたあとは3週間たっても白血球が2700あたりを低迷しています。Femaraで対側乳がんの発生は予防できても、(1)抵抗力がさらに落ちると、がん細胞に対抗できなくてどこか他に癌が発生しやすくならないでしょうか。あるいは乳がんの発生に白血球が少ないことも間接的に影響していませんか?またすでに骨粗鬆症があり3年前からFosamaxとKombi-Kalzで治療中ですが、それでも骨量の減少が歯にも来て、最近特に硬いものを噛んだわけでもないのに歯が1本縦に真っ二つに割れてしまいました。そのうえ7年ほど前から甲状腺腫から来る潜在性甲状腺機能低下症があります。潜在性でもだるさ、やる気のなぁw)ウ、思考能力の低下、引きこもりがちな気分、寒がり、こむら返り、筋力の低下、関節の痛み、コレステロールの増加(脳卒中の家系です)、便秘といった症状があって、ホルモン療法の副作用と共通したものも多く、さらにその症状が悪化するのではないかと懸念しています。Dr.はフェマーラがだめならアリミデックスや他のアロマターゼ阻害剤を候補に挙げて、ホルモン療法は予防のために大変重要としています。私としては、どの薬にせよ骨粗鬆症や甲状腺腫増加の可能性があり、さらに膣出血などというまだ健全な臓器まで損なうこともあるのなら、ホルモン療法はできるなら避けたい気持ちなのです。ネットを探すと、非浸潤初期乳がんの場合、温存手術後に放射線治療だけ、または放射線治療+ホルモン治療とあります。(2)私の場合は放射線治療の他にホルモン療法も受けなければならないタイプでしょうか?どうすべきかお伺いしたいと存じます。(3)「2005年ザンクトガレンの治療ガイドライン」というのがこの相談室に出てきますが、ネットのどこかで全体を閲覧できますか?(4)またp53とMIB-1の見方がよくわかりません。どのような意味が・u椏ヌみ取れるのでしょうか?相談室の一覧がないので全体から探しづらいのですw)が、同様の相談が過去にありましたらお許しください。なお白血球減少症は内科に回されて検査中、甲状腺については潜在性なので長いこと治療をしてもらえませんでしたが、やっと1週間前からEuthyroxを処方されています。長々と書いてしまいましたが、お聞きしたいことに(1)〜(4)の印をしておきました。どうぞ宜しくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/16 20:44:28はじめまして ぶなさん非浸潤性乳管癌(DCIS)とは、癌細胞が乳管の基底膜(乳管の外側を包んでいる膜)を破って外に出ていない癌です。つまり癌細胞が乳管内に留まっている段階で、癌細胞が乳管周囲のリンパ管や血管の中に浸潤し全身に流れていくことはないということです。そもそも術後乳癌の再発とは、手術時点で全身のどこかに潜んでいる微少転移が顕在化し発見された場合のことです。浸潤癌であれば手術時点でどこかに微少転移が存在している可能がありますが、理論的に非浸潤癌では微少転移はあり得ません。すなわち、非浸潤癌を取り残しなく完全に切除できれば治癒ということです。そして、再発の危険性はありません。理論的にはそういう・u桙アとですが、100%完全に非浸潤癌であることを証明するのは困難です。その証明のためには病変全体を連続的に調べ、どこにも浸潤している部分がないことを証明しなければなりません。それは現実には無理なことで、通常は少なくとも数mmの厚みに切った病変の片側を非連続的に調べているに過ぎません。ですから病理学的にDCIS、PTisと診断されても、どこかに微少浸潤が存在する可能性を否定しきれません。このことがDCISでも、腋窩リンパ節転移が1〜2%有り、100%生存率が得られない理由です。しかし、ぶなさんのDCISは大きさ10mmほどで、すべて予後の良いことを示している他の検査結果を加味すると、手術だけで治癒する可能性は限りなく100%に近いように思います。きちんと放射線照射もしたので、術後の薬物療法はなしでも良いと思います。2005年のザンクトガレンのリスク分類は浸潤癌に対する分類ですが、少なくともホルモン反応性のあるDCISはその中のLow risk扱いで良いと考えます。この時の推奨される治療はTAM(タモキ シフェン)or noneです。その治療の目的・u桙ヘ生存率の改善です。ぶなさんはほとんど手術だけで100%治癒が期待kuナきるので、生存率改善を目的とする治療は必要ないことになります。ぶなさんが薬物療法をするとすれば、その目的は対側乳腺と温存乳腺に新たな乳癌ができるのを予防するとう意味合いになります。ホルモン療法がその役目をすることは証明されていますが、100%の予防効果はありません。あくまでもそういう目的で治療をする場合は、その効果とその結果生じるであろう有害事象つまり副作用を天秤にかけて、何が一番ぶなさんにとって有益かを判断する必要があります。
Femara(レトロゾール)はアロマターゼインヒビターの一つで、日本ではまだ認可されていません(たぶんそのうち日本でも認可されると思いますが)。アロマターゼインヒビターは、副腎から分泌されるホルモンをエストロゲンに変換する酵素の働きをブロックします。このため閉経後では体内のエストロゲン濃度がほとんどゼロに近づき、ホルモン療法剤としての効果を発揮します。ぶなさんが記載された副作用はこのエストロゲンが無くなることに由来するものです。しかし、実際に使ってみると心配するほどの副作用はなく安心して使えます。特に白血球減少はまれだと思います。アロマターゼインァw)ミビターは今や術後最初に用いられるホルモン療法剤の位置づけになりつつあります。私も閉経後の方には好んで用いていますが、ぶなさんの場合は骨粗鬆症がひどくアロマターゼインヒビターはその状況を悪化させる可能性があります。そのことを考えるとレトロゾールを含めアリミデックスもアロマシンも服用しない方が良いと考えます(服用しなくて良い根拠はあくまでもDCISだからです。浸潤癌なら考え方はまた別です。)。少なくとも服用しないことがDCISの再発につながるということは、DCISは何であるかを考えると限りなくありません。もし、ホルモン療法をするのであれば骨密度維持にpositiveに働き、コレステロールを下げる働きのあるtamoxifenかtoremifenが良いと思います(日本ではノルバデックスやフェアストンです。)。これらは抗エストロゲン剤で、長くホルモン療法剤の主役的な薬で現在もその地位を失ってはいません。白血球が少ないため乳癌になるということはありません。ぶなさんの白血球は3500前後と低く放治後は2500といっそう低いようですが、そのためものすごく感染症になりやすいということはあぁw)閧ワせん。感染症予防は重要ですが、神経質になる必要はありません。白血球・uct正常範囲は95%の人が当てはまる範囲で、残り5%の人は上下にはずれています。私の患者さんにも常に白血球数が2000台の方がいますが、それがその方の正常で心配ないと説明しています。ただし、血液学的に問題がある場合もあるので、心配な場合は一度血液内科を受診してみてはいかがでしょうか。甲状腺に関してはおそらく橋本病なのかと思います。橋本病は慢性甲状腺機能低下症で、潜在性から完全に機能低下症まで症状に幅があります。機能低下症の症状はぶなさんが書かれた通りです。日本人女性は閉経後5人に1人が橋本病の状態になると言われています。甲状腺機能が低下してる場合の治療は甲状腺ホルモン剤の服用ですが、ぶなさんは服用を開始されたようなので効果が出てくればこれまでの症状の改善が見られると思います。ただし、少し長く服用していないと実感できないかもしれません。ザンクトガレンについては、最後にこのH.P.の管理者であるKTさんにコメントしてもらいます。p53とMIB1についてですが、このことはかなり専門的で難しいので詳しくは書きません。というか、私自身も詳しくは分からないというのが本当ぁw)フところです。p53は癌抑制遺伝子に関係した物質です。p53が過剰に発現している場合は、このp53と関係する癌抑制遺伝子が十分に機能していなかったことを意味します。癌抑制遺伝子はたくさんありますが、p53の過剰発現はその中でp53と関係する癌抑制遺伝子が壊れたということです。p53の過剰発現している乳癌はそうでない乳癌に比べ予後が悪いことが分かっています。乳房温存手術後の乳房内再発との関連でp53が検討されましたが、今のところその関連はないとされています。MIB1は細胞増殖因子とされる物質です。MIB1陽性率が高いと増殖能が高い、つまり予後が悪いと推測されます。MIB1陽性率が高い乳癌はそうでない乳癌に比べ予後が悪いことが分かっていて、MIB1測定は予後予測のために行われたのだと思います。日本では実地医療でp53やMIB1を測定することは一般的に行なわれていません。今のところ全世界にいろいろある治療ガイドラインでも、p53やMIB1の結果で治療方針を決めるということはされていません。ぶなさんはp53は陰性だしMIB1陽性癌細胞が!
10%と低いので、気にしなくて良いと思います。思いつくまま書きました・u。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ぶな 2005/06/17 03:23:57二瓶先生、お忙しい中をこんなに迅速に詳しいご回答をいただきまして、本当にありがとうございます。担当のProf.から、明日指示書をもってOncologistのProf.に行くように言われていますので、その前に先生のご意見が伺えてよかったです。選択肢として挙げて下さったTamoxifenについては、http://www.dcis.info/understanding_risk.htmlに詳しい説明を見つけました。また分からないことがありましたらご相談させてください。
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