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No.16

重ねて質問です 投稿者: CHAKO 2005/05/17 01:16:35つい書き忘れてしまってno nameでした。CHAKOは5月13,15日に質問したno nameです。これからもよろしくお願いします。二瓶先生のご回答は明確で、とても理解しやすかったです。私はリンパ節転移2個だったので、やはりCMFでは効果が弱いようですね。主治医はホルモン療法のみでもいける。しかし化学療法も併用するなら、化学療法の薬はきつい薬でなくても=CMF=良いだろうという見解で説明をして下さっています。CMFはホルモン療法のみより、数%しか再発率を下げないだろうとの事です。そ・u桙アで質問なのですが、アンスラサイクリン系のレジメンだとCMFに比べkuトどのくらい再発率を下げるのでしょうか?10日後に化学療法を始める予定です。主治医を信用していないわけではないのですが、どうしても納得しないまま始めることが出来ません。不安な気持ちを伝えるだけでも伝えたい、とも思います。でもどんな風に伝えたらいいのでしょう。医師を疑っているようで勇気がないです....主治医に夫が相談にいこうかとも言っていますが、診療報酬上の扱いも分かりませんし、そんな事は可能でしょうか?抗がん剤を打つことだけでも怖いのに、治療に対する不安、医師にどうやって気持ちを伝えるかという心配、生存への不安で非常に焦りや落ち込んだ気持ちです。安心を得て、治療に臨みたいと切に願っています... 投稿者: 二瓶です。 2005/05/18 12:17:28CHAKOさん、CMFは全く否定されたわけではありません。CMFの歴史は古くアンスラサイクリンを含む化学療法が盛んになる前は、ずっと長い間CMFが乳がんに対する化学療法のスタンダードでした。現在Cはアンスラサイクリン系の次に考慮される治療法の位置づけですが、心機能に問題があるときや脱毛をどうしても受け入れられなぁw)「ときはCMFが第一選択になります。2005年のザンクトガレンでの考え方では、ホルモン反応性のあるintermediate risk群のなかで最もriskが軽い場合にCMF?という位置づけのようです(?つきです)。CHAKOさんはリンパ節2個に転移があったので、決してriskが最も軽いとは言えません。術後の治療は生存率の改善にあります。つまり再発をできるだけ予防しようということです。再発とは手術した時点ですでに全身のどこかに潜んでいる癌細胞が増殖し画像診断で見つかったことを意味します。再発を防ぐためには潜んでるがん細胞が少ない内に強力な武器でたたいてしまうことがもっとも効果的と考えられます。その観点から最近は術後にheavyな化学療法が行われるようになってきています。再発したら本も子も無いわけですから、年齢も考慮してCHAKOさんにアンスラサイクリンの入った化学療法をすすめました。有効性の差についてですがCMFとアンスラサイクリンの入った化学療法の生存率の差は3%程度です。劇的に改善されるわけではありません。この3%をどのように受け止めるかです。3%の差は10000人・u桙ナは300人が再発を免れるということです。そのことに重きを置くのなku辜Aンスラサイクリン系の化学療法を受けるべきです。それよりも脱毛などの副作用が嫌であれば、CMFという選択で良いと思います。繰り返しますが、CMFがけっして悪いというわけではありません。私の書いたことを参考に家族の方とも話し合って決めてください。疑問があったら、また質問してください。ゾラテックスと卵巣について 投稿者: Y。 2005/06/11 02:15:2933歳。1年半前にステージ1(1.7センチ乳頭腺管癌、N0/20  核異型度3 ホルモン陽性、ハーツー+1 LY、V陰性)で乳頭まで進展があったので全摘出をしております。術後補助療法としてゾラテックスのみです。手術を受ける前に婦人科で子宮癌検診を受けましたが内診異常なし、細胞診異常なし。との診断でした。しかし、先日婦人科検診を受けたところ、子宮に2、2pの筋腫があるね。と言われました。その上、片方の卵巣が元にもどっているよう(3p)だ。とも。。。ゾラテックスは筋腫を抑制するから、1年半前は判らない事はないと思うけれど言われなかったの?と婦人科の先生に怪訝そうな顔で伺われました。先生に質問させてい・u桙スだきたいのですが、他のHPで、お一人、ゾラテックスを受けている最中でもなかった筋腫が見つかったという人がいました。更に同じようにその方も卵巣が腫れていると。。。その後のその方がどういう風になられたのかは判りませんが、その相談されていた方の病理がリンパ節に10個転移されていたと・・・そうなると、一番に考えるのが卵巣転移では・・・と。。。先生がみられていた症例ではどう推察されるでしょうか・・・私のここ1年の腫瘍マーカーはCEA1.1〜1.3(基準値5) CA15-3は3.7〜7.8 BCA225は38〜68です。骨シンチは先月クリアしています。CT半年前クリアしています。ゾラテックスをされている最中に筋腫ができたり、片方でも卵巣が元に戻ると言う事があるのでしょうか?宜しく御願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/13 20:35:15Yさん はじめましてYさんは33歳なので2005年のザンクトガレンのリスク分類でIntermediate riskに分類されます。リンパ節転移もなくHER2(1+)なので、術後の治療はゾラデックスだけで良いと思いぁw)ワす。ゾラデックスの薬理作用からして、子宮筋腫を抑制するということはそkuフ通りだと思います。筋腫は平滑筋の良性腫瘍ですから、ゾラデックスがその発生をかなり抑制するとしても100%発生を抑えるということではないと思います。つまりYさんに子宮筋腫が出現することは100%有り得ないことではないということです。2〜3cmのものが確実に子宮筋腫であれば、特に治療を必要としないので定期的に診察を受けながら様子を見るだけで良いと思います。卵巣についても同様です。ゾラデックスの副作用に0.1%未満という頻度ですが、卵巣のう腫があります。卵巣の腫れについても、卵巣自体の腫瘍性病変でなければ様子を見るしかないと思います。私の経験では、タモキシフェンで卵巣のう腫が出現したことはありますが、ゾラデックスを施行中に新たな子宮筋腫を指摘された方はいません。疑問があったら、また質問してください。検査結果がでました 投稿者: こっこ 2005/06/10 13:27:31二瓶先生6月にはいって庭の甘茶の花が咲き始めました。色も形もガクアジサイにそっくりの薄いブルーの花なのですが、とても繊細で摘むとすぐしおれてしまうのでかわいそうで摘めません。アジサイの花ぁw)ヘあんなに逞しいのに!今は学会の真っ最中でしょうか・・・私の主治医も出席していらっしゃるはずですので、意外とお二人でお話なさっていたりして・・・(笑)6月1日の検査結果なのですが、残念ながら上昇していました。CEA13.6→19.7 ALP514→667 LDH218→210 γGTP156→232 GOT32→50 GPT28→76主治医の見解として、ハーセプチンの効き目がそろそろ頭打ちになってきているのかもしれない・・・との事です。それでCEAの値、あるいは体調をみながらアリミデックス、またはゼロ-ダの服用を検討しようと言われました。アリミデックスに関してはゾラを中止(最終は5/2です)してまだ日が浅いので7月末のホルモン検査の結果がわかるまで使用しないそうです。それでとりあえず今はハーセプチン単独で続ける事になりました。私の通っているクリニックでは肝転移の方にハーセプチン+ゼロ-ダがかなり好成績をあげているそうで、まずゼローダをプラスし、効果の薄い場合に抗がん剤を使用しようと言われました。先へ先へとお薬を替えていぁw)ュのは得策とは思えないのでじっくり様子を見ながらにしようとも言われましkuス。元々CEAが167まで上昇していたので今は慌てずに様子を見ながらお薬を足していくそうです。二瓶先生のお考えはいかがでしょうか?また体調の変化に関してですがどのような事に注意をはらっていればいいのでしょうか?病状が進んでくる場合どのような症状として表れてくるのでしょうか?また日常生活で何か注意しなければならないことはあるでしょうか?今まで数値は上がり続けていてもあまり体調の変化気づかずのんき過ぎた様に思いますので、今後は自分の体調の変化をよく感じなければと思っています。本当はかなりショックを受けたのですが、2〜3日時間が経って今はもうできるだけ平静な気持ちで過ごそうと心がけています。そして、まだ残されている治療が効く事を信じて、頑張って受けようと思っています。二瓶先生、今後共よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/13 20:33:41こっこさん、昨日土曜日倉敷から帰って来ました。こっこさんの主治医にはお目にかかっていません。主治医が誰だか分からないのが良いのだと思います。誰だか分からないから、遠慮せず書きたいことが書けるというものです w)。東北も梅雨入りしました。私の家の紫陽花はつぼみのままです。私の家族は庭いじりが好きでないので、繊細な花はありません。今は赤い小さなバラが咲いていますが、そのうちクチナシと赤と白のキョウチクトウが咲くと思います。6月1日の検査結果は前回と比べいずれもわずかな上昇です。治療の変更が必要かどうかの判断は、次回の検査まで様子を見れそうです。ハーセプチンにタキソールの相性は良いのですが、今回の学会でアメリカの腫瘍内科の女医先生の講演で、ハーセプチンとゼローダの併用が良いと強調されていました。臨床試験によるエビデンス(実証)は今のところないのでゼローダはタキサン系の後に使う抗癌剤の位置づけですが、遠くない将来ゼローダは再発治療の初めに用いる抗癌剤になるのではないかと思います。肝機能の問題がありますが(肝機能が悪化し抗癌剤でさらに悪化することが予測される場合は、抗癌剤を使えないこともあります)、ゼローダとハーセプチンの併用は効果的かもしれません。ゼローダは副作用も少なく良いかもしれません。肝臓は人間の体の中で最も大きな臓器です。予備能力も大きく、3分の1だけ正常部分があれば、肝臓はすべぁw)ォことをちゃんとしてくれます。もしも肝臓が問題で症状が出るとすれば、倦窓uモ感とか黄疸などです。肝機能は病変の大きさに関わらず悪化することはありますが、今のこっこさんのGOTやGPTの高さで倦怠感が出るとは思われません。黄疸は腫瘍で太い胆管が閉塞した時などに出現します。さらに広範囲に肝臓が腫瘍に置き換わると腹水が出現するような状態になりますが、今のこっこさんの状況はそういうことではありません。日常生活はしたいことをし、食べたいものを食べることが一番だと思います。ただし、疲れすぎや食べ過ぎ偏食はだめですよ。野菜果物を多く摂り、睡眠を十分に取ってその日の疲労を次の日に残さないことです。そういう気持ちで毎日過ごすことが大切だと思います。敵は自分の心の中に有りです。次の結果がでたら教えてください。アレディアになりました 投稿者: こうめ 2005/06/07 15:59:19二瓶先生 こんにちは。先生に癒され、心優しい言葉を受け取ることのできる私たちが増えた分、先生は忙しくされていることと思います。今日は、報告だけですので、お返事は頂かなくて構いません。7月にCTを撮った結果をまた報告いたしますのでその時よろしくお願いいたします。今日、病院に行き主治・u梭繧フ先生に関節の痛みが徐々に強くなっている話をしましたら、薬をビスフォナールからアレディアに変更して、今日点滴いたしました。主治医の先生はもしもアレディアでも関節の痛みが強くなるのなら、中止するしかないかな〜 と言われ、7月のCTの検査結果次第で治療方針を決めましょうという事になりました。とりあえず、ご報告さしあげました。こちらはそろそろ梅雨に入りそうな空模様がつづいております。そちらは如何でしょうか? 投稿者: 二瓶です。 2005/06/13 20:31:52こうめさん、先週の木曜日から学会で倉敷に行っていました。その間に、例年より少し遅れて東北地方も倉敷のある中国地方も梅雨入りしました。昨日土曜日の倉敷は朝少し雨が降り、日中は暑く湿度も高く、学会でいつも着ないスーツを着ていたので汗だくだくでした。土曜の郡山は雨が降ったようですが、今日(日曜日)は風はあるものの青空も見えて疲れがとれる一日になりそうです。室内に居て実感できませんでしたが、最高気温は28度ぐらいあったようです。アレディアに変更になったようですが、どうですか?まだ一回目なので、判断するには早いと思います w)。7月のCTの結果とアレディアに変更になって関節痛はどうなったかにkuツいても教えてください。乳癌肺転移。肺生検(HEA2 ホルモンレセプター)について 投稿者: no name2005/06/12 07:50:40二瓶先生 お忙しい所大変申し訳ありませんが母の転移について質問させて下さい。よろしくお願いします。8年前 乳癌(乳房&リンパ隔世し5年間タモキシフェ       ン服用)1年前 子宮体癌(子宮&卵巣全摘 後療法なし)今年4月 子宮体癌時に高かったCA19−9上昇しPET、CT、MRI、腫瘍マーカー検査し肺へ5個ちいさな癌が見つかりました乳癌の腫瘍マーカーが数個上昇しているため乳癌からの転移だろうとの事で 先生(消化器外科先生)からこれからタキソールで治療していくとの事でした8年前の手術標本は現在なく ホルモンレセプターとHEA2検査はしていないです。出来れば肺生検をして HEA2検査、ホルモンレセプター検査をして頂きたい(HEA2が2+ならハーセプチンを併用して欲しいため)のですが 先生に肺生検をして頂きたいとお願いした所 検査しても組織しかわからないからとの事でした。肺へ小さな再発癌が5箇所なのですが 肺生検は小さいと取れない 又は取ってもH・w)テA2検査、ホルモンレセプターの検査は出来ないのでしょうか?また乳癌で8年後 肺へ5箇所小さな癌が見つかった場合 第一の治療は抗がん剤治療ですか?以前その病院で乳癌手術、治療行って頂いた病院なのですが 現在乳癌の先生は他の病院へ行ってしまい消化器外科の先生に治療してもらう事になりました(乳癌手術の場合 他の病院へ紹介)が乳癌の先生のご意見をお聞きしたく質問させて頂きました。お忙しい所申し訳ありませんが 不安でたまりません。どうかよろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/13 20:30:52初めまして 6月12日のnonameさん乳癌の先生が他病院に行かれて、心細く心配のことと思います。CA19-9は消化器癌の腫瘍マーカーで、乳癌の経過観察ではあまり測定しません。子宮体癌の時にCA19-9が高かったということなので、今回のCAS19-9の上昇は子宮体癌と関係ないと断定できないと思います。子宮体癌は乳癌と同じくエストロゲンの影響を受けます。乳癌と子宮体癌のどちらにも反応する腫瘍マーカーもあります。もし、CA15-3が上昇しているのなら乳癌の再発の可能性が后w)烽「と思います。ホルモンレセプターとHER2は、手術時病理組織検査の・u・フホルマリン固定パラフィンブロックが残っていれば検査可能です。するかしないかは別にして、肺生検した場合はその切除した病巣でホルモンレセプターとHER2を調べることができます。乳癌の転移かどうか確定できないときは、何らかの形での生検は必要かもしれません。もしも子宮体癌の肺転移なら治療法が違ってくるかもしれません。CA19-9は消化器系のマーヵーなので、万が一消化器系からの肺転移ならまた治療法が違ってくるかもしれません。乳癌の肺転移だとすると、無病生存期間が長く今のところ症状はないようなので、ホルモン反応性があるのならホルモン療法から始めることが推奨されています。子宮体癌時に両側の卵巣は摘除されているので、閉経前後に関わらずホルモン療法剤の服用ということになります。最近のホルモン療法の仕方だと、アロマターゼインヒビターのアリミデックスかアロマシンということになります。ホルモン反応性がないならば化学療法を行うことになります。HER2が強陽性ならハーセプチンも選択肢になります。簡単に書きましたが、参考にして主治医と話し合ってみてください。ありがとうございました 投稿者:!
akke 2005/06/07 22:59:13二瓶先生、お忙しい中、早速お返事頂きありがとうございました。分かりやすく丁寧な説明をして頂き、今後の治療を受ける上で、大変参考になりました。先にも書きましたように、私は乳腺外科のない病院で治療を受けておりますので、先生から専門的な意見を頂くことが出来たということは、本当に心強く嬉しいことです。思い切って質問してみてよかったです。これからも、分からないことがあったときには、よろしくお願い致します。ホルモン治療について 投稿者: akke 2005/06/05 23:55:294月19日に浸潤性乳管癌で乳房温存術(乳房扇状切除術)を受けました。愛知県在住、45歳、閉経前、二人子供がおります。尚、家族には癌の者はおりません。腫瘍は1p、断端陰性、リンパ節郭清も行い、結果は1(−)0/15、2(−)0/2でした。悪性度、核異型度については不明なのですが、ER(+)、PR(+)、Her2(1+)です。現在は放射線治療中で、25回(50グレイ)の予定です。放射線治療が終わる6月中旬に、主治医の診察がある予定で、ホルモンレセプター諭w)ル性ということで、恐らくホルモン剤を勧められると思います。私の場合、閉・uホ前なので、LH−RH製剤が2年、抗エストロゲン剤が5年というのが標準治療という記述をある資料で読み、そのつもりでいたのですが、先日、放射線科の先生が、「あなたは予後がよさそうだから、更年期障害が急に来るのもつらいだろうから、抗エストロゲン剤だけでもいいんじゃないかな・・」ということをおっしゃていました。私としては、出来れば自然な形で更年期を迎えたい、もしも使わなくてもそんなに再発率が変わらないのであれば、LH−RH製剤は使いたくない、という気持ちはもちろんありますが、絶対に再発はしたくない、という気持ちが1番強くあります。私の場合は、LH−RH製剤は使わなくても大丈夫だと思われますか?乳腺外科がない市立病院で診て頂いておりますので、今後の治療について少し不安を覚えております。悪性度等が不明なので、お答えづらいかも知れませんが、先生のお考えを教えて頂けたら嬉しく思います。よろしくお願い致します。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/07 01:22:35akkeさん はじめましてakkeさんの予後は良いと思います。核異型度は不明ですが、それを除く・u梃級ハは2005年のザンクトガレンのリスク分類でLow riskに相当します。仮に核異型度が2ないし3だとしても、Low riskに準じて治療をすすめて良いと思います。閉経前Low riskの推奨治療は、タモキシフェンか何もせず様子を見る、その二つのどちらかです。仮に核異型度でInternediate riskに分類されても、akkeさんの場合は幅のあるInternediateの中 で最も予後良好に近いと思います。ホルモン反応性があるIntermediate riskの推奨治療の中でホルモン療法だけの方法を選ぶと、タモキシフェン±卵巣機能抑制となります。±の部分ですが、akkeさんは45歳なので卵巣機能が30代の時に比べ低下してきているはずです。これは生理的なもので誰でもそうなります。そうだとするとLH-RHアゴニストで卵巣機能を抑制する効果は、あってもごくわずかだと考えられます。結論としては、Low riskに準じタモキシフェンだけで良いと思います。5年間服用です。卵巣機能が低下しているとタモキシフェンだけでも生理が止まってしまうかもしれませんし、更年期様の症状も出るかもしれません。服用し・u桙トみなければわかりませんが、タモキシフェンだけでもそうした副作用がありw)得ることは知っておいてください。疑問があれば、また質問してください。わかりました 投稿者: ぽち 2005/06/06 14:03:11先生 ありがとうございます。すごくよくわかりました。初めはDr.も私たち家族も乳房切除は 覚悟していたのですが温存も可能性としては出てきたんじゃないかと思い 質問させていただきました。次回 Dr.とも今後の事(治療方針)をきく上でも 参考にさせていただこうと思いました。これからまた わからなかったり迷ったりした時は ぜひ 相談にのってくださいね。先生 ありがとうございます 投稿者: ぽち 2005/06/05 16:52:03少し安心しました。もう少し 先のことも気になるので お話を聞きたいのですが…お付き合いくださいm(_ _)m私の母のDr.は ネオアジュバンドにFEC6クールを計画されているのですが 4クールでオペをするほうが効果があるのですか?一応 Dr.がはじめにされたお話だと もしケモが効けばもう1種類別のケモをして できるだけ小さくしてオペをしましょうと言われたんですが ネオアジュバンドで2!
AI服用したほうがいいのか すぐにAI服用していくというほうがいいのでしょうか?あと ステロイドの吐気を抑える作用機序がよくわからないのですが… ちなみに 今 うちの母はデカドロンのかわりにプリンペランを使用してます。なんだか 質問ばっかりになってすみません。でもうちは父が早くに亡くなって 母1人なので今いなくなっては困るんです。最善を尽くしてあげたいのです。よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/05 23:45:49ぽちさん、お母さんのしこりは7cmと大きいので、術前に化学療法をしてから乳房切除術になるのだと思っていました。乳房温存手術のガイドラインでは、大きさ3cm以下を乳房温存の適応とし・u桙トいます。ネオアジュバントの目的の一つに、しこりの大きさを小さくして乳w)房温存手術率を高めようということがあります。お母さんの場合すでに2cmまで縮小したので、十分に乳房温存手術は可能だと思います。同じ抗癌剤を用いた化学療法のレジメンを用い化学療法を術前に行った群(ネオアジュバント)と術後に行った群の比較で、生存率改善に対する効果は同等という結果が出されています。少なくともネオアジュバントが劣るという結果はありません。ネオアジュバントだけで癌細胞が顕微鏡レベルでも存在しなくなることが10から20%に見られるという臨床試験の結果があります。このことをpCRと言いますが、実のところは病理学者によってpCRの基準が違うので実際にどのくらいpCRになるのかは不明ですが、少なくとも5%以上の割合でpCRが存在するのは間違いないと思います。pCRになった症例は予後が良いことが分かっています。お母さんの場合、さらにFECを続けることでpCRに近づくのならFECを6サイクル行うのも良いと思います。アンスラサイクリン系のEには心毒性の問題もあるので、それ以上続けるのは問題があると思います。臨床試験でもFEC6サイクルとぁw)サれ以上行った場合の比較で治療効果に差がないということが分かっているので、FECは6サイクルまでだと思います。いろいろな臨床試験の結果では、アンスラサイクリン系の抗癌剤の入った化学療法の後にタキサン系の抗癌剤投与が効果的であることが分かっています。pCRに近づくことを目標に化学療法を続けるのであればタキサン系ということになりますが、ステロイドが使えないのではタキサン系は難しいかもしれません。ネオアジュバントの最大のメリットは、抗癌剤の効果を目で確認しながらできるということです。しかし、効果があるからどんどんやれば良いということにはなりません。抗癌剤には副作用があります。そのデメリットとメリットの兼ね合いで、手術に持って行く頃合いを失わないことが大切です。どんどん化学療法を行ってpCRになったのに、肝機能が相当悪化してしまっては元も子もありません。pCRかどうか判定するためには、今のところ手術をして病理学的に判定するしか方法がありません。将来診断装置の進歩で手術をしなくてもpCRと判定できるようになれば、pCRの場合は手術をしないようになるかもしれません。一函w)ハ的にアンスラサイクリン系の抗癌剤を含むネオアジュバントを4サイクル行kuチて手術をし、術後にさらに化学療法たとえばタキサン系を3週毎4サイクルすることが多いように思いますが、実際のところはネオアジュバントに標準的なやり方はまだありません。主治医の考えで、言うなれば手探りで行われているというのが現状です。術後の化学療法の目的は、手術時点で全身のどこかに存在するかもしれない微少転移をたたいて治癒を目指すことです。ネオアジュバントにも同じ効果が期待できます。しかも術後化学療法と違って効果を目で確認できます。pCRになるような症例はおそらく微少転移にも有効性が高く、再発の芽になる微少転移を摘むことによって予後が良いのだろうと考えられています。お母さんが乳房温存手術になった場合、放射線照射が行われることになると思いますが、照射中は化学療法を休むことになります。さらに化学療法を行う場合は照射終了後に再開されます。ホルモン療法は化学療法を終了してから開始するのが最近の投与法です。お母さんはホルモン反応性があるのでホルモン療法をすべきです。以前はタモキシフェンが第一選択でしたが、これも臨床試験の結果からアロマターゼインヒビターを初めに用いた方が成績が良いことぁw)ェ分かっているので、アロマターゼインヒビターをおすすめしました。以前は吐き気止めに5-HT3受容体拮抗剤を用いていましたが、デカドロンのようなステロイドホルモンを併用するとさらに吐き気を抑えることができます。吐き気に対するステロイドの作用機序について詳しく分かりませんが(おそらく脳の吐き気中枢に働くのだと思いますが)、アンスラサイクリン系の抗癌剤による吐き気をかなり抑えることができるようになりました。5-HT3受容体拮抗剤がなかったかなり昔は、アンスラサイクリンで一週間吐き続けて全く何も口にできないような方もいました。ちなみにプリンペランは吐き気止めですが、抗癌剤による吐き気に対しては5-HT3受容体拮抗剤より効果ははるかに劣ると思います。タキサン系の抗癌剤特にタキソールの場合は、薬を溶かす溶解剤によるアレルギーの問題があるので、ステロイドホルモンの前投は必須です。タキソテールの低容量で週一投与ならステロイドなしでもできますが、タキソールは週一投与法でもステロイドの前投が必ず必要です。思うまま書きましたが、参考になったでしょうか。ありがとうございました 投稿者!
: no name 2005/06/05 17:36:25暖かい思いやりあふれるお言葉で思わw)ず涙してしまいました。今の現実を受け止めて希望をもって前向きに頑張りたいと思いました。ありがとうございました。遠く離れている先生がとても身近に感じられこのような質問箱を設けていただいたこと又こうして巡り会えたこと先生・関係者の皆様・そして神様に感謝します。又、質問なのですが化学療法で卵巣機能が廃絶とありましたが、どういうことでしょうか?いろんなHPを見てますと、西洋医学に限界を感じられた先生が東洋医学(鍼・灸)を取り入れ、サプリメントをだしてみえる方法をみかけました。私は個人的にはサプリは病気になった今飲むことは考えていませんが、鍼はどうかなぁと思っています。先生はいかがお考えでしょうか?以前から仕事柄ぎっくり腰によくなり鍼治療してます。長々とすみません。どうぞよろしくお願いします。母の乳がん 投稿者: ぽち 2005/06/03 14:05:25私の母が 今年3月に検診で乳がんと診断されました。母のデータとしては 年齢;54歳  兵庫県 37歳の時に子宮筋腫により子宮摘出(卵巣あり) その際 B型肝炎キャリアであることが判明 血縁関係;4年前に福w)黷フ父親が前立腺がんで亡くなる 2年前より右胸に張りがあり、本人は生理前などにあ る張りだと思っていた 母の友達が検診に行くので 自分でも気になっていたので検診へ行き乳がんと診断という感じです。母の腫瘍のデータとしては ステージ3a 大きさ;約7センチ 骨シンチ;甲状腺に少し多く集積あり      もともと集積する場所ではあるがそれより      少し多めな気がするとのこと 肝肺CT;転移なし 細胞診;核異形度2 ER,PgR陽性 HER2陰性初めはタキサン系でネオアジュバンドをとDr.が言ったが キャリアのためステロイドが使えないので断念。FEC(600,75,600)でケモを3月末から開始。6クール計画しているうちの4クール終了。腫瘍の大きさが7p→2pに縮小。ここまでは良い結果なのですが、最近肝臓の値GOT(34),GPT(45)と上昇しています。キャリアであるのもあり少し心配です。ケモをしているので肝腎が多少悪くなるのはしょうがないと思うのですが 急に劇症肝炎に陥ったり…ということはないのでしょうか?   投稿者: 二瓶です。 2005!
/06/05 15:31:36ぽちさん はじめましてお母さんのしこりの大きさは7щuタ竝と大きめですが、全身検査では遠隔臓器に転移が見られず、術前の化学療法にも良く反応しているので、これからの治療をきちんとすすめることが良い結果につながると思います。骨シンチでは通常甲状腺に病的と判断するような集積は見られません。ガリウムシンチといった腫瘍シンチで甲状腺全体に異常集積が見られれば、甲状腺の悪性リンパ腫などの場合がありますが、私の経験でも骨シンチで甲状腺に悪性病変が見つかったことはありません。甲状腺に乳がんが転移することはありますがめずらしいし、術前のこの段階での甲状腺転移はなおさらまれだと思います。タキサン系特にタキソールを使う場合は、前投薬にステロイドホルモンを必ず使います。タキサン系でなくても吐き気を抑えるためにステロイドホルモンを用いますが、タキソールのように必ず必要ということではありません。ネオアジュバントに用いる薬はタキサン系でなければならないわけでなく、FECやACまたはECといったアンスラサイクリン系の入ったレジメンも用いられます。むしろ、アンスラサイクリン系が用いられることが多いと思います。いずれにしてもFECは良く効いているぁw)ニ思います。ネオアジュバントなのでFEC4サイクルで手術というやり方が多いと思います。術後に効果のあることが実証されたFECの残り2サイクルを行うことになると思います。最近はACやEC4サイクルに引き続きタキサン系を4サイクルというやり方が多く行われるようになっていますが、お母さんはHER2が陰性なのでアンスラサイクリン系の後に引き続きタキサン系を投与するという方法のメリットはさほどないと思います。FEC6サイクルで十分と考えます。その後にERとPgRが陽性が陽性なのでアリミデックスといったアロマターゼインヒビターを5年服用が標準的な治療に沿っていると思います。肝機能のGOT(34),GPT(45)は少し上限を超えているだけで問題にするほどではありません。化学療法の影響で肝機能が悪くなることはあります。キャリヤーでなくても誰でも肝機能が悪くなることはあります。さらに肝機能が70や80を超えて悪化していくのなら化学療法を休まなければなりませんが、次は手術ですから手術に問題ないほどの肝機能障害であれば予定にしたがって手術になると思います。こうした一連の治・u棊テの過程で劇症肝炎になることはまずないと思いますので、そのことはあまりw)心配せず治療をすすめてもらって良いと思います。肝機能に関しては主治医も十分気をつけていると思いますし、肝炎ウイルスの活動性を見る血液検査もあります。疑問があったら、また質問してください。私の乳がんについて 投稿者: ロコ。 2005/06/03 12:31:47はじめまして・・・よろしくお願いいたします。三重県在住です。乳がん患者本人です。39歳10ヶ月・閉経前・女性です。高2・小6・2年の女の子の母です。H17、4/4  右乳腺円状部分切除 センチネルリンパ節生検、腋高リンパ節郭清 レベルT・Uまで  39歳8ヶ月4/18〜5/26  放射線療法 25回 50グレイ 照射終了6/10      第1回目入院にて 化学療法開始予定  3ヶ月3週間×4 AC その後3ヶ月ウィークリーでTを12回              (1回目だけ入院して様子みるとの事)     後、5年間TAMの予定です。    病理の結果・・・乳頭腺管がん  2.8p×1.5p×2.0p リンパ節転移 3/10  グレードUB ・u條j異型度は知りません辺縁(-) リンパ・静脈(-) エストロゲン受容体(80〜90%) プロゲステロン受容体(10〜20%) HER2 2+家族にはがん病歴はいませんが、31歳7ヶ月・第3子妊娠時、子宮頚がんを患いました。幸いにも0期で、H9、2/19子宮円錐切除術をしました。おかげさまで、再発もせず今日に至っています。  体格は 結婚時、164p 62kg 現在 66kgです。質問をさせていただきます。乳頭腺管がんはどういったがんですか?予後は悪いですか?サンクトガレン 2005年ではどの分類になりますか?HER2 2+についてもわかりません。タキソールを3ヶ月×4回とウィークリーとの効果の違いはいかがですか?同じ治療してできれば効果大の方を選びたいですが・・・副作用によって体調もありますが・・・。私の病状でわかることあればいろいろ教えていただきたいです。症状・治療他人それぞれ違い大変な病気になったものだと感じています。放射線治療が終わり不安定な気持ちになり、落ち着いたかと思うと化学療法1週間前で鼻w)メ安でいっぱいです。どうぞよろしくお願いいたします。 投稿者:
二瓶です。 2005/06/05 15:31:08ロコさん はじめましてこの先自分はどうなるのか不安感でいっぱいだと思います。同じ進行具合の乳がんでも、人それぞれ違った経過をたどります。これから、ロコさんの乳がんについて書きますが、それはすべて統計的なデータの蓄積から分かったことを当てはめて書くのであって平均値的なことです。だからロコさんの個人的な乳がんに必ず当てはまるということではありません。目安にはなると思います。大事なことは、自分の乳がんは自分のものとして受け入れ、周りの乳がんの方と比べることなく必要な治療を受けきちんと経過を見ていくことです。まず乳頭腺管癌という病理診断のことについて書きます。通常乳がんと言うときは浸潤性乳管癌のことを指し、病理の先生が顕微鏡で見て癌細胞の集まった形態からそれぞれに名前を付けています。頻度の少ない特殊な形態をした乳がんを除いた通常の乳がんを、日本の乳癌取扱規約では乳頭腺管癌、充実腺管癌、硬癌と3つに分類しています。欧米ではこのように細かく分けずひっくるめて浸潤性乳管癌としています。日本の病理の先生は仕事が細やかで3つに分けて診断してくれますが w)それなりに意味があります。がんのおとなしさで言うと、これも長年のデータの蓄積つまり組織型と予後の関係に関する検討から得られた結果ですが、乳頭腺管癌が最もおとなしいということが分かっています。その反対が硬癌ですが、ものすごい差があるというわけではありません。それにあくまでも平均値的なことであって、個別的にはそれぞれ別の顔を持っていて平均値からはずれることも多いのです。統計的には乳頭腺管癌は乳がんの中ではもっとも普通の型で、その中で最もおとなしい型だと理解しておいてください。2005年のザンクトガレンのリスク分類は、まずホルモン反応性があるかなしかで分け、リンパ節転移の状況やHER2がどうなっているか、さらに病理学的な腫瘤径や組織学的悪性度などでLow、Intermediate、Highの3段階のリスクに分けています。ロコさんの場合、ホルモン反応性がありで腋窩リンパ節3個に転移があるのでInternediateかHighになります。どちらになるかはHER2の状態で決まることになります。HER2について解説するとたいへん難しいの省略しますが、HER2は癌細胞の増殖を刺激する・u檮・pのある物質の受け皿だと思ってください。エストロゲンに対するエストロw)ゲン受容体のエストロゲン受容体に相当するものだと思ってください。HER2が過剰だと悪性度の高い乳がんということになります。HER2の検査法には大きく2つあって(この検査法についても難しいので省略します)HER2(3+)と記載されたときは過剰ということで、ロコさんの場合のリスクはHighになります。実際にはロコさんはHER2(2+)と判定されているので微妙です。HER2が(2+)以上ではハーセプチンという薬が使えることになっていますが、(2+)の時はFish法という遺伝子レベルの別な検査でHER2が増殖しているかいないか確認すべきとされています。ですから、HER2が(2+)でも実際にはHER2が増殖していなければ、ロコさんのリスクはIntermediateになります。ホルモン反応性がなければリンパ節転移が1個あれば、ロコさんのようにホルモン反応性がある時はリンパ節転移が4個以上で自動的にHigh riskになります。ロコさんは若いので術後の治療はしっかりすべきだと思います。ACを4サイクル行い引き続きT(たぶんタキソールだと思いますが)を4サイクル行う方法は w)現時点で最も効果的とされる方法です。Tは3週毎に4サイクル行うのが元々のやり方です。再発の治療でTを3週毎に行う方法とTの一回投与量を少なくして毎週投与する方法を比較した臨床試験で、両者の効果は同等で毎週投与の法が副作用が軽く外来通院で安全に行えることが分かりました。この再発治療の仕方を術後の治療に応用したのがウィークリーでTを12回という治療です。私もこの方法で投与することがありますが、骨髄抑制がほとんどなく吐き気などの消化器症状もなく、働きながら通院で治療を受けている方が多くいます。化学療法後にTAMが5年間ですが、エストロゲン受容体が80〜90%陽性なのでホルモン療法の効果が期待できると思います。ただし、臨床試験でHER2 が過剰発現しているときはTAMが効きにくいことが分 かっています。ロコさんはHER2(2+)なので、前にも書いたように微妙です。それから、化学療法で卵巣機能が廃絶してしまうことがありますが、もし月経がある時はLH-RHアゴニストなどで卵巣機能を抑制すべきだと思います。結果はなるようにしかならない、つまり実・u檮ロに再発するかしないかは誰にも分かりません。平均値的なリスク分類に当てw)はめれば、リスクの高い方に分類されますが、本当にそのリスクに当てはまるのかどうかも分かりません。そうした不確かさの中で少しでも良い結果が得られるように、臨床試験で実証された今最も良いとされている治療をきちんと受け、そして不安を乗り越え前向きに生きることです。疑問があったら、また質問したください。新たな疑問が… 投稿者: IKH 2005/06/04 01:06:30二瓶先生、先日はお忙しい中詳しくわかりやすいお返事、ほんとうにありがとうございました。聞いたとおりに書いた診断結果はおおまかすぎたようでしたので、今日(3日)主治医の先生のお話を聞いてきました。が…ホルモン反応性の程度については詳しい数値は出てない(?)らしく有り無しで判断しているとのこと、グレードなども結局教えてもらえませんでした。やはり化学療法はすべきとは言われず、どうしますか?と問われました。もし化学療法をする場合は比較的副作用の軽いCMFではダメですか?と聞いたところ、じゃあそれにしましょう、3週毎に4〜5回とのこと。現在服用している薬(エマルック錠)も変らず飲み続けると言われました。化学療法をしながらホルモン療法・u桙cIても大丈夫なのでしょうか?そして化学療法をした方が〜という根拠はやはりよくわからず大きいから危険度が高いということでした。詳しい数値が出ないなんてことがあるのでしょうか?抗がん剤をそんなにあっさり変えて3週毎に4回でも効き目はあるのでしょうか?やはりもう一度、二瓶先生のお考えを伺いたいと思いました。たびたび申し訳ありません、よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/05 15:30:40IHKさんが主治医への信頼をなくすと今後の治療にも影響がでる可能性があるので書くかどうか迷いましたが、正直に言ってIHKさんの文面から判断してお母さんの主治医は少し?です。最近のホルモン反応性の検査は免疫染色で行われ、染まる癌細胞の割合で陽性か陰性かが決められています。10%以上の細胞が染まれば陽性といった感じです。つまり、染まる細胞の割合でホルモン反応性が弱いか強いかが予測できるのです。ザンクトガレンの治療指針を含め、治療方針の決定には悪性度のグレード分類が必須になってきています。グレードが分かっているのなら教えてくれると思います。分かっていないなら、当然教えらぁw)黷ワせん。エマルックという名前は初めて聞いたので、医薬品集で調べるとタ・u焜Lシフェンのジェネリック薬品でした。以前は術後にホルモン療法と化学療法を同時に行っていました。それで特に副作用が強く出るということはないので、同時に行っても大きな問題はありません。ただ臨床試験の結果、化学療法が終了してからホルモン療法を開始した方が成績が良いという結果が出ているので、乳がんを専門に治療している医者にとっては化学療法後にホルモン療法というのは今や常識です。CMFは4週が1サイクルで6サイクル行う治療法です。3週毎に4〜5サイクルというのは変です。副作用の関係で6サイクル完遂できないことはありますが、初めから4〜5サイクルというのはおかしいと思います。その辺でも、主治医は少し?です。前にも言ったように化学療法をする根拠を説明してもらい、納得した上で治療を受けるべきだと考えます。疑問があったら、また質問してください。重要なお知らせ。 投稿者: 橘です。 2005/06/02 23:17:29質問箱が調子が今一です。皆さんにはご心配をおかけしてます。様子を見ながら、もしかすると掲示板を変えるかもしれません。新しい掲示板になった場合は、今までの掲示板の内容は見れなぁw)ュなりますのでもしものときの為、必要な場合は(必要だと思いますが)皆さんの質問と二瓶先生の返答を質問箱からコピーして保存するようお願いいたします。
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