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No.15

すみません 投稿者: ローズ 2005/06/02 11:24:335月28日に質問した者ですが、私の書き込みミスでしょうか!?それとも・・・?????先生からの解答と、お礼のメッセージが消えてしまいました。すごく分かりやすかったので、家族に先生からの解答を伝えようと思っていました。とても残念です。no title 投稿者: KELLY 2005/05/26 09:48:12二瓶先生、こんにちは。以前ゾラデックスとノルバデックスの併用の件で大変お世話になりましたkellyと申します、ありがとうございました。再度質問させていただきます。もし他の病院に転院する場合は今後の治療にとって不利になるでしょうか。手術で取った腫瘍の永久標本やプレバラードなど、全部今の病院にあるので、どうしたらいいかわかりません。安心して治療を受けたいので、どうかアドバイスをよろしくお願い致します。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/27 23:20:58KELLYさん、患者さんが病院や医者を選ぶのは当然の権利で、そのことで不利があってはならないことです。とは言っても、問題を残さず病院を変えることに越したことはぁw)りません。そのためには主治医に事情を説明し、診療情報提供書を書いてもらうことがベストです。しかし、主治医に話を切り出すことが心情的に困難なこともあると思います。無理はしなくて良いと思います。幸いKELLYさんの場合は、今後の治療に必要な情報が全てKELLYさんの手元にあります。手術法や病理組織診断の結果、ホルモン反応性やHER2の情報が全て分かっているので、治療の方針を立てるにあったての問題はありません。転院先の先生がどうしても知りたいことがあれば、新しい先生が元の主治医に問い合わせるという方法もあります。けっして不利なことはありません。KELLYさんが納得できる治療を受けることが最も大切で最優先されるべきことです。 投稿者: KELLY 2005/05/28 19:16:53二瓶先生のお返事を読んでいると涙が溢れました。私達患者の気持ちをよく理解していただいて、いつも私達患者や家族の立場に立っていただいて、丁寧に心を温まるお返事をとっても感動致しました、深く感謝しております。患者だけではなく、ドクター達も二瓶先生のHPを見てほしい。二瓶先生に医学以外の事も沢山教えていただき・u桙ワした。有難うございました!no title 投稿者: CHAKO 2005/
05/28 12:18:23ご回答ありがとうございました。こんなにしつこく質問しちゃって... でもそのたびに丁寧に応えてくださって、感謝します。今回までとてもあれこれ迷いましたが、最終的に納得して安心して治療を受けることが出来るようになりました。26日27日と入院して、 CMFをしてきました!(二瓶先生の最後のご回答は退院後読ませていただきました。)緊張してドキドキしながら点滴を始めました。吐き気止めもしっかりしていただいたようで、点滴は無事終わりました。Cは内服です。翌日からほてり感、翌々日の今日はムカムカ感、口中の違和感がありますが、大丈夫大丈夫と言い聞かせて過ごしています。二瓶先生の説明や励ましのおかげで、精神的に安心感があるのがとても良い効果をもたらしてくれてると思います。この質問箱を見られている多くの方が、二瓶先生の恩恵を受けられますように... と願っています!これからもよろしくお願いします。CHAKOさんへ 投稿者: 二瓶です。 2005/05/26 14:39:19CHAKOさんへこの前の返事にゾラデックスとノルバデックス(タモキシフェン)の併用ホルモン療法・u桙フ効果はCMF6サイクル(コース)と同等と書きましたが、根拠となる臨床試験の結果からすると正しくはゾラデックスとタモキシフェンの併用ホルモン療法はCMF6サイクルより良好な成績ということになります。この質問箱を見てくださる多くの方に間違った情報で誤解を与えてはいけないので訂正します。その根拠となる臨床試験の結果を2つ記載しておきます。1)ZEBRAトライアル(1640例)  ER(+)の場合、ゾラデックス2年単独とCMF6サイクルは  無病生存期間:Disease Free Survival(DFS)、  全生存期間:Overall Survival(OS)が同等という結果でした。  (2002年発表)2)ABCSG-5トライアル(1099例)  ゾラデックス3年+タモキシフェン20mg5年の併用群と  CMF6サイクルの比較では、  無再発生存期間:Relapse Free Survival(RFS)が  ゾラデックス+タモキシフェン群で有意に良 好、  全生存期間:Overall Survival(OS)は同等だが  ゾラデックス+タモキシフェン群がCMF群より良好な傾向が  見ら・u桙黷驍ニいう結果でした。(2002年発表)この二つの臨床試験の結果から、w)ゾラデックスとタモキシフェンの併用はCMFより良好ということになります。CHAKOさんの場合はER、PgRともに95%以上ということなので、ホルモン療法の効果がかなり期待できます。もしリンパ節転移が無ければゾラデックスとタモキシフェンの併用ホルモン療法で十分と思いますが、前にも書いたようにリンパ節転移が2個あるので、標準治療にしたがって化学療法とホルモン療法の併用がより良いと思い前回の返事に書きました。予後良好と考えられるので、化学療法はCMFでも良いと思います。CMFと併用ホルモン療法を比較すると後者が良好という結果ですが、CMFとホルモン療法を併用すればそれぞれ単独よりより高い効果が期待できると思います。治療の手順については、臨床試験で化学療法とホルモン療法を同時に行うより化学療法終了後にホルモン療法を開始した方が良いという結果が出されているので、最近は化学療法の後にホルモン療法を開始するのが一般的です。ただ、化学療法の卵巣障害作用から卵巣を保護する目的で、ゾラデックスを化学療法開始前から投与する試みも行われています。一般的には、化学療法が終了しぁw)トからホルモン療法を開始します。今から10年後のことを毎日考えていたら大切な時間を損します。でも、10年後に何をするか計画を立てておいたらいかがですか。楽しみですね。10年後を迎える方も迎えられない方もいることは確かなことで、どうしようもないことです。遠い先のことを心配するより、今を大切に生きればその積み重ねの時間は長短に関わらず一生に相当するのだと思います。  no title 投稿者: CHAKO 2005/05/24 17:52:59ご回答ありがとうございました。ほかの方へのご回答の中に、乳癌学会への参加について触れられておられました。私は開催県の者ですのでとても嬉しく思いました。東北からこちらまできて下さるなんて、私のために来られるわけではないのに、より身近に感じることができてうれしくなりました。早速調べてみましたが、私たち一般の者は入場できそうになくて、残念です。遠目にでも拝見して手を合わせたい気持ちです。ご回答の中では、ホルモン療法とCMFは効果が同等ということです。すぐにホルモン療法をせずに、CMFを6ヶ月間もすると言うのはもったいない期間にならないでしょぁw)、か?そう考えるとホルモン療法のみがいいのかとも考えてしまいます。ちょkuチと楽観的過ぎますか?アンスラサイクリン系をしないというだけで抗がん剤もしっかりしたほうが、少しでも将来の見通しを明るくできるんだと思って謙虚に構えた方が良いでしょうか?ホルモン感受性95%あったといっても、ホルモン療法のみで良いという解釈ではないですね。 10年後まで生きていられるのかな?と悲観的になって落ち込んだり、なんとかなるかなと気が楽になったり.....そんな繰り返しの日々です。何も考えず、天に運命を任せればどんなに楽かとも思います。何か問題にぶつかった時に対策を考えればいいわ、ぐらいに。でもこの質問箱でいっぱい勉強できて、誰にも言えない胸の内を文字にできて、その上的確なアドバイスや励ましをいただいて感謝しています。 投稿者: 橘です。 2005/05/24 23:49:58CHAKOさん、橘です。時間があるときでも「おしゃべり広場」を覗いてみて下さい。おしゃべり広場で話してる方々は皆さん素晴らしい方です。お話すれば、何かが(うまくいえません)・。化学療法について 投稿者: 若葉 2005/05/21 13:48:08初めて質問させていただきます。宜しくお願いしぁw)ワす。一ヶ月前に乳房左全摘手術をしました。 腫瘍1.7x1.8  リンパ節 0/8 ER Pgr(-) Her2(3+) 悪性度2 以上の結果でした。私のような場合補助療法としては化学療法しかないということでどのような化学療法をすべきかと悩んでおります。医師からはFEC CAFを勧められていますが、副作用がかなり強く出るとか、お恥ずかしいことですがとても怖くて私に耐えられるのだろうかと悩んでおります。CMF療法は副作用が軽いようですが今はあまり使われていないのでしょうか。本などを読みますと私の年齢だと効果はあまり変わらないようにかいてありますが・・・他の化学療法はないのでしょうか?お忙しいところ申し訳ありませんが先生のご意見をお聞かせください。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/23 00:36:05若葉さん はじめましてリンパ節転移はなしですがホルモン反応性がなくHER2(3+)なのでザンクトガレンのリスク分類ではintermediate riskになると思います。この場合の標準治療は閉経前後に関わらずFEC やCAFなどのアンスラサイクリン系の抗癌剤を含む化学療法をしなさいというぁw)アとになっています。化学療法の副作用については、してみなければ分からなku「ところがあります。昔より副作用対策はすすんでいます。十分に副作用を軽減する方法を講じて化学療法が行われると思いますので、勇気を持ってまず受けてみることです。何事も行動に移さなければ始まりません。心配しすぎが杞憂に終わることの多いことを、若葉さんも身をもって幾度も経験されていると思います。若葉さんのお年が分からないのですが文面からは閉経後(間違っていたらお許しください)かなと想像して書いてみます。2005年のザンクトガレンでのCMFの位置づけは、心機能など問題があってアンスラサイクリン系が使えないか、どうしても脱毛が受け入れられないような場合に用いるとされ、基本的には標準治療からはずれた形になっています。もしintermediate riskで CMFの出番があるとすれば、最もlow riskに近い予後良好群に?付きで適応が考えられるというような状況です。若葉さんが閉経後であれば、しこりが2cm以下でリンパ節転移がないので、確かにFECなどアンスラサイクリン系の化学療法とCMFで大きな差は出ないと思います。10年見てもその生存率の差は1から3%の間だと思います。CMF!
$B$,$1$C$7$F0-$$$o$1$G$O$"$j$^$;$s!#FECやCAFに対する恐怖心が平静心を乱すのであればCMFでも良いと思います。もし若葉さんが閉経前であれば、ホルモン反応性がなくHER2(3+)なのでFECやCAFを受けるべきと思います。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: 若葉 2005/05/23 09:41:43あたたかいお返事を頂きありがとうございました。とても嬉しく感謝しています。年齢は55歳です。いい年をして怖いなんて恥ずかしいのですが・・・・勇気をもってFECを受けてみてもし無理だとなりますとその時点でCMF療法に変更する事は出来るのでしょうか?下がってました 投稿者: トール 2005/05/20 16:55:03肺炎で急上昇したマーカーが先月少し下がり、今回12.6まで下がってました。だからこのままアリミデックスでいきましょうとのことでした。呼吸器科では炎症反応も少し上がり影も気になるところもあるけど、マーカーが下がったから今回は良しとして、次回またレントゲンと血液検査をしましょうということでした。マーカーが下がり飛び上がるほどうれしかっ・u桙スのですが、呼吸器科の結果でガクッとし、でも下がったんだからと自分に言w)い聞かせ帰ってきたところです。このところ二瓶先生お忙しそうですが、お体気をつけてくださいね。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/23 00:35:14腫瘍マーカーが1ヶ月で10ほど低下し良かったと思います。アリミデックス継続で良いと思います。でも、まだ肺に炎症があるようなので、腫瘍マーカーは下がったとは言え慎重に経過を見ていくことが大切です。このところ29日の市民公開講座の準備と6月の乳癌学会の準備と質問箱が重なり、少し時間に余裕がなかったのですが、何とかめどが立ったので元の日常に戻りつつあります。ご心配をしていただきありがとうございました。 投稿者: トール 2005/05/23 07:04:07 二瓶先生お返事ありがとうございました。マーカーが下がって一安心ですが、肺のこともあるのでちゃんと定期健診怠らずに、少しでも何か症状があるときには早めに病院に行こうと思っています。あまり無理せず、でも楽しいことは沢山していこうと思います。先生も日ごろの生活に戻られつつあるとのことですが、お疲れのことでしょうね。あまり無理をされませんように。no title 投稿者: CHAK!
O 2005/05/21 13:14:22いつも誠意のあるお返事をいただいてありがとうございます。励まされます!また質問ですが、私はホルモン感受性がER、Pgrともに95%以上(+)という結果で、とても良くホルモン療法が効くと言われました。95%はかなり高い率でしょうか?またそれがゆえにホルモンの影響を受けるので、閉経にもって行くとよいというニュアンスの説明を受けました。もし化学療法(CMF?)で閉経すると、ホルモン療法で使われる薬は何が考えられるでしょうか?生理が復活すると、また癌の再発の可能性が高まるのでしょうか? よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/23 00:37:28ERとPgRがともに95%以上で(+)ということは、顕微鏡で見て100個の癌細胞の95個以上にレセプターが存在するということですから、CHAKOさんのホルモン療法有効率は80%以上だと思います。ER(+)の場合のホルモン治療有効率の平均はだいたい60%で、その幅は30%から90%ぐらいあると思います。その中でCHAKOさんは最もホルモン療法が効く群・u桙ノ入ると思います。ゾラデックスとノルバデックスの併用ホルモン療法の効果w)はCMF6コースと同等という結果が出されています。CMFでの卵巣機能廃絶はC:エンドキサンの作用ですが、CMFの効果の拠り所の一部は卵巣機能抑制つまりホルモン療法的な効果にあると考えられています。エンドキサンでの卵巣機能廃絶は不可逆的で、LH-RHアゴニストによる可逆的な卵巣機能抑制と違っています。もしCMFで閉経状態になった場合は、卵巣機能抑制目的のLH-RHアゴニストは必要なくなります。つまりホルモン療法としてはタモキシフェンだけで十分ということになります。理論的にはアロマターゼインヒビター(AI)も有効です。最近は閉経後のホルモン療法でタモキシフェンよりAIが投与されることが多くなりその方が効果的であることも証明されていますが、CHAKOさんの場合常識的には閉経前の年齢なのでAIを使うとすれば保険適応上の問題が出てきます。CMFで閉経にならなかった場合、あるいはLH-RHアゴニストを終了して生理が戻った場合、再発の可能性が高まるかどうかという問題ですが、誰にも証明できない難しい問題です。有効性と有害事象の兼ね合いや日常生活のQOLの・u梭ロ持などのいろいろな問題に折り合いをつけ、最大効果が期待できる投与法として認知されたのが標準治療です。生理が復活すると再発の危険性が増すと必ずしも考えなくて良いと思います。ホルモン療法にせよ化学療法にせよ、それに打ち勝って耐性を獲得した癌細胞が再発の基になるのだとしたら、たとえば生理が戻ったとしてもその影響を受けない細胞が増殖していると考えられます。残念ながら標準治療をしても再発してしまったのなら、その時その状況に最も効果的な治療をするということが肝心なのだと思います。答えになったでしょうか。no title 投稿者: MS 2005/05/19 00:36:16はじめまして。よろしくお願いします。36歳女性、ステージU(しこり3.5p)で温存術を受け、放射線(50G)後、ホルモン療法中(リュープリン2年+ノルバデックス5年)です。ただ副作用がきつく現在はリュープリンのみになっております。modified Bloom-Richardson分類 で、score 8 GradeV(poorly differentiated)、右浸潤癌(充実腺管癌)、リンパ0/17、ER,Pg!
rともに陽性、HER2(+1)、病理学的腫瘤径2.4×1.
2cm大の地図状の広がりを示す病変あり。この結果からの5年、10年の再発率と生存率を教えていただけますか?そして標準治療(リュープリン+ノルバデックス)→リュープリンだけとなると、どう変わっていくのでしょうか?標準治療を8ヶ月しましたが副作用(頭痛、関節痛、めまい、しびれ、立ちくらみ)がきつくてホルモン剤をとめることにしましたが頑張れてない自分がいて不安になります。どうかアドバイスをお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/20 19:56:32MSさん はじめましてステージUの5年生存率、10年生存率はそれぞれ90%前後、80%前後だと思います。再発のない状態の生存率(健存率)はそれぞれの生存率より10%低い程度と考えてください。これらの数値はあくまでも統計的なものです。施設ごとに違っているし、同じステージUでも幅があるのでMSさんのステージUをこの統計に当てはめて考える妥当性も低いと言えます。年齢でも違ってきます。あくまでも目安と思ってください。いずれにしてもステージUでは再発する可能性より治癒する可能性の・u桾cF高いことは事実です。再発した方にとっては再発率100%だし、治癒した方にとっては再発率0%と言うことです。大切なことはきちんと経過観察をし、問題が生じたらきちんと治療を受けることだと思います。目安はだいたい分かったと思いますので、その生存率の数値に惑わされず今の治療を継続してください。MSさんの術後の結果を2005年のザンクトガレンのrisk分類に当てはめるとintermediate riskになります。ホルモン反応性があってリンパ節転移がなくHER2が(1+)なのでホルモン療法の効果が期待できます。ザンクトガレンの治療指針でのホルモン療法はタモキシフェン+LH-RHアゴニストまたはLH-RHアゴニストです。併用の方が効果が高いと思いますが、副作用の問題でタモキシフェン(ノルバデックス)が使えないとなるとLH-RHアゴニストだけでも良いと思います。MSさんが現在投与されているリュープリンで良いと思います。絶対にノルバデックスとの併用が必要だと言い張るほど大きな差はないと思います。経験から言うのですが、MSさんは36歳と若いので統計的な数値にとらわれず経押w)゜をきちんと見ることが重要です。疑問があったら、また質問してください。w)・凾タ投稿者: MS 2005/05/22 00:52:01 二瓶先生、とても分かり易いアドバイスをいただき、ありがとうございました。このまま治療を続けていく気持ちになりました。治療と長い付き合いになるので、あせらず行こうと思います。ほんとうにありがとうございました。KELLYさんへ 投稿者: 二瓶です。 2005/05/20 00:10:22KELLYさんへゾラデックスとノルバデックスの併用つまりLH-RHアゴニストとタモキシフェンの併用は、それぞれの単独より生存率改善効果が高いという成績がいくつかの臨床試験で出されています。勉強不足かもしれませんが、LH-RHアゴニストとタモキシフェンの併用がそれぞれの単独より成績が悪いという結果は見たことがありません。念のためゾラデックスとノルバデックスを開発した製薬会社の方に聞いてみましたが、会社としてそういう情報は入手していないとのことでした。そもそもATAC(通常ATAC trialといって、その結果については乳がん治療に関わる者なら誰でも知っている有名な臨床試験です。)はノルバデックスあるいはアリミデックス(アロマターゼインヒビター)の単・u椏ニと両者併用の効果を比較した臨床試験で、この併用はそれぞれ単独使用より効果が劣るという結果が出されています。憶測ですが主治医の先生はひょっとしたらアリミデックスとゾラデックスを混同し勘違いされているのかもしれません。HER2が(−)であればゾラデックスとノルバデックスの併用で良いのではないでしょうか。私の知らない情報があったら、また教えてください。 投稿者: KELLY 2005/05/21 00:32:13 先生、いつもご丁寧なお返事をいただき、本当にありがとうございました。主治医の先生にゾラデックスとノルバデックスの同時併用が効果が劣ると言われて以来、今後の補助療法についてはどうしたらいいか、大変悩んでいて日々不安でした。主治医の先生の一言で私達患者の人生を左右されちゃうですね。色々深く考えさせました。愛する家族のためにも頑張らないと、落ち込んではいられませんね!例え再発率が1%でも下げられるであれば前向きに進んでいきたいと思っています。また断れるかもしらないですが、もう一回主治医の先生に同時併用のことをお願いしてみます。二瓶先生から勇気と優しいさをいただいたことをず〜と忘れませぁw)。心から感謝いたします。これからもご相談させていただくと思いますが、遂u・非ともどうぞ宜しくお願い致します。まだ迷っています 投稿者: つるるん 2005/05/19 22:57:52とてもわかりやすく丁寧なご返答ありがとうございました。しつこいようですが実は放射線治療のことでまだ迷っているのですが、もう1度先生のご意見をお聞かせ下さい。先日セカンドオピニオン(サードオピニオンになりますね)を聞きに別の病院に行ってみたところ、次のような見解をいただきました。「炎症性乳がんで皮膚のリンパ管が断端陽性の場合再発はおそらく避けられないだろう。これまでの経過からみてもたちの悪いガンであろうことが推測でき、皮膚に放射線を照射しても死滅させることは困難。再発予防という意味での現段階での放射線の照射は意味がない。」だいたいこのような内容のご意見だったと思います。この説明を聞いて、なんだかよく分からなくなってしまいとても混乱しています。この見解を先生はどのように受け止めましたか、お聞かせいただけませんか?度々の同じ質問で申し訳ありません。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/20 19:57:48この前はつるるんさんと向かい合って直にお話しているのではない・u桙フで少し遠慮してお答えしています。別の病院でお話を聞かれてたちが悪いと説明を受けられたようなので、私の経験を踏まえもう一度お答えしたいと思います。純粋な炎症性乳がんにはしこりが存在しないことになっています。つるるんさんの場合は病期VBということなのでしこりが触れたのだと思いますが、皮膚の状態から炎症性乳がんと診断されたと考えます。ありのままきびしく書きますが、炎症性乳がんはたいへん予後の悪いものです。断端が陽性だったとのことなので局所再発が起こる可能性はひじょうに高いと言えます。そこに放射線照射すると局所再発率が下がるという報告はありますが、照射野を十分に考慮しないと逆効果になる可能性もあると思います。私は放射線科医でないのでほんとうにそうかどうかは分かりませんが、これまで照射野の周囲に再び再発巣が出現しどんどん周囲に広がっていった現実を何度も経験しています。乳がんは全身病です。まず治療の主眼を全身に向けるべきと思います。放射線照射はあくまでも局所療法で、照射中は局所の免疫力を下げるというデメリットもあります。この免疫力低下が再度の局所再発に関係しているかどうかは分かぁw)閧ワせん。つるるんさんが今すべきことは全身療法である薬物療法をしっかり・uメい、定期的に問題がないかどうか診察をきちんと受けていくことだと思います。予後が相当悪いといってもまったく望みがないということではありません。前向きの気持で治療を受けていってください。最後にもう一度放射線照射についてですが、今は局所のことより全身に問題が起こらないかどうかを優先し照射はせず薬物療法で経過を見ることをおすすめします。あまり局所にこだわると、木を見て森を見ずの結果になることもあります。私の意見と別の病院の先生の意見を踏まえ主治医の先生ともう一度よく話し合ってみてください。また疑問があったら、質問してください。タキソール投与について 投稿者: L子 2005/05/19 00:04:28はじめまして。HPを拝見してメールさせて頂きました。3月全摘手術、リンパ転移15、ER(+)PgR(+)、ハーセプチン(0)47才女性、いとこが乳がん、閉経前。現在CEF投与中(3週4クール)、次にタキソール(3週4クール)予定です最近タキソールはウィークリー投与で副作用も少ないとの指摘もあるみたいなのですが、効果については同じなのでしょうか?期間も同ぁw)カ?副作用が少なく効果が同じだとしたら主治医と是非話したいと思っております。メリット、デメリット等はどうなのでのでしょうか。お忙しいとは存じますが、時間がある時にでも返事いただけたらと思います。宜しくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/20 00:10:51L子さん はじめましてリンパ節転移がある場合の術後の化学療法として、アンスラサイクリンを含むACやCEFなどを4サイクル行い引き続きタキソールを4サイクル行うことが多くなってきました。こうしたやり方は臨床試験の結果に基づいて行われるようになりましたが、いずれの臨床試験もタキソールは3週毎投与で行われたので、一般的にはそれにしたがった方法で行われています。タキソールの週一投与法はまず再発治療で用いられた方法で、再発治療での効果については3週毎投与に比較し遜色ないとされ、副作用は軽いという特徴があります。週一投与は一回投与量が3週毎の半分以下なので、白血球減少や末梢神経障害などが軽く安全に外来で行えます。再発治療の結果に基づき術後の治療にもタキソールの週一投与が行われるようになりましたが、いわゆる術・u梃纒竢風テ法としての週一投与が3週毎投与に比べ効果が良いか悪いかの結論はw)出されていません。また、週一投与では何回投与すべきかについても結論は出されていません。たとえば癌研では8回連続つまり2ヶ月間で終了するようです。私の所では3回投与したら1回休む形で4サイクル行っています。約4ヶ月間かかります。週一投与でも脱毛はありますが、消化器症状はほとんどなく白血球も減らず仕事をしながらできるので、3週毎投与よりQOLの観点からはすぐれていると思います。しかし、効果の実証された投与法は3週毎ですから、週一で行うかどうかは主治医の先生とよく相談してみてください。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: L子 2005/05/20 08:34:59 先生ご丁寧な回答ありがとうございました。CEFの副作用が結構きついので抗がん剤に恐怖を持ちだしてきていました。タキソールのウィークリ相談してみたいと思います。お忙しい中このようなHPを開設されていて大変だとは思いますが、とても助かりました。本当にありがとうございました。病院に行ってきました 投稿者: ぶる 2005/05/19 17:00:07先生、早速のご解答ありがとうございました。どうしても気に・u桙ネりましたので、今朝病院でみていただきました。わたしが腫れているとかんじた部分は、大胸筋で、へこんでいるところは、乳腺との境目とのことです。左の胸がないので、比較できないこともあり、不安になりましたが先生に見ていただき安心しました。一応念のため、6月の検診時にエコー検査をすることにしました。前回に「治ると信じてどんとかまえた方が体にいいですよ」と先生に助言していただいたのに、つい気になりパニックになったり落ち込んだり・・くよくよかんがえてもどうしようもないことは考えず、前向きに自然体で生きていきたいです(また何かあると落ち込みそうだけど)本当にありがとうございました!ありがとうございました 投稿者: こっこ 2005/05/19 14:26:08二瓶先生お返事どうもありがとうございました。昨日は点滴を受け、そのあとは姉の家でゆっくり休ませてもらいました。ここ何週間かは姉の都合が悪く、点滴の後は直接家へ帰っていました。それは当たり前の事なのですが、今まで姉夫婦や主人の好意に甘えて点滴の日は姉の家でのんびり休養していたので、(もちろん風邪気味のこともありましたが)ちょっと疲れが・u桙スまってしまっていました。先生のお返事を読んでまた頑張ろう!といku、元気が沸いてきました。落ち込んではいられませんね。早く体調を元に戻してもとの元気なこっこに復活しなければ・・・!本当にありがとうございました。次回結果が出次第、また報告なりご相談を申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。二瓶先生のおてを煩わせている一員の私が言うのも変かもしれませんが、どうぞあまりご無理をなさいませんように・・・。反対側の胸 投稿者: ぶる 2005/05/18 20:04:40以前お世話になった者です。39歳、2ど出産、昨年12月に乳首からの出血から癌が発覚し、しこりはなかったのですが、乳管を這うように広がっているということで、全摘になりました。ステージ1、グレード1、ホルモン+ということで、ノルバデックス服用のみの治療を続けています。今日、なにげなく残っているほうの右胸を見ると、脇と胸の境目の所が腫れている感じがします。その部分と胸の間がすこしへこんでいます。もともと胸が小さいので、わかりにくいですが、子供も腫れてると言います。再発を疑った方がいいでしょうか?触ってもしこりはありませんが・・とても不安で怖いです。今度病院に行くのは6月の始ぁw)゜ですが、もっと早く見てもらう方がいいでしょうか? 投稿者: 二瓶です。 2005/05/19 13:53:07ぶるさんへぶるさんの左は大方が非浸潤がんで、ホルモン反応性有りのグレードTなので予後は良好と思います。左から右への転移の可能性を100%否定はできませんが、経験的に考えなくて良いと思います。ただし転移性乳がんは否定的と思いますが、新たな乳がんの発生の可能性はあり得ます。そう書くと心配になってしまうかもしれませんが、それは乳がんの手術を受けた方すべての方に言えることだし、乳がんの手術を受けていない方については両側の乳腺に起こり得ることです。腫れている感じがあるとのことですが、腋窩と乳腺の境目には副乳と言って乳腺組織が別個に存在する場合もあり、それが女性ホルモンの影響で通常の生理前に乳腺が張るのと同じくふくらむことがあります。この時は痛みを伴うこともあります。ぶるさんが今しなければならないことは、新たな乳がん発生がないかどうかをはっきりさせることです。乳がんのしこりの症状にえくぼ症状があります。少しへこんでいるとのことですが、そのあたりは解剖学的に脂肪の付き具合でへぁw)アんで見えたりすることはあるので、必ずしも乳がんに伴うえくぼ症状や皮膚葛uラ凹とは違うように感じます。典型的ながんで皮膚にへこみを伴うのならば、たいていは触診でしこりを触れると思います。ただ中にはやわらかいがんで触知できない場合もあります。触知できなくても実際にしこりが存在するのなら、たぶん超音波で容易に分かります。その場所ならマンモグラフィでも分かると思います。おそらくがんではないと思いますが、左の手術を受けているので用心に超したことはありません。6月はじめで遅くありませんから、触診だけでなく少なくとも超音波でよく見てもらってください。また何かあったら、質問してください。アロマターゼ阻害剤 投稿者: k.k 2005/05/17 13:05:47はじめまして。よろしくお願いします。39歳です。昨年3月全摘出手術をしその後AC×4ウィークリータキソール(三回点滴一回休み)×4をやりました。手術直後からゾラデックスをはじめました。病理結果はホルモンレセプター+、HER2(0)、リンパ節転移6/17でした。化学療法後タモキシフェンを飲み始めました。しかし閉経後の人にはアロマターゼ阻害剤のほうがよく効くという情報を聞いてご相談させてぁw)「ただきたく思います。現在ゾラデックスで閉経状態にしているのでゾラデックス残り1年はタモキシフェンではなくアロマターゼ阻害剤のほうが効果があるのではないかと考えております。二瓶先生はどう思われますか?またもしアロマターゼ阻害剤に切り替える場合保険は適用はされるでしょうか。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/18 20:14:20kkさん はじめましてkkさんはホルモン反応性があってHER2(-)なのでタモキシフェンの効果が期待できます。確かに閉経後ではタモキシフェンよりアロマターゼインヒビター(AI)の方が、再発を抑する効果の高いことが臨床試験で確認されています。AIは卵巣由来のエストロゲンに対しては無力です。したがってAIの適応は閉経後に限られています。もし閉経前で用いるのなら卵巣機能を抑制しておくことが必要になります。理論的にはゾラデックス(LH-RHアゴニスト)で卵巣機能を抑制すればAIが有効と考えられますが、今のところその有効性については実証されていません。現在臨床試験が行われているので、やがてはっきりすると思います。もし、LH-RHアゴニァw)キトとタモキシフェンの組み合わせよりもLH-RHアゴニストとAIのw)方が有効性が高いと証明されれば、閉経前のホルモン療法としてLH-RHアゴニスト+AIが標準治療になるかもしれません。2005年のザンクトガレンの治療指針では、ホルモン反応性がある閉経前で有害事象のためタモキシフェンが使えない場合に(AI+卵機能抑制?)と括弧付きで記載されています。さらに、今のところ臨床試験では確認されていないとも記載されています。タモキシフェンの効果については引き続き高い評価がされていて、AIに比べタモキシフェンを否定するほど治療効果が劣るということはありません。このような現状では効果が実証されているLH-RHアゴニスト+タモキシフェンを選択する方がより賢明だと思います。仮にLH-RHアゴニストにAIを服用した場合、おそらく保険適応にならないと思います。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: k.k. 2005/05/18 23:12:24ご丁寧なご返答どうもありがとうございました。とても安心いたしました。今の治療を信じてこれからもがんばりたいと思います。またいろいろ不安なこともたびたび出てきてしまうので今後ともどうぞよろしくお願いいたし・u桙ワす。次の治療法について 投稿者: こっこ 2005/05/16 15:08:11二瓶先生お元気でしょうか?ご無沙汰しております。あわただしい日々を過ごしているうちにいつのまにか木々が緑色を増し新緑の季節になっていました。昨年の11月よりハーセプチンの点滴をはじめて以来CEAの値も順調に下がり続けていたのですが、3月 11.94月 10だったものが、5月 13.6と少々上昇してきました。主治医は私の体調に変調が無いことや、がん細胞が新しく分裂する時にはCEAの値が上がる事もあるから、このまま単剤を続けていくけれども、次回6月の検査の結果をみて次の治療法に進まねばならないかもしれない・・・と言われています。    11月  4月  5月CEA  167.1  10  13.6CA15-3 10.4  9.9  8.5ALP  1823  608  514LDH   255  197  218γGTP  1130  203  156GOT   133  37   32GPT   194  ─w)タ干   28  となっています。3月に引いた風邪がすっきku闔。りきらないまま、4月23日に息子の結婚式で東京へ行き、帰って連休明けには再び発熱しひどい気管支炎になってしまい、まだタンのからんだ咳が続いています。もちろん抗生物質をはじめ、注射やら点滴やら風邪薬も続けて飲んでいます。そして昨日はせっかくのお祭りだというのにめまいで起き上がる事もできませんでした。この体調を崩した事が免疫力の低下を招き、それがCEAの上昇につながったのではないかと心配しています。それとも、そろそろハーセプチン単剤の効果がなくなってきたと考えたほうがいいのでしょうか?5月の初めにCTの検査も受けたのですが腫瘍の厚みが半分になっている・・とのお話でした。1cmきざみの単純CTですので昨年の最大値の時は4枚に写れていたのが今は2枚にしか写れていないから・・との説明でした。正直言うと、CTの写真を見てもなんだかよくわかりませんでしたが、少なくとも薄くなっているのは良い事ですよね?ただこんな漠然とした写真だけで(厚みはわかりましたが面積がよくわかりません)効果の判定をしていいのだろうか・・?という疑問が残りました w)。でも専門家がみればはっきりわかるのでしょうね?二瓶先生、次の治療としてどのような事が考えられますか?今の私にはどんな治療法がいいのでしょうか?また次の治療を急いだ方がいいのでしょうか?そして、まだゾラを続けているのですが必要でしょうか?たくさん?を投げかけましたが先生のお時間のあるときでかまいませんのでお返事いただけたらうれしいです。よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/18 23:01:13こっこさん、いつも返事を遅くしてすみません。東北地方はここしばらく肌寒い日が続いて、夜は寒くて電気のパネルヒターなど必要でした。からっと心地よい五月晴れが待ち遠しいこの頃です。CEAの上昇はわずかで検査の誤差範囲程度のものです。4月末から体調を崩し体に炎症があったのでCEAが上昇したとも考えられます。CA15-3はむしろ低下しているし肝機能もLDHを除き改善しています。次のCEAがどうなるかで判断すべきだと思います。治療の効果判定は画像診断で評価病変がある時は、その画像上で行うのが普通です。CTならば同じ高さのスライス面での大きさを比較します。面・u梵マで1/2になったら体積は1/8ということになります。つまりがんw)細胞数はほぼ1/8の数に減少したということです。こっこさんのCTでは病変が確認できるスライスが4から2へなったのですから、ハーセプチンの効果は十分にあることが証明されたと言えます。次回もしCEAが急上昇してきた場合は、腫瘍マーカー上から病状が増悪してきたと判断し、治療法の変更を考える必要があります。治療法を変更する時は、一般的にハーセプチンを継続し化学療法を併用することになります。通常は相乗効果の期待できるタキソールを用います。残念ながらそういう状況になった場合は、低容量週一投与のタキソール併用が良いと私は思います。主治医の先生もそう考えていると思います。ゾラデックスは年齢的に考えてもう効果は期待できないと思います。中止して良いと思います。おそらく今こっこさんの体の中に存在するがん細胞はホルモン感受性を失っているのではないかと思います。こっこさんはこれまでいろいろなホルモン療法剤を使ってきて、それにも関わらず病状は増悪したわけですから、ホルモン療法剤に耐性ができていると考えるのが自然です。もし、ホルモン療法剤を使うのならヒスロンHだと思います。ヒスロンHぁw)ヘ他のホルモン療法剤と違った作用機序を持っていて効くかもしれません。いずれにしても最初のCEA値の167に比べれば13.6ははるかに低い値です。慌てて治療法を変更しなければならない状況ではありません。次のCEA値で判断すれば良いと思います。気を落とさず、今は連休以来の体調を早く良くすることに専念してください。結果が出たら、また教えてください。骨への転移性乳がん 投稿者: たけし 2005/05/16 22:41:25当ホームページの存在を知り拝見させていただきました。二瓶先生におきましてはご多忙であるにも関わらず乳がんで苦しむ方々のために、ありがたい限りです。母の事でご意見をお聞かせ下さい。母についてですが、68才・閉経後・千葉県在住・祖母は肝臓がん・叔父は大腸がんで他界しております。この5ヶ月間、原因不明の発熱・頭痛で病院を転々としておりましたが都立病院にて膠原病(多発性筋痛症)の診断がおりました。ところがステロイド剤がまったく効果が無く、2日で投与中止。さらなる検査の結果、骨がんとの診断がおりました。つまり、乳がんから転移した骨がんと、膠原病を併発している状態・u桙ナす。9年前にがんの専門病院で乳がんを手術し、ステージ1でリンパ線へのw)転移もなく、その後の検査も全て順調であっただけに衝撃です。骨がんは、頭・手の甲・脊髄・鎖骨・腰・足と全身に点の様に転移しております。(骨シンチ検査)又、臓器についてですが原因発覚まで様々な検査を行っており、今のところ転移は無いか、内視鏡・MRI・CTで発見できない範囲であると思います。母は多少歩きにくい状態ではありますが食欲も普通で、とてもそんな大病が潜んでいる状態には見受けられません。(後述の薬を服用しての話ですが)病院からは抗がん剤による化学療法との話を出されております。<お尋ね1>膠原病との併発との事で癌の治療に制限は発生するのでしょうか。(使用できない抗がん剤が出てくる等)膠原病の治療として、イブプロフェンという消炎剤を通常の5倍処方されております。<お尋ね2>天仙液に代表されるよな漢方の抗がん剤併用を考えております。二瓶先生のご意見は如何でしょうか。<お尋ね3>辛い質問ですが、母の余命はかなり短いのでしょうか。それとも、骨のみの転移の内にうまく治療すれば5年できれば10年生きられるのでしょうか。夜も眠れない状態です。二瓶先生、よろしくお願いいたします。 $!
BEj9F<T: 二瓶です。 2005/05/18 00:39:46たけしさん はじめましてお母さんのこと、たいへんご心配のことと思います。乳がんはおとなしいがんで、それ故に術後何年間問題なく経過したから治癒したと言えず、またステージTでリンパ節転移が無かったから再発しないとも言えません。乳がんの再発は術後3年以内に起こることが多いのですが、統計的に術後7,8年目に再発の頻度が多くなります。かなり年数が経っての再発は、たけしさんのお母さんのように骨転移だけだったり局所の再発だったりと、急激に命に関わるような再発の形を取ることは少ないように思います。たけしさんのお母さんは今のところ多発骨転移だけで他の臓器転移は無いようですし、命を脅かすような状態ではないので慌てることはありません。このような状態の再発では、基本的にホルモン反応牲がある場合はホルモン療法から始めるのが原則です。ホルモン反応性がないのならば化学療法ということになります。膠原病ということですが、基本的に使って悪い抗癌剤はありません。ただし、膠原病との関係で心機能に問題があればアンスラサイクリン系の抗癌剤は心毒性があるので使えまぁw)ケん。いわゆる抗癌剤とは違う分子標的薬のハーセプチンも心機能に問題があku黷ホ使えません。最もお母さんの現状はハーセプチンを使うような状況ではありませんが。膠原病でステロイドホルモンを長期に渡り使うと骨がもろくなります。内分泌療法剤でもアロマターゼインヒビターは骨密度を下げる副作用があるので、ステロイドホルモンとの併用には問題があるかもしれません。病的骨折を増やす可能性があります。であれば骨密度に良い影響のあるタモキシフェン、たとえばノルバデックスが良いと思います。骨転移の治療薬として昨年の暮れにビスホスフォネート剤のアレディアが認可されました。骨転移でもろくなった骨の骨密度を高め病的骨折の予防と骨転移による痛みの緩和に有効です。ビスホスフォネート剤で生存率を改善したという証明は今のところはありませんが、症状を改善するので骨転移には使うべきだと専門家がすすめています。私も骨転移にアレディアを多用しています。骨転移で寝たきりになった方が、アレディア投与数回で骨がしっかりし痛みも取れて歩けるようになったという劇的な効果が見られたという報告もあります。骨転移の疼痛軽減のために放射線照射が行われることがありますが、膠原病には放射線照射は禁忌なので放射線治療・u桙ヘ選択外になります。今後に関してですが、ホルモン療法などで骨転移とうまく共存でき多臓器への転移が出現しなければ、5年あるいはそれ以上の生存は期待できます。しかし、悲しいことですが現実には治癒は望めません。奇蹟でも起こらなければ現在の医療で治してあげることはできません。たけしさん、お母さんにできるだけのことをしてあげてください。漢方の抗癌剤おそらく健康食品に分類されるものと思いますが、その効能の拠り所は免疫力を高めることにあります。保険適応の免疫療法剤もありますが効果は期待されたほどのものはなく、乳がん治療にはほとんど用いられていません。健康食品がすべてだめということはありませんが、まやかし物もいっぱいあります。よく調べてこれぞと思う物を信じて用いれば、免疫力を高め骨転移にも良い影響を与えるかもしれませんし、他臓器への転移予防にもつながるかもしれません。思うままに書きましたが、たけしさんが心配のあまり悲しい顔をしていては、お母さんは息子のことだから敏感に感じとります。運命的にお母さんの命は定まっていると言わざるを得ないのですが、最善のことを尽くせば時間を延ばすことは可能だと思・u桙「ます。膠原病も大変治療に難渋する難病です。こちらと平行して骨転移の治w)療をすすめていくわけですから、通常と違うことが起こる可能性があるし相当たいへんだと思います。くじけずがんばってください。また疑問があったら、質問してください。 投稿者: たけし 2005/05/18 18:48:18二瓶先生、具体的であり、心温まるお返事、ありがとうございます。今後の母の治療におおいに参考にさせて頂きます。私めも少し自分を取り戻しました。又、ご質問させて頂くかもしれません。その際は是非ともよろしくおねがいいたします。感謝の念にたえません。本当にありがとうございました。no title 投稿者: no name 2005/05/16 14:36:36はじめてお伺い致します。今年の2月に左胸の温存手術を受けました、術後30回の放射線治療を受けました、37才です。病理結果は しこり 7×8mm f ly(+) v(-) n=0/3(センチネルリンパ節生検)ER(+) PgR(+) HER2(+) グレード2浸潤性乳頭腺管癌術後の補助療法についてゾラデックスとノルバデックスを併用する予定だったのですが、この間主治医の先生に「同時併用は効果が劣るので、ゾラ単独に」と変更を・u梺トされました。2005年のst gallenを拝見しますと、少々疑問があります。再発、転移を下げられるであれば若干の副作用でも仕方がないので、しっかり治療をうけたいと思います。是非二瓶先生のご意見を聞かせてください。お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願い致します。 投稿者: 二瓶です。 2005/05/18 12:16:55KELLYさん、はじめまして。しこりは8mm程度と小さくホルモン反応性があって予後は良いと思います。しかし、HER2(+)でグレード2なのでザンクトガレンのリスク分類でintermediate riskに分類され、年齢も37歳と若いので標準治療に準じ て術後の治療をしっかり行うべきだと思います。2005年のザンクトガレンの治療指針に従うと、ホルモン反応性のあるintermediate riskではホルモン療法または化療後にホルモン療法ということになりますが、KELLYさんの場合はしこりも小さくリンパ節転移も無いのでホルモン療法だけで良いと思います。ザンクトガレンの推奨に添えばノルバデックス±ゾラデックスまたはゾラデックスです。主治医の先生が効果が劣ると言った・u梭モ味は、たぶんHER2(+)の時はノルバデックスが効きにくいからだと思ku「ます。最近の趨勢としてHER2(+)の時はノルバデックスなどタモキシフェンは適応としません。HER2(+)でもノルバデックスが全く効かないというわけではないので同時併用が逆効果になることはありませんが、ノルバデックスはむだな投与になる可能性が高いのでゾラデックス単独を主治医の先生はすすめたのだと思います。私もそれで良いと思います。ネオアジュバント(術前投与)の結果によるとER(+)でHER2(+)に対する有効率はタモキシフェン(=ノルバデックス)の21%に対しレトロゾール(アロマターゼインヒビターの一つ)で88%だったという報告があります。このことからするとゾラデックスとアロマターゼインヒビター(AI)の併用が良いように思いますが、今のところAIは閉経前に適応がありません。この併用ホルモン療法の臨床試験が行われているので、将来は卵巣機能を抑制した上でAIを併用するホルモン療法が認可されるかもしれません。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: KELLY 2005/05/18 13:53:56二瓶先生、お返事をいただきありがとうございました。お忙しい中こんなにご・u梺囈Jに説明いただいてとっても感謝しています。大変申し訳ありませんが私の書きミスなので、病理結果は HER2(0)でした。主治医の先生のお話で2005年ザンクトガレンの後に発表したNCI BREAST CANCERATACによりゾラとノルバの同時併用は効果が劣るので、ゾラ単独に変更ということになりました。飲み薬がなくなるととっても不安に思います。どうか先生のご助言をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
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