戻る

No.30

検査結果の報告です 投稿者: こっこ 2005/11/30 14:17:18昨日から荒れ模様のお天気で、今朝はあられが降りました。いよいよ冬将軍の到来かと思うと少し気が滅入ります。でも鰤起こしといわれる雷もなり、鰤がたくさん取れ始めているようです。福島の方はいかがでしょうか?そして二瓶先生お元気でいらっしゃいますでしょうか?先月末の検査結果が出ましたので報告させていただきます。CA15-3 9.0→9.1  CEA 19.3→17.7  ALP 385→381  LDH 178→171  γ-GTP 97→74  GOT 29→32  GPT 26→26      以上です。ほんのわずかづつですが下降傾向にあるので喜んでいます。ただ通常の使用方法ではないようなので下がり方が少ないのでは・・・とも考えています。考えたくは無いのですが、もし数値が下がらなくなったような場合は、使用方法を標準どうりに変えていただけばいいのでしょうか?それとも新しいお薬に替えた方・u桙ェいいのでしょうか?変動の無い場合はこのまま続けていっていいのでしょうか?先日来下腹部が気になり、乳房は張っていないのですが乳首が痛み、生理のときの様な感じになっています。生理前はいつもそうでしたし、ホルモンのせいなのかしらと心配しています。8月のホルモン検査の結果は血中3(RIA)が5以下となっていましたので卵巣の働きはなくなっている旨のお話を主治医の方から聞いております。もう一つホルモンの検査を(なんと言う検査かは聞かなかったのですが)なんらかのミスでしていないとのことでした。この乳首の張りがホルモンのせいなのか、また他の理由によるものなのかはよくわかりません。主治医には見ていただいたのですが、直接肌着に触れないよう何か当てて保護して様子をみるようにとの事でした。ゼローダの副作用と言う事は考えられますでしょうか?手のひらや、足の裏などにはまったく症状は無いのですが、背中、脇の下、お腹、乳房等に赤く、かゆみを伴った発疹ができリンデロン軟膏で対応しきれずアレルギーの飲み薬を処方していただきました。今はおさまっています。長々と書いてしまいましたが、もちろんあわてていませぁw)cI二瓶先生のお手すきの時で結構ですのでお返事いただければ幸いです。季遂u゜柄どうぞ風邪などひかれませんよう、お元気でお過ごしください。投稿者:二瓶お言葉に甘えて、今度の日曜日にお返事します。すみませんが追加質問です 投稿者: こっこ 2005/12/03 22:00:09二瓶先生この前の質問に追加の形になりますがよろしくお願いします。今晩不正出血がありました。どうも数日前からの体の具合や、今朝からの体の不調から考えますと生理ではないかと思います。昨日、2週間前に受けた検査結果を聞きに行きました。結果は異常なしでした。その時細菌性の炎症があるので錠剤を入れていただいたのですが、ほとんど洗浄だけで出血の注意はありませんでした。もう一度ホルモン検査をしていただいたほうがいいのでしょうか?検査をしないまでももう一度ゾラを使用して生理を止めたほうがいいのでしょうか?またアリミデックスなどのお薬を飲んだほうがいいのでしょうか?ゼローダは効いていますが、ゾラを併用したほうがもっと効き目があるのでしょうか?突然のことで困惑しています。よろしくお願いします。投稿者:二瓶昨日は朝から雪がちらつき例年より少し遅い初雪になりました。夕方に慌ててタイヤ交換をしま・u桙オた。今朝は町内会のドブ掃除で早起きしたのですが、氷が張っていて寒さを実感しました。こっこさんの質問を読み直すと、昨年の11月にハーセプチンが開始されちょうど1年前の12月3日の血液検査でその効果を確認しました。その時の数値が以下の通りですが、CA15-3 10.4→9.6  CEA 167.1→84.9  ALP 1823→1463  LDH 255→261 γーGTP 1130→573  GOT 133→70  GPT 194→92今回の数値、CA15-3 9.0→9.1  CEA 19.3→17.7  ALP 385→381  LDH 178→171γ-GTP 97→74  GOT 29→32  GPT 26→26と比較してハーセプチンはよく効いたと思うし、今回もわずかながらCEAが下降しているので引き続き効果が持続していると考えます。同じ状態が長い時間持続している状態も効果があると評価できます。今回の検査結果から今の治療法を変更する必要性ぁw)ヘないと考えます。ゼローダの投与法が変則でも効果があればそれで良いと思ku、し、その投与法が副作用を軽減しより長期の投与を可能にしているのであればこっこさんにとってより有益と考えます。それこそ高橋先生の休眠療法に近い治療がこっこさんに行われていると考えていいのではないでしょうか。今後の治療法の変更を考えるのはCEAなどの腫瘍マーカーが連続的に上昇に転じた時か、画像診断で新たな問題が生じたときになります。その時はゼローダを変更することになると思いますが、そのことについては現実問題になった時に考えることにしましょう。こっこさんの年齢から閉経状態になっている可能性が高いと思っていましたが、乳首の痛みなどの症状に引き続き出血があったとのことで生理だと思われます。血中女性ホルモン検査は閉経状態になっているかどうか確認する目的なので、改めて検査する必要はないと思います。痒みを伴う発疹がかなり以前からあるのであればゼローダの副作用の可能性がありますが、その場合はゼローダが効いているので軟膏などで対処しながらゼローダを続けるべきです。発疹が近頃のことであれば生理が戻る前の女性ホルモンのバランスの変化が関係していると思います。この場合も様子を見て、バランスが良くぁw)ネってくれば改善してくるのではないかと思います。この状態でのホルモン療法ですが、アリミデックスのようなアロマターゼインヒビターは再度ゾラデックスで閉経状態にしておかなければ効果は期待できません。現実にはこれまでの経過から判断してホルモン療法に大きな効果は期待できない状態になっていると考えられるので、このままで少し様子を見たら良いと考えます。ただしホルモン療法の効果が全くないとは言い切れないので、こっこさんと主治医の話し合いでホルモン療法を併用した方がより効果的ということなら、再度ゾラデックスで卵巣機能を抑制することから再開だと思います。また経過を教えてください。ありがとうございました 投稿者: こっこ 2005/12/04 16:25:36昨日はみぞれ交じりの冷たい雨が降り、急にあられが降り出すなど大荒れのお天気でしたが、今日は時折お日様が顔を出す穏やかな一日となりました。ただ風は冷たく肌をさすようです。福島も寒そうですね。どうぞ風邪などひかれませんように・・・。お返事どうもありがとうございました。二瓶先生のお返事を読んであらためて思ったのですが、主治医はやはり休眠療法的な次w)。療をしていらっしゃるのですね。抗がん剤に強い拒否反応を示す私にとって・u休眠療法しかないと思われたのかもしれません。体のほうはとても楽で、今のところ安定しています。本当にありがたいことだと思っています。ただ、数値が動き出した時のことは何にも考えていません。他の方のお返事なども読ませていただいていますが、ある方へのお返事に「長い目で見た時に一時の脱毛より効果のほうを選ぶべき選択もあるということを一度じっくりと考えてみて下さい。」というのがありました。その方とは病状も違いますので一概には言えないかもしれませんが、私にもその選択の時期があったのかもしれないと思いました。二瓶先生のお言葉は本当に心にひびきます。いまさら過去には戻れませんから、今が最良の治療を受けていると信じていようと思います。来月にはCTの検査を受ける予定です。主治医はまだ必要ではないとおっしゃいましたが、前回は5月に受けているので、受けさせていただくことにしました。生理の件に関しては、火曜日に点滴を受けるときに主治医に相談してみようと思います。再び成長中? 投稿者: あき 2005/12/02 15:25:56以前、心機能低下のためハーセプチン休薬のことでご相談させて頂きましたあ・u桙ォです。ハーセプチンに関しましては、現在も休薬中です。左胸の腫瘍についてですが、夏に放射線を30回やって、表面の腫瘍は平らになってきましたが、10月になって、その隣に新たなふくらみがみられるようになりました。放射線をあてても、ごくわずかでも癌細胞が残っていれば、それがまた成長してくる可能性はある、といわれています。その新たなふくらみを放射線科の医師に触診してもらったところ、医師いわく「少し怪しいけど、めちゃくちゃ怪しいわけじゃないからまだ大丈夫です。もう少し様子を見ましょう」とのこと。でも逆に言えば、めちゃくちゃ怪しくなくても、少しでも怪しいのなら、治療方法を検討しなきゃいけないのでは?と私は思うのですが、こういう場合の「様子見」、「経過観察」とは、どの位の期間をいうのでしょうか?乳腺外科の主治医は、転移がみつかってから治療してもあまり変わらない(予後が)、というようなことを言うのですが、私はそれでは納得できません。転移のないうちに怪しい所が見つかった時点で叩いておきたい、と思うのですが・・・。11月から仕事に行き始めました。退院してから1年半、骨転移があるので背中の痛みは・u桴档mあるものの日常に支障はなく、やっと社会復帰してようやく入院前の生活w)に少しずつ戻りつつあります。今の生活を出来るだけ崩したくないと思っています。現在ゼローダ9クール目、あとアレディア・リュープリンです。もし治療をかえるなら、今飲んでいる薬に、何か追加する、というのがよいかと思う、と言われていますが二瓶先生はどう思われますか。長くなってすみません。宜しくお願い致します。投稿者:二瓶放射線照射を行うと照射領域に効果が出ます。あくまでも放射線治療は局所治療で、しかも照射野という極めて限られた領域の局所療法です。見かけ上まったく問題ない状態になったとしても、照射野内に生き残った細胞が再び増殖するという再燃の可能性があります。それからこれまでの経験から、あたかも照射野の周囲に癌細胞が押し出されたように病巣が新たに広がってくることがあります。あきさんの場合は後者のように思います。この部に再度照射は難しいと思います。放射線は同じ所に無制限に照射できるものではありません。かりに照射してもまたぞろその周囲に新たな問題が生じ、いたちごっこになる可能性があります。そういうことからして今後の治療は全身療法としての薬物療法が中心になります。化学療法についてはゼロ・u栫[ダをどうするかですが、ゼローダを中止すると次は再発治療の標準的な進め方にしたがえばナベルミンかなと思います。ナベルミンの場合に毎週投与する必要性や骨髄抑制などの副作用を考えると、今のあきさんに適切な治療か十分に考える必要があると思います。局所以外には大きな問題が出ていない現状では、ゼローダを継続する、あるいはゼローダとエンドキサンという経口剤を併用してみる(この場合服用の仕方には工夫が必要ですが)、あるいはゼローダを中止エンドキサンなど他の経口抗癌剤に切り替えてみる、といったことになると思います。経口剤の場合は注射剤による化学療法と違って目に見えて効果は出ないと思いますが、エンドキサンなどに期待するのは長期に渡り癌細胞の増殖を穏やかに抑えることです。このような治療をmetoronomic chemotheraphy(メトロノーム療法)と言い休眠療法的な考え方です。ホルモン療法についてはリュープリンが投与されているので、アリミデックスのようなアロマターゼインヒビターを併用してみたらどうでしょうか。我々医者が様子を見るあるいは経過観察すると言うときは、効果があるまたは悪化していないと判断しぁw)ト言うときと、どうすべきか少し思案に暮れているときです。思案に暮れるにkuオてもせいぜい1ヶ月か2ヶ月のうちには方針を決めるべきと私は思います。怪しいというだけで治療を簡単に変更したり新たに始めたりすべきではないと思います。必要のない治療をすることで後の治療に影響の出ることは避けるべきです。そのために怪しいところが本当に怪しいのか調べなければいけませんが、様子を見るという時間も本当に怪しいかどうか判断する手段と考えてください。主治医が躊躇している雰囲気のときは、あきさんの考えを積極的に主治医にぶつけてみてください。また、質問してください。教えてください 投稿者: SARA 2005/12/02 17:08:40今年の6月17日に質問させていただいたものです。肺の水抜きと抗癌剤を変えるために入院していました。結果入院は2ヶ月になったのですが、以前肺転移の際に、内視鏡の手術をしていたせいとかで、水が中々ぬけませんでした。そして、肺の下のほうに小部屋状のものが出来ていて底にヘドロのように溜まっているのはぬけていません。その間針の方向を変えた次の日から突然9度の熱が出るようになりました。先生方は膿胸を疑い抗生物質をくださいましたし、菌が無いかを調べていましたが、菌は・u桙ネく熱だけつづき、毎日悪寒から始まる熱に対してロキソニンにておさえていました。これが一ヶ月つづきました。この熱と、割と長くつけていた水抜きの機械のせでしょうか、栄養失調のような状態となり体重も10キロへってしまいました。その後熱のあるまま、体力のないまま、FECではなくECをいたしました。10回するということです。現在6回までしましたが、マーカーはさがっていませんし、吐き気や体のだるさで一週間は寝たり起きたり、次の一週間は白血球が下がりますし、まだ37度5分くらいの熱が出るためロキソニンを一日に3回のみます。2ヶ月前のCTは退院時と変わりはないのですが、今月またとるそうですが最近息があがっています。入院中からタンがからんでいたのですが、2回目の抗癌剤のあと声がでなくなって、耳鼻科に行ったところ片方の声帯がうごいていないとのこと、鳥の首を絞めたような声でがまんしています。2ヶ月の入院で体力が全く無くなり、退院してもう3ヶ月たちますが、外出は余りできません。抗癌剤はこのままで良いのでしょうか?それとこの熱は腫瘍熱でどうにもならないのでしょうか?最近不安になっています w)。まずは体力の回復をしたいのですが・・・。投稿者:二瓶SARAさw)ん苦しいと思います。今SARAさんに必要な治療はできるだけ苦しさを軽減することだと私は思います。ECを施行中ですが、6サイクル行って客観的に効果がなく副作用が強く出るのであれば、別の治療に変更することがSARAさんのために良いように思います。熱についてですが腫瘍熱と言ってしまえばそういうことですが、慢性的な肺の炎症が存在するためだと思います。胸腔内は蜂の巣のように小部屋に分かれ胸水あるいは無菌性の膿が貯留し物理的に引けない状態で存在しますが、この存在が熱と関係していると考えられます。声が出なくなったのは胸腔内で声帯を動かす反回神経が麻痺したためと思われます。原因は肺転移巣が神経に浸潤したためと考えられます。ECのような強力な化学療法が奏効する場合もありますが、そうした治療ばかりが治療ではありません。胸水を抜いたりで体重が減り体力低下がひどそうなので、少しでもその改善を目指す治療に切り替えることも大切です。今のSARAさんの状況からは、治療の主眼を辛い症状改善に置くことが長い目で見てSARAさんのためと考えます。ただし、そのためにはこの病気がSARAさんにとぁw)チてどういう位置を占めるのか見つめ直す必要があるかもしれません。主治医とよく相談してください。そして、疑問があったらまた質問してください。no title 投稿者: うびたん 2005/12/03 16:28:22二瓶先生、お久しぶりです。夏に手術のことで相談させていただいた32歳未婚女性です。今年1月に乳がんと診断された時点で 5.5cm×4.5cm T3N0M0 ステージVa、術前化学療法としてEC4クール+タキソール4クールを行い、病巣を縮めてから8月に温存手術を受けました。事前の検査でリンパ節の腫れなどの所見はなく、センチネルリンパ節生検で陰性だったので、とりあえず腋窩リンパ郭清は省略されています。病理検査の結果、硬癌で核異型度3、ER(−)PGR(−)ハーセプテスト(−)でした。また、断端陰性が確認され、 摘出範囲にがん細胞が散らばっているような所見もないとのことでした。その後10月半ばまで放射線治療を受けて、現在は経過観察中の身です。主治医から今後の治療方針として、 1.何もしない(定期的に検査するなど経過観察のみ) 2.念のため期間を区切って経口抗・u桙ェん剤を飲んでみる   (候補としてはユーエフティ、フルツロン、ティーw)エスワンのいずれか)という選択肢を示されました。抗がん剤はとりあえず1ヶ月くらい飲んでみて、もし副作用が強くて嫌だとかいうことであれば中止、問題なければ1年間継続で、という話になっています。薬の選択に関しては、どれでもそんなに変わらないけど“念のため”なのであまり強い薬は必要ないでしょうとのことでした。内分泌療法ができないので保険をかける、という意味合いの治療のようですが、こういうケースでの経口抗がん剤使用による再発抑制効果にはまだエビデンスはないそうで、「でも、効いた症例は結構経験してますよ」という主治医の言葉を受けて、抗がん剤を飲んでみようかな、と思っています。もともとはステージVaだし、 何もしないというのもちょっと不安を感じるので…。それと、万が一再発したときに「あの時抗がん剤飲んどけば…」とかって 後悔するのも嫌ですし。これに関し、二瓶先生の意見を聞けたらと思っています。何もしなくてもいいものでしょうか。それともやはり念のために薬を飲んだ方がいいのでしょうか。また、抗がん剤を服用する場合、この3剤のうちどれを選ぶのが良いのでしょうか。なお、お返事は急・u桙「でおりません。次回の主治医の診察(12/22です)に間に合えば、と思っていますのでよろしくお願いします。長文で申し訳ありません。投稿者:二瓶うびたんさん、手術は希望した通りに行われたようですね。35歳以下、ホルモン反応性なし、核異型度3でザンクトガレンのリスク分類では中間リスクになり、この時の術後治療は化学療法です。うびたんさんは術前化学療法として化学療法は行われました。欧米であればあとは何もせず経過を見ることになります。つまり、主治医の治療方針1に相当します。日本ではかつて乳癌術後に経口抗癌剤が盛んに用いられました。特にUFTやフルツロンを好んで投与してきました。いわゆる術後補助療法としての経口抗癌剤の効果については、世界的に認められたエビデンスがないというのはその通りです。それは欧米で経口抗癌剤はほとんど使われなかったために欧米での臨床試験がないことが関わっています。日本ではかつてUFTを用いた大規模な臨床試験が行われ、UFTを服用した群の予後が良い傾向があるという結果が出されています。そういう結果から術後の経口抗癌剤が全く無意味ではないと思っていぁw)ワす。標準治療的には何もせず経過観察でも良いと思いますが、うびたんさんkuフ不安解消のため経口抗癌剤を1年ないし2年服用は無意味ではないと思います。私も経口抗癌剤が効いていたと思われる例を経験しているし、30代特に35歳以下は年齢的にも再発の危険性が高いのでしっかり治療をすべきと思っています。そして、定期的に検査を受けしっかり経過を見ていくことが大切です。経口抗癌剤についてはUFTかフルツロンでいいと思います。TS1はついこの前再発乳癌の治療に適応が通ったばかりです。最近UFTには血管新生抑制作用があることが分かり、こうした血管新生抑制作用のある薬を低容量で用いるmetoronomic chemotheraphyが注目されつつあります。疑問があったら、また質問してください。ご無沙汰してます 投稿者: こうめ 2005/12/03 19:08:32二瓶先生 ご無沙汰しております。実は、10月22日に突然の激痛が背中に走り救急車で運ばれ入院になり昨日退院してまいりました。原因は胸椎8番目の圧迫骨折でした。幸い手足に麻痺などは無く放射線治療で痛みは取れ背骨に痛みは幾分かあるものの自分の事は自分で出来る状態です。圧迫骨折の予防としてコルセットを骨盤の上のほぁw)、から胸の上、後ろは肩甲骨にかかるところまでの長さのものをしております。また、前回気にしていた脳のMRIですが小脳に5ミリの転移が1個みつかり月曜日に専門医に受診の予約を入れておりガンマーナイフをする予定のようです。今現在、白血球が1100 血小板が7400この1週間横ばい状態で抗がん剤の治療がストップしています。先生、この先どうなってしまうのでしょうか?主治医の先生を信じて二瓶先生のアドバイスに力を借りて頑張るしかないことはよくわかっているつもりなのですが、とめどなく涙が流れてしまいます。一日でも長く家族のために家事をしたいし、自分のことも自分でしたいのに、それが、あたりまえのことが、少し難しくなってきています。遠隔転移しているのを知った時から覚悟していたはずだったのですが今頃になって本当に怖くなってどうしたらよいのかわからなく心がみだれています。二瓶先生、何か心の落ち着くアドバイスを下さい。お願いします。投稿者:二瓶病的骨折を起こし心身両面で辛い思いをされたことでしょう。麻痺などの障害が残らなくて本当に良かったと思います。酷なことを言うのですが、今のこうめさんの勝w)泣Iに身体面で打ち勝つことは至難のことです。病気に打ち勝つためがんばっkuト治療を続けてきましたが、ついに抗癌剤はこうめさん自身を蝕むようになってしまいました。こうめさんの骨髄はだいぶ弱ってしまって、これ以上の化学療法はこうめさんの体を痛めつけ、逆に病気に力を与えることになるかもしれません。とても残念なことですが身体面でこれ以上病気に打ち勝つことの困難を潔く受け入れ、これからはできるだけ苦痛を和らげる治療に専念し癌との共存を目指すことがより良いことなのだと思います。人間たる所以は心を持つことです。そして考える力と想像力を持ちっていることです。弱った身体は心を弱くもしますが、逆に強い心は弱った身体を支えることもできると信じます。心は考える力と想像力しだいで強くも弱くもなります。こうめさんは今身体的に相当困難な局面に向かい合っていますが、何とか強い心を持ち続けてください。身体面では困難でも、家族に囲まれ生きていることの喜びを感じる心でいてください。私にそれ以上アドバイスする力はありません。私にできる範囲で力になりたいと思うので、また質問してください。投稿者: こうめ 2005/12/08 23:19:26二瓶先生いつも温かい言葉ありがとうございます。3日に書・u桙ォ込みをする前に心無い兄弟に「お前があまり長くないのは手術した時から分かっている」と言われてしまい、今まで頑張って来た事が全部無駄な事のように思えて悲しかったのです。今日あらためて骨シンチの写真を主治医とじっくり見ました。背骨は白いところを探すほうが簡単な程、縦に真っ黒でした。脳はガンマーナイフをして今日退院しました。今後は3ヶ月おきにMRIで観察していきます。痛み止めの相談もしてきました。モルヒネ系のお薬は吐き気とふらつきが強く返って辛い思いをしてしまうこともあり悩んでいます。そろそろ緩和ケアも頭に入れたほうが良いようですね。 今日は白血球が3100 血小板が7000でしたが抗がん剤はお休みしました。また、心にお薬下さい。少し元気になりました。投稿者:二瓶KELLYさんへ両側の腋窩リンパ節が同じように腫れ軟らかく痛みを伴うのであれば、25日まで様子を見て良いと思います。両側が同じ原因で同時に腫れたとすると、左乳癌の腋窩リンパ節転移と考えるより、全身性の炎症などの影響で腫れたと考える方が自然だと思います。たとえば、咳が長く続いた呼吸器系の炎症が原因かもしれません。・u條烽フ転移以外で腋窩リンパ節が腫れる原因については、ひいらぎさんへの返事w)にも書いたので参考にしてください。投稿者: KELLY 2005/07/10 15:44:42二瓶先生、いつも分かりやすくお返事を下さって、ありがとうございました。先生のお返事を見ると、とっても安心しました。25日の診察結果、またご報告したいと思いますので、宜しくお願い致します。ありがとうございました。no title 投稿者: KELLY HOME 2005/12/05 16:02:40二瓶先生、こんにちは!大変ご無沙汰しております。以前に何度も質問させていただきました、その節はありがとうございました。また質問させてください。何年前に過食症になり、食べたり、吐いたりの生活を繰り返しました。最近は少々の咳と胸の違和感が出てきて、とても気になります・・・もしかして食道に何が出来ているじゃないかと心配になっております。過食症と食道がんは関係ないでしょうか?乳癌は食道に転移したりしませんか?お忙しい所申し訳ありませんが教えてください。よろしくお願い致します。投稿者:二瓶KELLYさん、お久しぶりです。過食症が食道の疾患、たとえば食道癌の原因になることはないと思います。ただし、過食症に限らず刺激の強い食べ物を好・u桙゛食生活は、食道の炎症や潰瘍あるいは食道癌の危険性を高めることになるかもしれません。KELLYさんは以前にも咳が続いて気管支炎と診断されたことがありましたね。KELLYさんの咳は乳癌とは関係ないと思います。アレルギーが関係した咳のようにも思います。KELLYさんには蓄膿症など耳鼻科的な疾患はありませんか?後鼻漏と言うのですが、副鼻腔からあふれた膿汁が咽頭から喉頭へそして気管支へたれ込む状態だと慢性的な咳の原因になります。食道癌が進んで食道を突き破り肺へ浸潤すれば咳の原因になりますが、食道癌が直接咳の原因にはならないと思います。 それから乳癌が食道に転移することは通常考えなくて良いと思いますが、もし気になるのなら心配しているより胃内視鏡検査を受けてみてください。食道と胃の状態が良く分かります。乳癌術後の食生活面で気をつけなければならないのは体重を増やさないことです。太っている方も痩せている方も、今の体重が数キロ増えてしまうような食生活は再発の危険性を増すことになると言われています。動物性脂肪蛋白に偏らないバランスの良い食事をし、さらに緑黄色野菜を多く摂るようにしてくだ・u桙ウい。そして、今の体重を維持するか、肥満に傾いている方は体重を減らすこw)とが大切だと思います。疑問があったら、また質問してください。投稿者: KELLY HOME 2005/12/07 12:16:40 いつもいつも分かりやすく、丁寧にご回答いただきまして、有難うございました。とっても安心しました。いままで耳鼻科的な病気になった事がありませんので、考えてもしなかったのです。早速耳鼻科に行って検査して参ります、また検査の結果を先生にご報告致しますので、宜しくお願い致します。本当に有難うございました!!来週再び検査です 投稿者: あや 2005/12/02 15:24:2311月4日に初めて書き込みさせていただいたあやです。今、漢方薬(子宮筋腫とかに効く?)を処方してもらい飲んでます。6週間で終了の漢方薬で3週間たった来週途中検査です。前回、細胞診で判定不能と出たのですが、担当の先生が、細胞をさした感触(柔らかいらしいです・・)からか「あ〜〜これは結果判定不能かもね」と最初にいわれてた通りの結果になりました。悪い細胞があれば少量でも判定が出ると先生が言われてました。 判定不能とはどういうことなんでしょうか? 安心といえるだけの細胞の量がとれなかったということなのでしょうか・u栫H痛みは生理2日前と前日がピークでした。その後は1日に数回痛いくらいで、常に痛いというわけではありません。排卵日前後も痛みが強いような・・・・って感じです。 シコリは今毎日お風呂でと仰向けになってでと2スタイルで触ってみてるのですが自分ではわかりません・・・ 気にしすぎなのか右も痛いこともあるし(右は全然異常なしといわれてます)脇の下も痛い?って感じです。 脇の下も乳房同様チェックしてますが何も手にはふれません。 最近乳がんに関する記事や情報がいっぱい目につくから心配です。また検査次第でご相談させていただきます。いつもありがとうございます投稿者:二瓶あやさんの乳房痛は乳癌とは関係のない症状と思います。生理直前に痛みがピークであったり、右側も痛いことがあるなど、女性ホルモンの変動と関係する痛みと判断できます。このような状態を日本では乳腺症という病名をつけますが、欧米では正常範囲内の変化という捉え方で病気とは考えられていません。いわゆる乳腺症は30代半ば過ぎから加齢現象として程度の差はあれ卵巣からの分泌される黄体ホルモンと卵胞ホルモンのバランスの乱れが出てきて、„毆)タ凾タその影響が乳腺に生じる変化のことです。卵胞ホルモンつまりエストロ・uーンの勢いが相対的に高まり乳腺が硬く変化したり痛んだりします。程度が強ければ風が当たっても痛いと表現するほどの痛みのようです。私自身は経験できない痛みなので実感はできないのですが、診察でちょっと触っただけで痛みを訴える方がいるので辛い痛みなのでしょう。特に、20代や30代前半の若い方に乳腺症的変化が出ると痛みが強いように思います。私も名前をよく知っているK妻先生の処方された漢方薬はおそらく更年期障害に効果のある漢方薬だと思いますが、効果があれば乳房痛が軽くなるかもしれません。ただし、漢方なのですぐに効果はです少なくとも4週間以上服用を続けないと効果は実感できないでしょう。私は乳房痛に対して、がまんできる範囲の痛みであればけっして病気ではなく正常範囲内の変化が強く出ている状態なのでそのまま様子を見るようにと説明しています。細胞診で全て正しく診断することはできません。触診でしこりを触れ超音波でも明らかに腫瘍を疑うものであれば、穿刺吸引細胞診で診断に足る細胞を吸引でき良性か悪性かの診断が90%以上の確率でできると思います。特に触診、超音波検査、マンモグラフィで臨床邸w)ィに癌と思われるときは100%近く細胞診で癌と診断できると思います。しこりが小さいあるいは細胞診の手技的な問題などで十分な細胞が採取できないと、細胞診の診断は判定不能ということになります。この診断に対し再度細胞診をするか、細胞診はせず経過を見るかは診察医の考えによります。臨床的に癌を疑うのなら再度細胞診をするか、外科的生検などをすることになると思います。明らかな腫瘍でなく正常乳腺組織が乳腺症的変化で硬くなりしこりのように触れただけであれば、細胞診で細胞はほとんど採取されず判定不能になるのは必然なので、診察医がそのように考えるのであれば様子を見ることになると思います。私の受ける感じでは後者のように思います。また、質問してください。投稿者: あや 2005/12/05 11:16:25いつも丁寧なお返事ありがとうございます早速今日の夕方検査です。マンモで乳腺組織をみて先生が正常の範囲の乳腺の変化があるといわれてました。マンモでも乳首のの裏??の辺に何かうつってるのを見せてもらいました。その写ってるあたりはもちろんですが、他も最近ちくちくたまに痛みます。今は胸ではなくなぜかブラジャー・u桙フワイヤー部分の下あたりが痛いです(先週金曜からたまに痛みます) またw)心臓が口から飛び出そうなくらいどきどきしますが、はっきりさせて子作りもしたいのでがんばってきます!!いつも感謝してます!no title 投稿者: あや 2005/12/06 13:10:54昨日検査にいってきました。昨日は残り3週間分の漢方の処方と触診と問診のみでした。K先生にはっきり「癌の疑いがあるのですか?」と聞いたら、「疑いが強いならもっと早急にわかる形で検査します。こんなにゆっくりした検査はしません」と言われました。 薬の終わる年末にまた診察でたぶん再度マンモ・エコー・細胞診をやるみたいです。昨日検査中、当初から痛い左ではなくたまに痛くなる右側から乳白色の分泌物がでました。(11/7のマンモの検査のときもでました)見た目で問題ないでしょうといわれてましたが一応分泌物を一つたぶん顕微鏡用にとり、もう一つ紙にしみこませて血液反応をチェックしました。黄色い紙だったと思います。 「可能性は低いですが、痛みがあるのでホルモンのバランスが崩れてるんだと思いますから原因をつきとめましょう」みたいな感じでいわれてました。予防に食生活で気をつけたりすることってあるのでしょうか?投稿者・u・二瓶漢方薬は何を服用しているのですか?分かったら参考まで教えてください。経験を積むと癌の可能性が高いかどうかは直感的に分かるようになります。実際に診察したわけではないので想像の域を出ませんが、あやさんの記載したこれまでの経過から癌の可能性は低いと思います。というより癌ではない可能性の方がずっと高いと感じます。女性ホルモンの関係する乳房痛は、必ずしも両側に同じ強さで出ることは少なく片側だけのことが多いのですが、たまに痛くなる右乳房から乳白色の分泌液が出たということから乳癌は否定的だと思います。あやさんの乳腺の状態は正常内での変化だと思います。この変化には女性ホルモンが関係しますが、症状が強ければ乳腺症と言ったりします。血液を混じるあるいは血液そのものが分泌液であれば乳癌を疑いますが、乳白色の分泌液は乳腺症の時によく見られる分泌液です。その白い分泌液の潜血反応を見たようですが、テープを用いての検査は擬陽性が多いのであまり意味はないかもしれません。もし、その分泌液に悪性細胞が含まれていれば顕微鏡で診断が可能かもしれませんが、乳白色の液ということなのでおそらく異型細胞は含まぁw)黷トいないと思います。今特に重大な症状がないのであれば、ホルモンバラン・uキの崩れの原因をつきとめる必要はないと思います。乳房痛はあやさんの年齢の方にしばしば見られる症状、多くは病的なものではありません。通常は自然の経過で様子を見ますが、我慢できないほど強い痛みがある場合だけ治療の対象になります。私の考えでは、今月末の診察時にマンモグラフィは必要ないように思います。なぜなら11月にマンモグラフィを撮ったばかりで時間的に診断に役立つ変化はないと思われるし、かりに所見があってもそれは存在を示すだけで何の解決にもつながらないと考えられるからです。はじめに書いたように癌は否定的で数ヶ月経過を見てその後に検査で良いように思いますが、あやさんの心配が解消しないのなら再度超音波検査と穿刺吸引細胞診をする価値はあるかもしれません。食事での注意点は動物性脂肪の摂りすぎに注意し、緑黄色野菜を多めにすることです。そしてカロリーオーバーに注意し体重を増やさないことです。そんなに神経質にならず食べ過ぎにだけ注意をすれば良いのではないでしょうか。疑問があったら、また質問してください。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送