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No.28

足の痛み 投稿者: 未来 2005/11/19 01:34:13二瓶先生、右乳房全摘の手術を受けて三年近くなります。タモキシとフルツロンとエンドキサンを服用しています。とったリンパ節に2個だけ転移があったようですが、取りきれており全体的に予後が良いだろうと言われてました。最近なんですが、運動しすぎたのか腰にヘルニアの症状があらわれ近くの病院で購入したコルセットをしています。次回の定期検診で医師に報告はするつもりですが。足の親指の先から甲にかけて痛みや腫れがあり、膝のまわりもヒリヒリしだしたんです。通風の症状みたいな感じです。そんなにプリン体をふくむ食事はしていないしお酒も飲みません。薬の影響があるのではとも思いますがどうでしょうか。検診まで2週間あるので少し不安です。二瓶先生どう思われますか。 投稿者: 二瓶です 2005/11/19 20:36:28はじめまして 未諭w)謔ウん同じ薬を3年近く服用しているので薬の副作用は考えにくいと思います。それにこの3者の薬の副作用に未来さんのような症状は記載されていません。ただし、3者の相乗効果による副作用が3年近くなって出てきたということは否定できません。症状は両側にあるのでしょうか?片側ならますます薬の副作用は考えにくいと思います。痛風はほとんどが男性に起こり女性には少ないのですが、心配なら血液検査で尿酸値を測定すれば痛風の可能性について推測できます。薬の副作用でなく別のに因があるように思いますが、腰との関係で腰椎転移などの骨転移の有無については注意する必要があると考えます。蛇足ですが、フルツロンとエンドシサンの服用が3年近くになり、今後も服用が必要かどうか主治医に聞いてみてください。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: 未来 2005/11/20 00:11:03やはり腰からきている痛みのようですね。骨転移があるとは考えたくないのですが、次回の検診で話してみます。フルツロンとエンドキサンは後4ヶ月で終了します。ありがとうございました。骨髄抑制 投稿者: ひな 2005/11/19 1!
4:53:49二瓶先生こんにちは。前回は丁寧な回答をありがとうございましたw)。ACを4クールうけたところですが、実は骨髄抑制がひどく、量を減らしたり1週間伸ばしたりと順調には進みませんでした。4クール終了後、とうとう白血球が1000ほどになりグラン・・という注射もしましたが、すぐにさがってしまいます。主治医に残存乳房のほうも心配なので放射線をあてつつ、骨髄の回復をまってからタキソール、といわれ先日から放射線治療にはいりました。1)骨髄抑制の副作用を小さくさせる方法や、白血球を増やすコツ(?)などご存知ないでしょうか?ちなみに主治医はあまりグラン・・を使いたがりません。2)タキソールはACよりも骨髄抑制が強い?タキソール開始後あまりにも副作用が強い場合、どうしたらよいですか?どんな手段を使ってでも続行orそのまま中止or薬剤変更(その場合候補は?)or その他。3)私の場合ドーター結節というのですか?腫瘍径は全部を含め3cmとすると、かなり大きいですし、前回の質問の通り、ホルモン療法では効果があまりないようなので、ここできっちり抗がん剤をやっておきたいのに順調に進められず、情けないやら腹立たしいやらで困っています。 !
投稿者: 二瓶です 2005/11/19 22:31:16骨髄抑制を軽減したり白血球を増やすうまい方法はありません。抗癌剤の投与量を減らせば骨髄抑制を軽減できますが、効果のことを考えるとむやみやたらには投与量を減じるよりグランなどの薬剤で白血球を上昇させ予定の化学療法を行うことの方が大切かもしれません。しかし、それでも骨髄抑制が強ければ投与量を減じて投与せざる得ないということになります。ACは骨髄抑制が強く白血球数が1000 以下になることはしばしばあります。ひなさんは量を減らしたり白血球を増やすグランを使いながらも予定の4クールを終了しました。それはそれで良かったと思います。通常はグランを使わなくとも時間が経てば自然に白血球は増加してきます。次のACを予定通り行うためグランを使ったのだと思いますが、適応条件の厳しい薬だし必要以外に使わない方がよいと私も思います。タキソールを3週毎に投与する方法で行うと、AC以上に骨髄抑制が強く出るかもしれません。しかし、低用量を週一投与する方法だと骨髄抑制は軽く済み、効果は3週毎投与と変わりなく期待できます。週一投与の仕方はいろ・u桙「ろありますが、3投1休つまり3週間連続で週一投与し1週間休薬を1クーw)ルとして4クール行ったりします。もし放射線照射をするのであれば、この間は化学療法を中止し放射線照射後にタキソール開始で良いように思います。放射線照射でも骨髄抑制で白血球が減少することがありますが、この場合はアンサー20と言う薬が使えます。参考にまでに書いておきます。3個のしこりが全て同時出現の原発乳癌なら多発乳癌と呼び、3つのしこりはそれぞれ独立のものとして考えます。ひなさんの場合は3cmの範囲内にかたまって存在するので、一つがメインで残りの2つは乳管を通し進展しメインから離れた位置にしこりを形成したと考え、それらを娘結節(英語で言えばdaughter noduleです。)と呼びます。疑問があったら、また質問してください。ゆうさんへ 投稿者: 二瓶です 2005/11/19 21:46:51昔ホルモン療法といえば卵巣を摘出することでした。それよりも昔には脳下垂体や副腎を摘出されたこともありますが、副作用が強すぎて廃れました。その後タモキシフェンが開発されて長く卵巣摘出に代わる唯一のホルモン療法剤でした。初めて市販されたタモキシフェン製剤は抗エストロゲン剤のノルバデックスです。・u梹氓ノゾラデックスなどのLH-RHアゴニストが開発され、黄体ホルモン系のホルモン療法剤が(製品名で言うとヒスロンH)が使えるようになり、さらにアリミデックスやアロマシンといったアロマターゼインヒビター(AI剤)が出現しました。ホルモン療法の仕方は抗エストロゲン剤が無効になればAI剤を用い、次にヒスロンHです。今のところここまでです。ヒスロンHの後のことですが、それまでに無効が確認されたホルモン療法剤に戻っても効果は期待できず無駄な投与になるのでそれはしません。今後新たなホルモン療法剤が開発されればヒスロンHの前に選択肢が増えるかもしれませんが、今のところはヒスロンHの前や後に用いる別なホルモン療法剤は残念ながらないということいです。そういう状況なので、ヒスロンHの後は化学療法ということになります。そのことについてはMAOさんへの返事が参考になるかもしれません。経口抗癌剤はゼローダのことだと思いますが、良い薬で効果も期待できるし、なんと言っても経口剤なので日常生活のQOLの観点からは注射剤より優れていると思います。ただ、全く副作用がないというわけで・u桙ヘないので、そのことについては主治医に聞いてみてください。卵巣摘出に関w)しては、エストロゲンの関係なく増殖する癌細胞に性質を変えたのであれば卵巣摘出は意味がなくなるので、前の返事にも書いたようにリュープリンを止めてからの状況を見て決めることで遅くないと思います。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ゆう HOME 2005/11/19 22:23:03二瓶先生 何度も何度も忙しい中質問に答えていただきありがとうございます。とても心強いです。主治医からの治療内容信頼はしていますが いつもなかなか自分の中ですっきりせずに帰ってくるのですが、二瓶先生のお返事を読むと すっきりとした気持ちになれるんです。遠くにいながら 私にとっては強い味方といってしまうと失礼かもしれませんが、そんなありがたい存在です。また 悩んだり戸惑う時があるかもしれませんが、よろしくお願いします。二瓶先生 お体大切にして下さい。ご相談させて下さい 投稿者: MAO 2005/11/15 15:31:21二瓶先生 はじめまして。MAOと申します。乳癌患者の夫です。以前からこの掲示板を読ませていただいており、たいへん参考にさせていただいております。40歳になる妻の件でご相談さぁw)ケて下さい。2002年11月手術(左2.7cm 腋下リンパ節転移1個 ER:+- PGR:+ HER2:3+)術後化学療法としてハーセプチン&Weeklyタキソテール(標準治療ではないと思ったのですが・・)を6ヶ月行いました。2005年5月のCT検査で5mm程の肺転移が数ヶ所みつかり、主治医からの提案によりゾラデックス&ノルバデックスのホルモン療法を開始しました。3ヶ月め(8月)の検査では縮小傾向、6ヶ月目(11月)では若干大きくなっているとのことで、治療方針を見直し、化学療法(ハーセプチン&タキソール)を主治医より提案されています。お伺いしたいことが3点あります。@この段階でホルモン剤をゾラデックス&アリミデックスに変えて、もう少しホルモン療法を続けていく考え方もあるように思います。 危険でしょうか。先生のご意見をご教示下さい。Aゾラデックス&アリミデックス保険適用の件肺転移発覚後、主治医と話し合ったところ上記の治療法の有効性(特にHER2陽性例に対して)は認めながらも保険適用の問題で出来ない。また自費で行うほど双方に明確な差はないとのことでした。保険適応は現在では魁w)ウね認められてきているようにも聞きます。このあたり実際はどのような状況kuネのでしょうか?主治医にアリミデックスの使用をお願いできるものでしょうか? B化学療法とした場合、再発治療ですのでできるだけ副作用(脱毛も含めて)を避け、長く普通の生活を送れるようにしてやりたいと考えます。 本人にとっては脱毛も(術後経験していますが)重要な副作用であり、特に再発治療にあたっては気持ちを尊重してやりたいと思うのです。ハーセプチン&タキソールの前に、ハーセプチン&ナベルビン(脱毛が軽微と聞きます)もしくは経口剤(エンドキサン、TS−1、ゼローダ等)などを選択する考え方はないでしょうか。それで増悪した場合、副作用を受容し、タキサン、CEFを検討する方が、素人考えですが合理的に思えます。長文になり申し訳ありません。アドバイスをよろしくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です 2005/11/19 14:29:53はじめまして MAOさんできるだけ普通の生活が送れることはとても大切なことです。効果があっても副作用で辛い毎日を送るようでは何の意味もありません。そういう点でご主人の奥さんに対する思いやりはよく理解できます。しかし、ある期間少し辛くとも有効性の高い治療を行う・u桙アとで再発巣を画像診断で同定できないほど小さくなる可能性が高いときは、甘んじてその治療を受けるという考えの柔軟性を持つことも必要だと思います。術後療法としてハーセプチンとweekly タキソテールが行われましたが、確かに標準治療とは言えません。そのような治療が良かったという報告もあるので主治医の先生はその治療法を選択されたのだと思いますが、今のところ広く認知されたエビデンスがないのでその治療に関し私はコメントをできません。標準治療の仕方によれば、ホルモン反応性がある場合は化学療法の後にホルモン療法を行うのですが、MAOさんの奥さんはホルモン療法を受けなかったのでしょうか。HER2が強陽性の場合はノルバデックスのような抗エストロゲン剤が効きにくいので、主治医ホルモン療法を選択しなかったのでしょうか。今回の肺転移は生命を脅かすような状態ではないので、再発治療の仕方としてホルモン療法から入るのは理にかなっていますが、HER2が強陽性なので抗エストロゲン剤のノルバデックスよりアロマターゼインヒビターのアリミデックスの方が有効かもしれません。アリミデックスは閉経後にのみ適応のあ・u桙髢ci、閉経前で用いるとすればゾラデックスなどのLH-RHアゴニストkuナ閉経状態にしておくことが必要になります。ゾラデックスとノルバデックスで少し効果が見られたので、ホルモン療法の進め方に沿ってノルバデックスをアリミデックスに変更すると効果が見られる可能性はあります。どの程度の効果でどの程度効果が持続するかは分かりませんが、試してみる価値はあると思います。その際に問題になるのは保険適応のことですが、査定するかしないかは県によって対応がまちまちです。主治医の先生あるいはその施設の考えによって、こうした保険適応外の治療を保険を使ってするかしないかだと思います。保険適応外で使って査定されるかどうかはその後の問題です。2005年度のザンクトガレンの治療指針で高リスクの閉経前でホルモン反応性がある場合、化学療法→(AI+OFS?)と記載されています。(?)付きですがOFSつまり卵巣機能を抑制しアリミデックスのようなAI(アロマターゼインヒビター)剤を使う治療法が、将来標準治療になると予想されます。それだけ閉経前に対するこの組み合わせのホルモン療法の効果が期待されているということで、MAOさんの奥さんにも効果が期待できるので、保険適応の問題はあぁw)驍ノしても試みる価値はあるということになります。、ホルモン療法の効果が期待できなければ次のステップとして化学療法になりますが、標準治療とご主人の奥さんへの思いの間にギャップが生じます。標準治療では初めに臨床試験でエビデンスのある最も効果的な化学療法を行うことが一般的です。MAOさんの奥さんへは術後にタキサン系が用いられたので、標準治療に沿えばアンスラサイクリン系の抗癌剤を含むレジメンで化学療法を行うことになります。この場合、吐き気などはだいぶ抑えることができますが脱毛を抑えることはできません。ハーセプチンを使える場合は化学療法と併用しますが、アンスラサイクリン系の心毒性とハーセプチンの心障害の問題があって、この2者は通常併用はしません。MAOさんの奥さんの肺転移は小さいのでアンスラサイクリン系が効く可能性は高いかもしれません。標準治療ではアンスラサイクリン系が有効でない場合、第三次療法(3rd line)に位置づけられるナベルミンやゼローダということになりますが、まだタキソールを使っていないのでその前にハーセプチンとweeklyタキソールを試す価値があります。さてこれまぁw)ナ書いたのは標準治療に沿った治療についてですが、脱毛などの日常生活の
QOLに関わる部分ではご主人の思いからすれば問題があります。最近、現在は3rd lineに位置づけられているナベルミンやゼローダを再発治療の初めに用いるとより有効性が高いという報告もあり、これらの薬剤を2d line あるいは1st lineで使った場合の効果について検討が行われています。その効果が確認されれば、将来術後療法に初めからゼローダなどが用いれれるようになる可能性は高いと思います。ゼローダは経口抗癌剤でQOLの点では優れているので、現時点での標準治療からははずれますが、MAOさんの奥さんにまずゼローダを試すという選択もけっして間違いではないと思います。その効果がなければナベルミンその後にアンスラサイクリン系という順で治療を進めることに合理的な異議をはさむ余地はないと考えます。ただし、この治療手順は標準的ではないので、主治医の説得が必要かもしれません。最後にご主人の奥さんへの思いはよく理解できますが、長い目で見たときに一時の脱毛より効果の方を選ぶべき選択もあるということを一度じっくり考えてみてください。疑問があったら、また質問してください。すみません 投稿者!
: ゆう 2005/11/17 18:37:5014日にもゆうさんという方の質問があったのですね。15日の質問のゆうは、別人です。混乱させては 申し訳ないので、書き込みしておきました。 投稿者: 二瓶です 2005/11/17 22:46:15骨転移が中心のゆうさんのような状況では、穏やかであれ持続的に効果が期待できる治療が良いと思います。目に見えて効果が実感できる化学療法をしても、その後の行き着くところが穏やかな治療で同じであれば、副作用や費用の面で不利な化学療法より後者の方がより良い日常生活につながると思います。そういう点でアレディアとヒスロンHで経過を見るのも一つの良い方法と考えます。ヒスロンHは骨転移の痛みを軽減したり、これまでのホルモン療法と少し違って日常生活の質を高めてくれる働きが有るかもしれません。ヒスロンHを服用すると食欲が出たりして体重が必ず増加するので、食べ過ぎないよう注意が必要になります。状況からして病状は増悪していると判断せざるを得ないので、もう効果は期待できなくなったと判断しこれまで行ってきたリュープリンとアロマシンは中止して良いと考えます。叩w)芬~してヒスロンHの効果を見てから次どうするか考えれば良いと思いまw)す。今、ゆうさんにとって最も重要なことは少しでも普通の日常生活が送れるようすることです。癌細胞とうまく共存していける治療を受けることです。くじけず、ファイトです。状況をまた教えてください。 投稿者: ゆう 2005/11/18 12:45:47二瓶先生 お忙しい中お返事いただきありがとうございました。  リュープリンについて 私の質問の仕方が具体的でなかったようなので もう一度質問させて下さい。 今までリュープリンを接種していたのは閉経状態を続ける為だと思っていました今回治療が変わり そのお薬でも閉経状態がたもてるのでしょうか?もし生理が戻る事になると 女性ホルモンが活発化してしまうのではないでしょうか?もしそーなら リュープリンも一緒に接種した方がより効果が期待できるでしょうか? 投稿者: 二瓶です 2005/11/18 16:47:29リュープリンの目的は閉経状態を続けるためでなく卵巣の働きを抑えてエストロゲンの産生を止めることですが、その結果として閉経状態がもたらされます。リュープリン自体にそうしたホルモン療法的役目がありますが、ゆうさんの場合はアロマシンを用いるためにァw)閭・[プリンで閉経状態を保つという目的もあります。リュープリンを止めれば当然生理が戻る可能性が高いわけですが、これまでのホルモン療法で増悪してきているとすると結論としては今のホルモン療法は効果がないと判断せざるを得ません。つまり生理が戻って卵巣からエストロゲンが産生されても、そのエストロゲンで癌細胞は刺激を受けないように変化してきたと考えられるのです。つまり、ゆうさんの癌細胞はエストロゲンの影響なしで増殖する力を持ったということです。ヒスロンHはエストロゲン受容体とは関係なく働く作用を持ったホルモン療法剤です。黄体ホルモンに似た構造をしていてどのような薬理作用で効果を発揮するのかまだ不明な点がありますが、効果があれば骨転移の痛みを軽減したり食欲を増進したりします。ヒスロンHはホルモン療法の位置づけとしては最も最後に用いるホルモン療法になります。エストロゲンを介す今までのホルモン療法とは少し毛色が異なるので、リュープリンを止めても良いのではと書きました。リュープリンを止めてもし状態が悪化するのであれば、それは純粋に卵巣のエストロゲン産生による悪影響と考えられるので、ぁw)サの時は思い切って腹腔鏡下で卵巣摘出することが経済的な面でも良いように・uユいます。これが私の考えです。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ゆう HOME 2005/11/18 22:04:28リュープリンの治療に対して 少し誤解していたようです。 二瓶先生ありがとうございました。また少しお聞きしていいですか?ヒスロンは ホルモン治療の最後と書いてありましたが、考えたくはありませんがしばらく使って効果なくなった場合 次はどんな治療が考えられるでしょうか?飲む抗がん剤も今回の治療の候補にあがっていたのですが点滴と飲む抗癌剤の違い(副作用や効果)はあるのでしょうか?最後に私も前から卵巣摘出は考えていました。でもこれ以上という気持ちがあって、けれど今はそんな事もいってられません今回の治療の効果を見てからでも遅くないですか?リンパ節転移について 投稿者: パンジー 2005/11/15 07:04:37はじめまして。術後、ACとTを終了し、現在ノルバ4ヶ月目です。Her2は−、異型度は3でした。お伺いしたいのは、術前の映像には写らなかったのですが、レベル1に一つ・レベル2に顕微鏡レベルの大きさ1つの転移が見つかりました。この場合、微細転移が体に回・u桙チているのはほぼ確実なのでしょうか?レベル3になくてもその先まで行っているのでしょうか?治療の成果を期待しつつも不安がよぎります。つまらない質問ですが宜しくお願いします。 投稿者: 二瓶です 2005/11/17 21:50:45はじめまして パンジーさん術前の検査で腋窩リンパ節に転移が有るかどうか確定することは難しいと思います。造影CTやMRI などで転移の可能性を推測できますが、最終診断は病理組織診断の結果になります。PET検査ではもっと確率の高い推測が可能かもしれませんが、やはり最終診断は病理組織診断です。遠隔転移はリンパ行性と血行性があり、手術時点で腋窩リンパ節転移が無くても再発は有り得ます。この場合は血行性に流れ出た癌細胞が手術時点でどこかに微少転移として存在し、術後のホルモン療法や化学療法の効なく生き残った癌細胞が増殖し画像診断などで存在が確認された時点で再発と診断されることになります。腋窩リンパ節転移の有無や転移個数は、これまでの膨大な検討の結果から再発の予測因子として有用であることが分かっています。リンパ節転移有りは無しよりも再発する確率が高いし、転・u梭レ個数が増すほど再発の危険性が増すことが統計的な数値として出されていまw)す。乳癌の転移は骨、肝、肺に多く見られますが、いずれも血行性転移です。乳癌の癌たるゆえんは、しこりが小さいうちに癌細胞は周囲のリンパ管や静脈の中に侵入し遠くへ運ばれていくということです。パンジーさんに限らず癌細胞は血行性に遠くへ運ばれてゆき、免疫など体の持つ自然治癒力で抗しきれなかった癌細胞が臓器内に生存するものが微少転移です。微少転移が手術時点であるかどうかは誰にも分かりませんが、リンパ節転移の情報はその可能性を推測する因子になるということです。パンジーさんはHER2は陰性でしたが異型度が3でリンパ節転移があるのでしっかり術後療法をすべきですが、AC→T終了後にノルバデックスと標準治療に沿ってきちんと術後療法が行われています。この治療の目的は可能性として存在を否定できない微少転移を、最も効果的と考えられる方法で死滅させることです。この目的が完全に達成されれば治癒ということになります。行うべきことをきちんと行っての最終的な結果がどうなるかは誰にも分かりません。問題が起こったときに最善の努力をすることは大切ですが、将来の不確定なことに対して心配するのは心身面に悪影響・u桙及ぼすことにもなりかねないので、今の治療を信じて前に進んでください。そして、全身に問題がないかどうかの診察と検査を主治医の方針にしたがってきちんと受けていくことです。疑問があったら、また質問 してください。肺転移の疑いについて 投稿者: no name 2005/11/14 12:21:22はじめて、質問させていただきます、ゆうです。手術後の放射線療法の終わり、抗がん剤投与に入ろうとしています。ここ数日、気管支や肺辺りに痛みがあり、主治医に話したところ、インフルエンザの予防接種の副作用ではないかということで、胸のX線だけとって転移の異常なしと言われました。X線写真は、MRI検査やCT検査に比べて簡単に検査できるものだと思うのですが、肺転移を指摘できる情報があるものでしょうか。書籍等では転移は早く見つけても、予後は同じと書かれているのでそれ以上の検査をお願いするのも気がひけます。肺に痛みがある場合では、X線で肺転移がわかるものですか?遠隔転移は、早めに発見する必要はないのですか?グレードVでHER−2(+3)なので、転移が心配なのです。教えてください。 投稿者: 二瓶です・u・ 2005/11/14 22:33:14はじめまして 11月14日のゆうkuウんまず、肺転移の初期の段階で痛みが出ることはないと思います。転移が進行し神経に浸潤でもすれば痛むことがあるかもしれませんが、ゆうさんの痛みは炎症などに関係する痛みのように思います。症状からして気管支炎や肺炎のような炎症は考えにくいので、放射線照射に関係する炎症に関係するのかもしれません。他には手術と関連する痛みや、主治医の先生の考えるような痛みが考えられます。いずれにしても、肺転移による痛みは考えにくいということです。X腺写真で肺転移が見つかることはありますが、精度の点ではCT検査に劣ります。小さい肺転移や肺門部のリンパ節転移を発見する能力はCTの方がはるかに高いと言えます。手術前や手術後に胸部CT検査をしませんでしたか?まだ手術からさほど時間は経過していないと思うので、CT検査を受けていてその時異常がなかったら、まずこの時期に検査で同定できる肺転移は存在しないと考えます。それでも心配だったらCT検査を受ければ良いと思います。もし転移が出現するとしても早い段階で見つかるほど治療に反応する可能性が高いと考えます。再発の発見時期で予後に変わりはないといぁw)、のも本当かもしれません。ただ、その結果ははるか以前の症例で得られた結果であることを踏まえ上で評価しなければなりません。治療薬や治療法の選択肢の広がった現在では、早期に発見し適切な治療をすることで過去に得られた結果以上の成績が得られる可能性があるので、その点からも早期発見に越したことはないと考えます。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ゆう 2005/11/16 11:39:06二瓶先生、わかりやすいお返事をありがとうございました。先生のお返事で心が落ち着きました。胸のCT検査は手術前に行い、転院前の病院で全身CTと骨シンチを受けました。病院によって術後3ヶ月または6ヶ月ごとなど異なるようです。8月に手術を受け、3ヶ月が経過しました。全身検査はまだやらないようです。明日から抗がん剤の補助療法が始まります。がんばってきます。ありがとうございました。迷っています。 投稿者: ゆう 2005/11/15 08:59:18二瓶先生 ご無沙汰しております。いつも色々アドバイスいただきありがとうございます。あれより 数値が微妙に上がり続け、CEA9.4CA15−3 25.2・u栫@ICTP5.4今までの治療は、アロマシン内服 リュープリン接種していw)ました。 現症状は、右肩の違和感がずっと続いています。昨日、主治医と話しをし まだこの段階では、抗癌剤はうたずに、アレディア接種 ヒスロンH内服する事になりました。 この選択で間違いなかったのか?と不安になるのですが、、、、そしてもう一つなんですが、今まで接種していたりュープリンなんですが、主治医はやらなくてもいいと思うが次回の診察まで考えてくるよう言われました。自分の体ですが、考えろと言われてもどーしていいかわかりません。二瓶先生、このまま色々な治療が増えていけばかなりの治療費になりますよね小さな子供がいる私のような人はどーすればいいのでしょうか? いつか治療費だって限界がきますよね「もー他の治療はいいです」と言わなきゃならなくなるのかなぁー と昨日はつくづく考えてしまいました。no title 投稿者: 二瓶です 2005/11/12 14:40:27大阪成人病センターのK先生でしょうか?脂肪が癌に変化することはありません。昔から標準体重を20%以上超えるような肥満は乳癌の危険因子と言われてきました。疫学調査で統計的にそういう結果が客観的に証明されています。乳癌の発生に・u桙ヘ女性ホルモンンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が関わっていることが分かっています。エストロゲンの刺激で乳管上皮細胞が癌細胞に変化するのが乳癌の始まりです。閉経後の女性のエストロゲンは、副腎から分泌される男性ホルモンがアロマーターゼという酵素の働きで変化したものです。この酵素は脂肪組織や筋肉組織に多く存在します。そのためか肥満つまり脂肪組織量の多い方の乳癌罹患率が多く、肥満は乳癌の危険因子となっているのです。実際やせている方と脂肪組織の多い方の血中エストロゲン濃度を測定すると、後者でエストロゲン濃度が高いという結果が出されています。閉経前でも同じようなことが言えると思います。そういうことで、あやさんの新しい取り組みは乳癌の予防に効果的だと思います。ぜひ、くじけず続けてください。細胞診の結果はきっとだいじょうぶです。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: 二瓶です 2005/11/12 14:42:20追加これはあやさんへのお答えです。 投稿者: あや 2005/11/14 17:56:45二瓶先生いつも丁寧はお返事ありがとうございます。私がお世話になってる先生は大阪で・u档}ンモとかの検査で有名なK妻先生です。本日結果を聞きにいってきました。w)結果は判定不能でした・・・・ 今日は、女性ホルモンを調整するような漢方薬をいただいて帰りました。それを飲んで3週間後に検査6週間で薬服用終了のときにもう一度検査になりました。担当の先生もたぶん乳腺炎(症)だと思うけどすっきりさせたほうがいいでしょ?ということでした。次は12月の頭に検査ですが、運動は毎日がんばります!不安になったらまたお邪魔させていただきますほんといつもありがとうございますあや 投稿者: no name 2005/11/04 23:38:56はじめまして 29歳 出産経験なしのものです先月左胸乳首のまわりがちょっと痛くて近所の産婦人科でみてもらい最初は生理による乳腺症みたいなものでしょうといわれました。生理がおわっても少しいたいので再度診察。そこで簡単にエコーでみてもらうとしこりのようなものがあるから精密検査をいわれていってきました80%は大丈夫といわれましたが不安で知り合いの大きい病院の乳腺外科にいきました そこで、エコー専門の技師さんにみてもらい。マンモもしました。最後にエコーを乳腺外科の先生に直接してもらいました。エコー専門の技師さんの結果は異常なし。乳腺外科の・u梵謳カも影のようにみえますた最初のエコーの写真のようなものはみあたらず。それらしきものも脂肪と細胞が同じだから問題なしといわれました・心配だからまた別のところにみてもらう予定です。痛みは前よりかはないです 最初に痛みに気づいたのは10月中旬すぎごろでした・いろいろ痛みの原因を考えていたのですが仕事で机がちょうど乳首にあたる高さでずっと圧迫したような形でいままで仕事を何年もしてきました。 そのようなことからも痛みってでてくるものなのでしょうか?異常はみられませんが心配なら半年から1年に1回は検査うけたほうがいいですねと乳腺外科の先生にはいわれました。しこりは触診でもエコーでもないようです。でも一人はしこりがあるような?と一人はしこりはないエコー技師さんも問題なし どちらも信じていいのかもわからない状態です。 ちょっとまだパニックなので乱筆ですみません。ちなみに家系に乳がん患者は一人もいません。がん患者は祖母の兄妹に一人、母の兄弟に一人です。 投稿者: あや 2005/11/07 14:30:33今日有名な先生ととこにいって検査してきました。脂肪?らしきものがあると診察されて念の亜w)ラ細胞もとりました針をさした感触なのかエコーでみた見解なのかわかりませkucF99%は絶対大丈夫っていわれましたでも結果がでるまで不安です 投稿者: 二瓶です 2005/11/09 22:14:57はじめまして あやさん日本人の乳癌は増えていて女性雑誌などでよく特集されるので、乳癌に対し敏感になっている方が多いように思います。自分の乳房にいつもと違う異常を感じると不安で仕方ないでしょうね。しこりを訴えて来院される方の多くは硬く変化した乳腺組織をしこりと捉えていて、真の腫瘍としてのしこりでないことの方が多いと言えます。痛みを訴えて来院される場合も圧倒的に乳癌でないことが多く、ほとんどは女性ホルモンのバランスの乱れが乳腺組織に影響しての乳房痛です。この状態を乳腺症と言ったりしますが、本当は病気でなく正常範囲内の変化と考えられています。このような変化は30代半ば過ぎから多く見られるようになりますが、このような状態の時に乳癌が見つかれば痛みが乳癌の主訴ということもあります。あやさんの文面から推測して、乳癌はほとんど否定的です。乳腺症的変化は20代にも見られ、あやさんの感じている痛みは乳腺症的なものと思います。通常は生理が近づくと痛みが増し生理が察w)ヘまると痛みが軽減しますが、生理後も痛みが続くことはよくあります。その時の黄体ホルモンと卵胞ホルモンのバランスによって痛みの程度と痛みの持続期間などが変わってきます。卵胞ホルモンのことをエストロゲンと言いますが、実はこのエストロゲンの強い刺激で乳管の内側を裏打ちする乳管上皮細胞が乳癌細胞に変化することが乳癌の始まりです。乳腺症の状態を引き起こしその症状の強さにもこのエストロゲンが関わっています。30代半ば過ぎから加齢現象的にエストロゲン優位になるので、乳腺が硬く変化したり痛みが出る乳腺症と呼ばれる変化が多く見られるようになります。乳輪の縁あたりの乳腺組織は硬く変化しあたかもしこりのように触れやすい場所です。しこりになっている乳癌に対しては超音波診断がたいへん役立ちます。経験があれば乳癌のしこりを超音波で乳癌と診断する、あるいは乳癌を強く疑うと診断することは難しいことではありません。もし超音波で見てしこりのようなものがあり乳癌ならば、多くの場合硬いしこりとして触知できるはずです。あやさんはしこりを触れないようだし、超音波でしこりとして捉えられたものの色調が脂肪と同じというぁw)アとからも、乳癌の心配はほとんどないと考えます。今頃は細胞診の結果も出kuトいると思いますが、細胞診も経験があれば針を刺した時の硬さの感触と取れたものをスライドグラスに吹き付けたときの感触である程度癌かどうか予測がつきます。最終的な結果は乳癌でないということになっていると想像はしますが、もしそうだとしても不安感を解消するために半年後に再度診察を受けたら良いと思います。疑問があったら、 また質問してください。 投稿者: あや 2005/11/11 16:40:41二瓶先生ご丁寧な説明ありがとうございました実は結果はまだ来週なんです。細胞組織を検査していただいた先生はこちら大阪では有名な(たぶん二瓶先生はご存知だと思います。この前の学会にもいかれてました)K先生で経験はもう20年以上専門でされてる先生です。針で細胞をさした感触がとてもやわらかかったみたいでその見解からか99%安心といわれたのだと思ってます。でも結果がでるまで不安です。ホントに良い結果がでることを祈ってるのですが、脂肪がつきすぎると乳がんの原因にもなるようなことを担当の先生が少しいわれてたのですが脂肪が癌に変化するというのはホントですか? 今度の結果聞く時に一緒に予防法も教えまぁw)キとはいわれました。 早速自分なりに今体質改善のためにやめられなかったたばこをやめて、食事も少しだけ減らして朝晩のウォーキング(腕を振って)をはじめました。効果があるかわかりませんが・・・今後の治療方針 投稿者: MORI 2005/11/06 19:28:15初めまして私は現在35歳です。3年前に右乳癌温存術を行い、フルツロン1年とノルバデックスを内服し、1年半後にゾラデックスに変わり今年9月に終了しました。その時に右乳癌温存部と肝臓に転移しているのが解りました。右乳癌は10月に全摘を行いました。肝臓のこれからの治療方針なんですが、ホルモンレセプター(+)HER2(−)ノルバデックスを内服し効果がなければ弱い抗癌剤に変更すると言われています。いくつか質問させてください。1)種類は違いますがホルモン剤を行っていて再発しているのですが効果はあるのでしょうか?2)効果がなくなってきたら弱い抗癌剤に変更するみたいですが効果がないのは転移が増えたらと言う事なんでしようか?遅いのでは?3)弱い抗癌剤はどんな種類ですか?4)よく書かれているAC,E・w)チ,CEF,CMFの弱い順に教えてください。5)乳癌の抗癌剤の種類は少kuネいのでしょうか? 投稿者: 二瓶です 2005/11/09 23:10:24はじめまして MORIさんノルバデックスを継続したままゾラデックスを併用したのでしょうか?。1年半後にゾラデックスを追加したのはなぜでしょうか?。再発乳癌の治療では、生命を脅かすような再発ではなくホルモン反応性がある場合はホルモン療法から入るのが原則です。温存乳房内再発と肝転移がはっきりした今、たとえ生命に関わらない再発だとしても、これまで使ってきたノルバデックスの治療効果はほとんど望めないように思います。ゾラデックスを開始した時点でノルバデックスを中止し中止期間が1年以上あるのなら、ノルバデックスを再挑戦する価値はあるかもしれませんが、その場合でも期待できる効果は高いものではありません。閉経前なのでノルバデックスに代わる経口ホルモン療法剤はありません。もし閉経後に使えるアロマターゼインヒビター(AI剤)を試すのであれば、ゾラデックスで閉経状態にするか卵巣摘出で閉経状態にする必要があります。MORIさんに今必要と思われる治療は弱い抗癌剤を用いるのではなく、臨床試験の結果から最も効果的と考えられ・u桙驩サ学療法を受けることだと思います。一般的にはアンスラサイクリン系の抗癌剤の入ったEC、AC、CEF、CAFなどの化学療法を行います。それに引き続いてタキサン系の抗癌剤を投与するのが一般的だと思います。CMFは40年ぐらい前から行われている乳癌に対するスタンダードな化学療法ですが、アンスラサイクリン系を含む化学療法に比べ効果が劣ることが証明されたので、現在は脱毛がどうしても受け入れられないとか心臓に問題があってアンスラサイクリン系を使えないような時に用いる化学療法という位置づけになっています。MORIさんはまずアンスラサイクリン系抗癌剤を含む化学療法を受け、その後はタキサン系の抗癌剤を用いた治療に進むべきです。HER2が増幅しているのならハーセプチンを併用できますが、HER2が(−)なのでその選択肢はありません。その後どうするかについては標準的な治療の進め方があるので、それに沿って主治医と相談して決めることになると思います。乳癌の治療に用いる抗癌剤はこの他にもいくつかあり、また今後新しい抗癌剤も開発されるでしょう。繰り返しますが、大切なことは標準邸w)ィな治療の仕方に沿って治療を進めていくことです。そして、現時点での標準・uィな再発治療のトレンドは始めに最も効果の得られる治療をすることです。弱い抗癌剤から入ることではありません。ただしそれは一般的な治療の進め方であって、弱い抗癌剤を持続的に用い癌を休眠状態にし癌と共存するという考え方もあるということを書き添えておきます。最終的にどのような治療をするかは、主治医と相談しMORIさん自身が決定することです。疑問があったら、また質問してください。ありがとうございました 投稿者: こっこ 2005/11/09 14:03:09二瓶先生、お疲れの所お返事ありがとうございました。京都で学会だったのですね。お仕事ではゆっくり紅葉も楽しめなかったのではないでしょうか?まだ早かったようですし・・・。でもお近くに紅葉の名所があっていいですね。昨日点滴を済ませ今朝帰りました。二瓶先生のおっしゃる事、本当に納得できました。弱いものでついつい楽な方に、楽な方にと流されてしまいますが、多少苦痛が伴う治療も挑戦しようと言う気持ちになりました。つらい治療にも頑張っていらっしゃる方達がたくさんいらっしゃるのに恥ずかしくなりました、そして反省しました。二瓶先生の「我々医者は様々な・u桴アを提供cI、治療を受ける側は個々人の価値観と人生観に基づいて医者と相談しながら治療法を選択すれば良いのだと考えます。」という言葉が胸に素直にしみ込みました。抗がん剤も毛嫌いするだけでなく、二瓶先生や主治医のご意見を参考にして今後の治療を考えていきたいと思っています。今後共よろしくお願いします。本当にありがとうございました。次回結果が出ましたら、報告させていただきます。良い結果が出ますように・・・。おたずねします。 投稿者: ひな 2005/11/04 12:44:09はじめまして。閉経前の35歳です。病歴は以下の通りです。家族→父(悪性リンパ腫)伯母(乳癌)自身→充実腺管癌 扇状温存手術 腫瘍直径3cm内に1.3、0.8、0.5の3つリンパ節(第1,2)転移なし 両ホルモンレセプター(+)グレード2 Her2(2+)化学療法AC+T → 放射線 → ホルモン療法 予定いくつか質問させてください。1)Her2陽性は抗がん剤が効かない?2)Her2陽性はホルモンレセプターが(+)でも           ホルモン療法の効果が弱い?3)しこりが複数できる・u桙フは予後が悪い?4)しこりが体の中心側にできるのは予後が悪い?5)そもw)そも予後が悪いとは?近いうちに               必ず再発があるということ?6)しこりが腋下より鎖骨に近いところにあるのになぜ鎖骨近くのリンパ節(第3?)は見ないのでしょう?できる場所がどこであろうと、最初に辿り着くのが腋下であるということでしょうか?情報を集めれば集めるほど不安ばかりがつのります。Her2が陽性であること、グレード2、しこりが多いこと、充実腺管は転移しやすい(?)ということ、、今後のことで何を思ったとしても、今は推奨される治療をするよりないというのはわかっているのですが、、。 投稿者: 二瓶です 2005/11/08 23:19:35はじめまして ひなさん学会で郡山を留守にしていたので返事が遅れました。情報過多も善し悪しですね。情報が多くとも正しく理解し適切な判断ができなければ、不安を増す原因になります。質問に答える前に基本的なことを書いておきます。乳癌の手術を終えその後に治癒するか再発するかの違いは、手術時点で全身のどこかに微少転移が存在しているかいないかにかかっています。微少転移がなければ再発の可能性は低く治癒する可能性は高いということになり・u桙ワす。残念ながら微少転移が存在している場合には、治癒はその微少転移を消すことができるかできないかにかかっています。微少転移に対する主たる治療法は薬物療法です。ひなさんは標準治療に沿って化学療法AC+T→放射線→ホルモン療法が行われるとのことなので、現時点で最も有効性の高い治療法と言えます。ではひなさんの質問に答えたいと思います。ひなさんのHER2は(2+)ということなので、HER2が実際に過剰発現しているかどうかはFISH法で調べる必要があります。まずホルモン療法についてですが、HER2が過剰発現している場合は抗エストロゲン剤のタモキシフェンの効果が低下する可能性があるとされています。つまりノルバデックスやタスオミンといったホルモン療法剤の効果は低い可能性があるということです。閉経後ならアロマターゼインヒビター(AI剤)を用いることができますが、閉経前はAI剤の効果は期待できないので保険適応の経口剤はタモキシフェンしかありません。したがって、実地医療ではHER2が過剰発現していてもタモキシフェンが投与されると思います。HER2過剰発現している場合の化・u條w療法に関しては、CMFに比べタキサン系やアンスラサイクリン系の有結u帥Hが高い可能性があると報告されています。したがって、ひなさんの受けるAC+Tは効果が期待できます。ホルモン療法に関しては、AC+Tで卵巣機能が廃絶しなければLH-RHアゴニストも使用できます。もしAC+Tで卵巣機能が廃絶すれば人工的な閉経状態なので理論的にはAI剤を使えます。LH-RHアゴニストを使えばやはり人工的に閉経状態になるのでAI剤を使うことができますが、この場合は保険適応上の問題があります。しこりが多数存在する場合についてですが、いくつかの乳癌が同時期に多中心的に発生した場合と、主腫瘤の近くに嬢結節が存在する場合があります。ひなさんの場合は3cm以内に3個のしこりがかたまって存在するので、おそらく後者に相当すると考えられます。そうだとすれば予後が悪いと考える必要はないと思います。しこりが体の中心側つまり内側に存在しても予後に変わりはないと考えます。ひなさんが見たデータはおそらくかなり以前の症例を統計的にまとめたもので、当時の術後療法の仕方に関係あると思います。内側にしこりがある場合のリンパ液の主たる流れは胸骨傍リンパ節に向かうのでそこにリンパ節・u椏]移を来す可能性が高くなりますが、胸骨傍リンパ節郭清をしなければ腋窩リンパ節の状態でリンパ節転移の有り無しを判断することになるので、胸骨傍リンパ節に転移があっても腋窩リンパ節に転移がなければ最終的にリンパ節転移なしという結果になってしまいます。この場合必要な化学療法が行われないということもあり、統計的な処理をすると内側乳癌の予後は悪いという結果が必然的に出てしまいます。昔は拡大乳房切除術といって、胸骨傍リンパ節郭清もよく行いましたが、郭清するしないに関わらず予後に差がないことが分かってきたので、次第に胸骨傍リンパ節郭清は行われなくなりました。腋窩についても同じで、次第にリンパ節郭清は縮小され行き着くところがセンチネルリンパ節生検です。最近はリンパ節転移の有無だけでなくいろいろな情報を総合的に判断し適切な術後療法を行うようになってきているので、将来おそらくしこりの位置による予後の差はないという結果が統計的に出されると思います。しこりからのリンパ液の腋窩方面への流れの基本は、まずセンチネルリンパ節に入りそこからレベルIへ、次に小胸筋の下の位置に存在するレベルIIのリンァw)マ節へ入り、さらにひなさんの言う鎖骨近くのリンパ節つまりレベルIIIw)から鎖骨上へ流れていきます。以前はレベルIIIまでリンパ節郭清をすることが普通でしたが、最近は腋窩リンパ節郭清は縮小傾向でレベルIIまであるいはレベルIで留めることが多くなりました。さらに進んでセンチネルリンパ節生検をして、そこに転移が無ければそれより先のリンパ節郭清は省略することも多く行われています。それは郭清を奥まですればするほど腕の浮腫などの障害が出やすいこと、転移のない正常のリンパ節は感染防御などの重要な働きがあるので温存すべきだという考えに基づいています。日本では通常の乳癌を乳頭腺管癌、充実腺管癌、硬癌の3つのタイプに分けますが、世界標準のWHO分類ではそれらをただ単に浸潤性乳管癌と分類しています。どのタイプにせよ同じ乳癌でその形態から3つに分けているに過ぎませんが、確かにこの順に生存率など予後に関しての統計的な数値が悪いことも確かです。しかし、その差は小さく大きく予後に関わる問題ではありません。予後が悪いとは予後良好に比べ生存率がより低いということです。生存率が悪いということは、より多く再発するということです。そして、再発とは手術時点で全身のどこか・u桙ノ微少転移が存在し、時間経過とともに増殖し肉眼的にあるいは画像診断で見つかったことを言います。要は手術後の検査結果がどうであれ、この微少転移を主に薬物療法で完全に消すことができれば治癒するということです。乳房温存手術では放射線照射もこの役目をします。つまり、実証された臨床試験の結果に基づく標準治療にしたがって、その時点で最も効果的と考えられる治療を受けることが治癒への最も可能性の高い方法だということです 。情報はあくまでも統計的なものです。ひなさんがその統計的数値に当てはまるかどうかは別の問題です。ひなさんはひなさんです。いろいろな情報に惑わされず前向きに治療を受けることが、心配しているよりきっと良い結果をもたらしくれます。ひなさんの受ける予定の治療は現時点で最も効果的なものと思います。信じてきちんと治療を受けてください。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ひな 2005/11/09 11:43:15お忙しい中、お返事をありがとうございました。とても丁寧でわかりやすい説明で嬉しかったです。あまりにたくさんの情報に溺れかかっていたように思います。主治医はいつ・u桙燒Zしそうで【治療内容】に関する質問はできても、その他について長々とはw)聞きづらいのです。またいろいろと質問させてください。ありがとうございました。おはようございます 投稿者: こっこ 2005/11/03 10:44:00二瓶先生、今日は学会でしょうか。あわただしく秋がやってきました。立山の頂上もすっかり白くなりました。紅葉がとてもきれいです、心があらわれるようです。朝晩、とても冷え込むようになりました。どうか風邪等ひかれませんようお気をつけください。検査結果が出ましたので報告させていただきます。CA15-3 10.1→9.0  CEA 23→19.3  ALP 516→385  LDH 203→178  γ-GTP 177→97  GOT47→29  GPT 46→26   以上です。CEAの値が少し下がりました。肝数値も今までになく下がりました。主治医は何にもおっしゃいませんでしたが、自分では腫瘍が小さくなっているのではないか・・・と期待しています。甘すぎる期待でしょうか・・・。今は4クール目ですが、お薬が効いている様なのでこのまま続けることになりました。やはり2週服薬、2!
週休薬です。今朝新聞でがん治療についての記事がありました。腫瘍の縮小よりも、延命を重視する旨の事が書いてありました。素人なので解釈が違うかもしれませんが、もしかしたら休眠療法みたいなことで患者にとっては身体の負担が減るのかもしれないと嬉しかったです。二瓶先生は最近本当にお忙しそうですし、季節の変わり目でもありますし体調を崩されては・・・と心配しております。どうかあまり無理をせずお体を大切になさって下さいますように・・・。二瓶先生のお返事をたくさんの人が(私も含めて)頼りにしてるのですから!次回また結果が出ましたら報告させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です 2005/11/07 22:47:26実は学会で京都に行っていました。例年ならもう少し紅葉しているのでしょうが、今年は気候が温暖だったためか遅れているようです。福島県では裏磐梯や吾妻スカイラインが紅葉の名所で、2週間前ぐらいにスカイラインをドライブしたのですが、今年は寒暖の差が小さいためか紅葉に鮮やかさが欠けていました。腫瘍マーカーを始め血液検査で改善傾向が見られます。今の治療がよく奏・u梃cIていると考えられます。腫瘍は現状維持か少なくとも増大はしていないとw)想像できます。再発治療の最終目標は延命にあります。それはただ単に命が長らえれば良いというものではなく、できるだけ苦痛が少なく人間として尊厳が保たれた生活ができることを理想とします。その目的を達成する方法として腫瘍をできるだけ小さくしようという従来の化学療法もあれば、腫瘍と共存する休眠療法という考え方もあります。何れの方法にせよ、より望ましい延命がもたらされれば良いと思います。そのために我々医者は様々な情報を提供し、治療を受ける側は個々人の価値観と人生観に基づいて医者と相談しながら治療法を選択すれば良いのだと考えます。また結果が出たら教えてください。術後補助療法について 投稿者: なみ 2005/10/28 20:16:44はじめまして。すでに術後補助療法を開始していますがどうしても不安が拭いきれません。ご助言をお願いします。5月下旬左乳房温存手術(手術時36歳)閉経前腫瘍2p 粘液癌核異型度2(面談表には異型度とありますが、グレードだと思います)ER(−)、PgR(+)HER2−0断端1回目陽性、追加切除にて陰性センチネルリンパ節 転移なし脈管侵襲 なし乳管内進展あり(切除ぁw)オた大きさは7cm)後出血の影響で手術2ヵ月後より放射線治療 60グレイ(ブースト含む)補助療法として、ゾラデックス2年、タスオミン5年粘液癌は予後良好ということですが、ERが(−)だったので、生存率が少しでも上がるならと思い、抗がん剤治療を希望しました。しかし主治医はホルモン療法でよいとのことでした。@ホルモン療法はCMF療法に匹敵するのはわかっていますが、二瓶先生でしたらやはりホルモン療法を勧められますか?Aホルモン療法を始めてから、股関節痛と頭痛が起きるようになりました(ホットフラッシュもあります)。低エストロゲン症を緩和する方法はありますでしょうか?(漢方薬などの情報があれば教えて下さい)B粘液癌は他のタイプの乳癌に比べると、乳房内再発が多いというのは本当でしょうか?以上よろしくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です 2005/10/30 03:00:55はじめまして なみさんmaoonさんへの返事ににも書きましたが、ER(−)、PgR(+)はER(+)、PgR(−)よりホルモン療法が効きます。なみさんは2cmの粘液癌でHER2が陰性なので予後はぁw)ゥなり良いと考えられます。治療は私も主治医の先生と同じホルモン療法だけkuナ良いと考えます。もちろん予後が良いと考えられても再発が100%ないとは言えないので、ホルモン療法だけで十分だとは断言できません。なみさんの受けているゾラデックスとタモキシフェン(タスオミンは一般名タモキシフェンです)の併用ホルモン療法は、無病生存期間をCMFより有意に改善することが証明されています。全生存期間でも改善傾向が認められています。関節痛は閉経状態になって骨塩量が減少したことに原因があるかもしれません。頭痛やホットフラッシュなどは更年期様の症状で、やはりホルモン療法の影響でしょうか。こうした症状を緩和するうまい方法はなかなかありません。骨塩量低下による症状改善には骨粗鬆症に対する治療が奏功するかもしれませんが、更年期様症状の改善は難しいものです。もう少し時間が経てば体が慣れて症状が軽くなるかもしれません。わたしも更年期に用いる漢方薬を試したこともありますが、効果の程は?です。症状が辛ければ婦人科の先生に相談するのが良いかもしれませんね。粘液癌は予後が良い乳癌です。温存乳房内再発が多いかどうかはよく分かりませんが、それは温存手術での切除範囲によるのではないでしょ・u桙、か。画像診断を基に切除範囲を慎重に決めれば、温存乳房内再発に関して他の組織型と変わらないと思います。切除範囲が7cmなので、2cmのしこりに対し腫瘍縁から少なくとも2cm離して切除されていると思われるし、放射線治療もブースト照射も含めしっかり行われているので、温存乳房内再発のことは普段忘れていた方が精神衛生的に良いと思います。もちろんきちんと通院して診察を受け、温存乳房内再発の有無に気をつける必要はあります。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: 二瓶です 2005/10/30 13:26:38ホルモン受容体とホルモン療法の有効性について追加させていただきます。ER(-),PgR(+)の方がER(+),PgR(-)より効くと書きましたが、いくつかの報告をまとめてみると有効率はER(-),PgR(+)の方が良かったという結果がある一方で、再発相対リスク減少あるいは死亡相対リスク減少ではER(+),PgR(-)の方が良いという報告もあります。ただし、ER(-),PgR(+)の症例は例数が他の組み合わせに比べ少ないので、結果の誤差範囲が大きい可能性があります。しかしながら、ER(-),PgR(!
+)でもホルモン療法の効果が期待できることは確かです。統計的な結果は幕uレ安であって、治療が有効であるかどうかはあくまでも個々の治療に対する反応性の問題です。効果のあることを信じて治療を受けることが大切だと思います。 投稿者: なみ 2005/11/04 12:14:29ご回答ありがとうございました。術後どうしても何事にも自信が持てずにいましたが、おかげさまで不安を払拭することができました。病院ボランティアを始め、今月中旬からはパートではありますが復職する予定です。先生のおっしゃるとおり、治療の効果を信じ、前向きに生きていきたいと思います。これから一段と寒さが増していく時期ですので、くれぐれもご自愛下さい。Moリュープリンについて 投稿者: m 2005/10/27 23:13:35二瓶先生、半年ほど以前に質問させていただきました。今日はリュープリンの副作用で質問させてください。昨年8月よりホルモン療法を始めてます。半年前から両手の痺れがあり、夏ごろには痺れがきつくなり患部側は特に力が入りにくくなりました。主治医に言って先日神経内科で診てもらったら、手根管症候群とのこと。治療しないといけないらしいのですが、このままリュープリンを続けて良い・u桙烽フでしょうか?アドバイスいただけたらと思います。よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です 2005/10/30 00:54:45mさん、お久しぶりです。リュープリンの副作用に手根管症候群の記載があります。頻度は少なくこれまで全世界で12例の報告があり、そのうち7例が日本で報告されているようです。リュープリンはこれまでは子宮内膜癌や子宮筋腫で使用されることが多かったので、12例全て乳癌以外での報告です。12例中8例は重篤と判定され、このうち2例は手術的な治療を受けたようです。転帰不明例を除き、残りはリュープリンを中止しステロイド剤の局所注射やビタミン剤の内服で1から7ヶ月後に症状の改善が見られたとのことです。mさんの場合、日常生活に影響を及ぼすほど症状があり進行しているようなので、リュープリン以外に明らかな手根管症候群を引き起こす原因が考えられないのであれば、リュープリンを中止すべきかもしれません。1年と少しリュープリンを投与したので中止にし、今後は経口ホルモン療法剤だけで経過を見て良いと思います。明らかに他の原因が考えられるのならリュープリンは継続して良ぁw)「と思いますが、いずれにしても神経内科や整形外科でしかるべき治療を受けkuトください。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: m 2005/11/03 18:51:18二瓶先生、ありがとうございました。早速、神経内科、整形外科、乳腺外科を受診し相談する事ができました。自分としては仕事を休職中で原因が不明ですが、主治医の後押しもありリュープリンは継続する事となりました。並行して手の治療もしていく事になります。二瓶先生のおっしゃるとおり乳癌治療では手根管症候群の報告はないと主治医も言っておりました。私の場合、最低2〜5年はホルモン治療を続けるべき。また様子を診ながら治療変更も可能であるとも言ってもらえましたので、もう一頑張りしようと思ってます。また二瓶先生にアドバイスお願いする事もあるかと存じますが、宜しくお願いします。ありがとうございました。no title 投稿者: ニモ 2005/11/03 17:18:44学会前のお忙しい時に、返事をくださりありがとうございました。先生もお体には気をつけてくださいね。いつも本当にありがとうございます。感謝で一杯です。今後もよろしくお願いします。疑問に思うこと 投稿者: ニモ 2005/11/0!
1 21:17:59骨シンチの結果も約1年前のものに比べて多くなってはいないものの、(2箇所位新たなものがありました)以前からあるところの集積が濃くなっていたり、少し拡大していました。抗癌剤ですが、今回からナベルビンにしてもらうことになりました。少しムカムカする感じはありましたが、普段と変わりなく生活できました。ここでまたまた質問なのですが、ナベルビンは血管痛がひどいためと点滴ではなく、静脈注射でおこないました。(以前使用していた人が痛みをひどく訴えたので製薬会社の人と相談してそのようにしたところ痛みの訴えがなくなったそうです。)薬の量なのですが、私が調べた範囲では、1回量は最大25mgと書いてあったのですが、今回私は35mg行いました。これって大丈夫なのでしょうか?また、静脈注射での投与でもありなのでしょうか?何クールで腫瘍マーカーやCTの再検を行っていけば良いのでしょうか?それから、主治医はナベルビンが期待出来なくなったら、タキソテールになると言われたのですが、またタキサン系に戻すのはおかしいのではないか、と思うのですが、先生はどう思われますか?また色々と質問攻めになって・u桙オまい申し訳ありません。よろしくお願いします。 投稿者: 二w)瓶です 2005/11/02 22:47:29 骨シンチの検査結果からもタキソールを変更すべき時期に来ていたと言えます。ナベルミンの使用法には緩除に静脈内投与することと書いてあります。5分ぐらいかけて静脈内投与すればいいので、ゆっくり静脈注射でもいいし50 mlぐらいの生理食塩水に溶かし5分から10分ぐらいで点滴静注でもOKです。その後血管を保護するため200~300mlの生理食塩水で洗い流すと血管痛は出ずに済むと思います。そういうことで、ニモさんの受けた投与の仕方に問題はないと思います。それから投与量についてですが、1回投与量は20~30mg/m2 なのでニモさんの体表面積を1.4m2とすると、ニモさんの1回投与量は35mgになります。ということで、投与量についても問題はありません。効果判定の仕方に標準的な決まりはありません。ニモさんの場合は治療が奏功しなければ進行が早いと予測されるので、2クール終わった頃にまず腫瘍マーカー的にでも効果判定をすべきだと思います。CTも同様に行うべきかもしれません。2クール後にというのはあくまでも私の考えなので、主治医とよく相談し効果のない治療ぁw)漫然だらりと行うことにならないよう適切な効果判定を行ってもらってくださいね。ナベルミンの効果が期待できないときは次の治療法に速やかに移ることが肝要ですが、私はナベルミンの後にタキソテールにしないと思います。ゼローダにするかもしれません。ただし、主治医の気持ちとして少しでもニモさんの状況を良くしようとの思いから、まだ使っていないタキソテールと考えているのかもしれません。そういうことであれば、実行してみなければ効果は分からないので、選択肢の一つとしてタキソテールも有りと思います。疑問があったら、また質問してください。ホルモン療法について 投稿者: パステル 2005/11/21 23:17:45二瓶先生こんばんわ。そちらの方は急激に寒波がおしよせてきていますが、お元気でしょうか。患者さんからインフルエンザをもらわれませんよう、お気をつけ下さいね。私のほうは最近蜂窩織炎もおさまり、副産物(?)でしょうか、液の貯留がぱたりと止まりました。大喜びしながらも、慎重に前方へ歩を進めている今日この頃です。本日、メールマガジンのホルモン療法について、読ませていただきました。現在私は術後補・u桴風テ法としてのホルモン療法として、アリミデックスを内服しています。このw)場合の、ホルモン療法剤の有効性をはかるには、どのような検査方法で行うのでしょうか。また、効果発現の時期に関してもご教示ください。急ぐ質問ではございませんので、先生のお手すきの時に、ゆっくりでかまいませんので、よろしくお願い致します。(返事)会津の山奥では最低気温が氷点下になることもあり日増しに冬に向かっています。私のクリニックでも先週インフルエンザの方がいましたが、郡山市内ではまだ散発的で話題にはなっていません。私もインフルエンザの予防接種をしましたが、心配なのは新型インフルエンザの流行が現実になるのかどうかです。パステルさんのような状態はやはり時間が解決してくれるものですね。本当に良かったですね。術後補助療法の効果は化学療法にせよホルモン療法にせよ、その施行中にその有効性を客観的に評価することはできません。術後補助療法の目指す相手はどこかに潜んでいるかもしれない顕微鏡レベルの微少転移なので、治療の効果を同時進行的に判断する術がありません。とは言っても、効果がない治療を漫然と続けるのは意味がなく無駄であるし場合によっては悪影響をもたらす可能性もあるので、血中腫瘍マーカーを測帖w)閧オたりCTや骨シンチなどの画像診断で問題がないかどうかモニターしていくことになります。いつの日にか再発の心配がなくなって治癒と判断できる状態になった時に術後補助療法が効果的であったと想像はできますが、本当にそうなのかの証明はおそらくできません。術後療法の目的は再発率を下げ生存率を改善することにありますが、残念ながら再発した時は術後補助療法の効果がなかったと状況証拠的に判断せざるを得ないということになります。術後補助療法の仕方は多くの臨床試験の結果から導き出されたものです。これからも臨床試験の新たな結果からその方法は変わっていくと思いますが、現時点で最も効果的と考えられる術補助療法の仕方を信じて予定の治療を受けていってください。疑問があったら、また質問してください。投稿者: パステル HOME 2005/11/23 21:47:29 二瓶先生、お返事有難うございました。治療の効果を同時進行的に判断する術がないということ、よく理解できた気がします。有効であろうとされている現在の術後補助療法は、過去に臨床試験を受けられた多くの人々が出してくれた結果なのですね。そして、臨床試験の期間は w)何年もの長い期間なのでしょうね。そのことにやっと気づきました。その人・uキに、深く感謝しようと思います。その恩恵にあずかることのできる自分は幸せです。また何よりも、二瓶先生の存在が私の自己免疫力を高めるパワーになっています。難しい内容も、良かったですねという優しい言葉も、ぜんぶ心に沁みていきます。いつもいつも感謝しております。先生、私たちのためにも、いつまでも健康でいて下さいね!ご相談させて下さい 投稿者: MAO 2005/11/15 15:31:21二瓶先生 はじめまして。MAOと申します。乳癌患者の夫です。以前からこの掲示板を読ませていただいており、たいへん参考にさせていただいております。40歳になる妻の件でご相談させて下さい。2002年11月手術(左2.7cm 腋下リンパ節転移1個 ER:+- PGR:+ HER2:3+)術後化学療法としてハーセプチン&Weeklyタキソテール(標準治療ではないと思ったのですが・・)を6ヶ月行いました。2005年5月のCT検査で5mm程の肺転移が数ヶ所みつかり、主治医からの提案によりゾラデックス&ノルバデックスのホルモン療法を開始しました。3ヶ月め(8月)の検査では縮小傾向、6ヶ月目(11月)では若干・u梠蛯ォくなっているとのことで、治療方針を見直し、化学療法(ハーセプチン&タキソール)を主治医より提案されています。お伺いしたいことが3点あります。@この段階でホルモン剤をゾラデックス&アリミデックスに変えて、もう少しホルモン療法を続けていく考え方もあるように思います。 危険でしょうか。先生のご意見をご教示下さい。Aゾラデックス&アリミデックス保険適用の件肺転移発覚後、主治医と話し合ったところ上記の治療法の有効性(特にHER2陽性例に対して)は認めながらも保険適用の問題で出来ない。また自費で行うほど双方に明確な差はないとのことでした。保険適応は現在では概ね認められてきているようにも聞きます。このあたり実際はどのような状況なのでしょうか?主治医にアリミデックスの使用をお願いできるものでしょうか? B化学療法とした場合、再発治療ですのでできるだけ副作用(脱毛も含めて)を避け、長く普通の生活を送れるようにしてやりたいと考えます。 本人にとっては脱毛も(術後経験していますが)重要な副作用であり、特に再発治療にあたっては気持ちを尊重してやりたいと思うのです。ハーセプチン&タキソールの前・u桙ノ、ハーセプチン&ナベルビン(脱毛が軽微と聞きます)もしくは経口剤(エw)ンドキサン、TS−1、ゼローダ等)などを選択する考え方はないでしょうか。それで増悪した場合、副作用を受容し、タキサン、CEFを検討する方が、素人考えですが合理的に思えます。長文になり申し訳ありません。アドバイスをよろしくお願いいたします。投稿者:二瓶はじめまして MAOさんできるだけ普通の生活が送れることはとても大切なことです。効果があっても副作用で辛い毎日を送るようでは何の意味もありません。そういう点でご主人の奥さんに対する思いやりはよく理解できます。しかし、ある期間少し辛くとも有効性の高い治療を行うことで再発巣を画像診断で同定できないほど小さくなる可能性が高いときは、甘んじてその治療を受けるという考えの柔軟性を持つことも必要だと思います。術後療法としてハーセプチンとweekly タキソテールが行われましたが、確かに標準治療とは言えません。そのような治療が良かったという報告もあるので主治医の先生はその治療法を選択されたのだと思いますが、今のところ広く認知されたエビデンスがないのでその治療に関し私はコメントをできません。標準治療の仕方によれば、ホルモン反応性がある場合・u桙ヘ化学療法の後にホルモン療法を行うのですが、MAOさんの奥さんはホルモン療法を受けなかったのでしょうか。HER2が強陽性の場合はノルバデックスのような抗エストロゲン剤が効きにくいので、主治医ホルモン療法を選択しなかったのでしょうか。今回の肺転移は生命を脅かすような状態ではないので、再発治療の仕方としてホルモン療法から入るのは理にかなっていますが、HER2が強陽性なので抗エストロゲン剤のノルバデックスよりアロマターゼインヒビターのアリミデックスの方が有効かもしれません。アリミデックスは閉経後にのみ適応のある薬で、閉経前で用いるとすればゾラデックスなどのLH-RHアゴニストで閉経状態にしておくことが必要になります。ゾラデックスとノルバデックスで少し効果が見られたので、ホルモン療法の進め方に沿ってノルバデックスをアリミデックスに変更すると効果が見られる可能性はあります。どの程度の効果でどの程度効果が持続するかは分かりませんが、試してみる価値はあると思います。その際に問題になるのは保険適応のことですが、査定するかしないかは県によって対応がまちまちです。主治医の先生あるいはそ・u桙フ施設の考えによって、こうした保険適応外の治療を保険を使ってするかしなw)いかだと思います。保険適応外で使って査定されるかどうかはその後の問題です。2005年度のザンクトガレンの治療指針で高リスクの閉経前でホルモン反応性がある場合、化学療法→(AI+OFS?)と記載されています。(?)付きですがOFSつまり卵巣機能を抑制しアリミデックスのようなAI(アロマターゼインヒビター)剤を使う治療法が、将来標準治療になると予想されます。それだけ閉経前に対するこの組み合わせのホルモン療法の効果が期待されているということで、MAOさんの奥さんにも効果が期待できるので、保険適応の問題はあるにしても試みる価値はあるということになります。、ホルモン療法の効果が期待できなければ次のステップとして化学療法になりますが、標準治療とご主人の奥さんへの思いの間にギャップが生じます。標準治療では初めに臨床試験でエビデンスのある最も効果的な化学療法を行うことが一般的です。MAOさんの奥さんへは術後にタキサン系が用いられたので、標準治療に沿えばアンスラサイクリン系の抗癌剤を含むレジメンで化学療法を行うことになります。この場合、吐き気などはだいぶ抑えることができますが脱漫w)ムを抑えることはできません。ハーセプチンを使える場合は化学療法と併用しますが、アンスラサイクリン系の心毒性とハーセプチンの心障害の問題があって、この2者は通常併用はしません。MAOさんの奥さんの肺転移は小さいのでアンスラサイクリン系が効く可能性は高いかもしれません。標準治療ではアンスラサイクリン系が有効でない場合、第三次療法(3rd line)に位置づけられるナベルミンやゼローダということになりますが、まだタキソールを使っていないのでその前にハーセプチンとweeklyタキソールを試す価値があります。さてこれまで書いたのは標準治療に沿った治療についてですが、脱毛などの日常生活のQOLに関わる部分ではご主人の思いからすれば問題があります。最近、現在は3rd lineに位置づけられているナベルミンやゼローダを再発治療の初めに用いるとより有効性が高いという報告もあり、これらの薬剤を2d line あるいは1st lineで使った場合の効果について検討が行われています。その効果が確認されれば、将来術後療法に初めからゼローダなどが用いれれるようになる可能性は高いと思います。ゼローダは経口后w)ア癌剤でQOLの点では優れているので、現時点での標準治療からははずれw)ますが、MAOさんの奥さんにまずゼローダを試すという選択もけっして間違いではないと思います。その効果がなければナベルミンその後にアンスラサイクリン系という順で治療を進めることに合理的な異議をはさむ余地はないと考えます。ただし、この治療手順は標準的ではないので、主治医の説得が必要かもしれません。最後にご主人の奥さんへの思いはよく理解できますが、長い目で見たときに一時の脱毛より効果の方を選ぶべき選択もあるということを一度じっくり考えてみてください。疑問があったら、また質問してください。投稿者: MAO HOME 2005/11/21 11:35:10二瓶先生 ご多忙の中誠にありがとうございました。短期的思考に陥らず柔軟に考え、判断したいと思います。このままいけば、ハーセプチン&Weeklyタキソールに決まりそうです。本人は主治医の言うことに従い治療をうけるつもりで、かつらのカタログなどを集め始めました。私は家族として、上に書きましたように他の選択肢もあるのではないかと考え、ご相談した次第です。ただ家族からあまり横やりをいれるよりも、主治医の説明と本人の納得がある限りそれに勝るものはなぁw)「とも考えます。幸い主治医はよく説明をしてくれる医師ですし、本人との関係も良いようです。(ただ本人が自分からあまり勉強して知識を得ようとする意欲はないのです)したがって主治医からの提案が二瓶先生はじめとする他の専門家の目から見て、「問題がある」ものでなければ、尊重し、受容していくのが一番ではないかと考えています。そこで、二瓶先生からごらんになって、@この段階で化学療法に切り換えること。Aレジメンとしてハーセプチン&weeklyタキソールを第一選択とすること。以上について総合的に判断して「妥当」と考えられますでしょうか。ご意見をいただきたくお願いいたします。 また今後(タキソール無効後)の治療の考え方につきアドバイスがいただけましたらさらに幸甚です。どうぞよろしくお願いいたします。(返事)内分泌療法の効果が見られたものの短期間で再び増大してきたので、ここで化学療法を開始することに私も賛成です。先の質問では日常のQOLを優先することを第一に考えたお返事をしましたが、化学療法を選択するのであればその時機を逸することなく始めるべきだと思います。それに伴う有害事象いわゆる副作用は程・u椏xの軽重はあるにしても受け入れていかなければなりませんが、それにも増すw)恩恵があることを期待して奥さんを力づけてください。レジメンはハーセプチンとweeklyタキソールで良いと思います。再発の化学療法はまずこのレジメンで開始されることが多いと思います。術後にタキソテールが投与されているのでタキソールの効果がどの程度あるか分かりませんが、評価病変があるので増大傾向が見られれば速やかに次の治療に移ることがポイントだと思います。アンスラサイクリン系をこれまで使っていないのでこの系を含むレジメンも考えられますが、ハーセプチンが使えるので相性のいいタキソールで良いと思います。タキソールの効果がないときは、ハーセプチンを継続したままやはり相乗効果が期待できるナベルビンあるいはゼローダとの併用になると思います。もう一度繰り返すとアンスラサイクリン系が使えるので、治療の状況によってこれをどこで使うか考える場面も出てくるかもしれません。疑問があったら、また質問してください。投稿者: MAO HOME 2005/11/24 09:33:25二瓶先生アドバイス誠にありがとうございました。おかげさまで納得のいく判断ができました。幸い本人も治療に対してやる気になっており頼もしく思・u桙チています。治療効果が上がりかつ続くことを祈るばかりです。 また次の治療の節目にはご相談させて下さい。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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