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No.26

ナベルビンの副作用などについて 投稿者: ゆうゆう 2005/10/26 19:58:16二瓶先生こんばんは。いつも相談に乗っていただき、ありがとうございます。再発治療としてタキソールからナベルビンに変更し、ハーセプチン・アレディアと併せて3回投与しました。今回はナベルビンの副作用などについてお伺いしたいのですが、よろしくお願いいたします。ナベルビンに変更してからの身体の症状としましては、指先(主に手)の痺れ、腰から下の関節痛、あと足が全体的に筋肉痛のような感じもあります。タキソールのようにむくみは酷くありません。また、白血球については、相変わらずで、1000を切ったりもしますが、その都度ノイアップを打っています。腰については腰椎に骨転移がありますので、ちょっと無理をした時にてきめんに痛くなるのはしょうがないと思っていますが、関節痛や筋肉痛による痛みで足の置き所がなく、夜も何度か目が覚めてしまぁw)、ことがあり、寝ることが苦痛にさえ感じています。横になって休んでいるよku閨Aかえって多少なりとも動いているほうが血やリンパの流れがあるためか楽に感じるような気がします。この症状は副作用としてはありえますか?それとも体重増加や運動不足なども要因のひとつとなりうるでしょうか。私の全体的な状態が悪化してきているせいなのかとも考えたりしてしまいます。あと、痛み止めはボルタレンを処方してもらってありますが、いろんな方から話を聞いたところ、頻繁に使うようだと、胃や腸にダメージを与えて、出血したり、肝硬変になることがあって、医師もあまり勧めないと言われました。それならMSコンチンを正しく使うほうが安全だとのことなのですが、やはりそうでしょうか。最後になりますが、先日久しぶりにマーカーなど、詳しく検査したのですが、CEA 3.9,NCC-ST 1.0,CA15−3 16.3と、やはり反応しませんでした。気になったのが肝機能の数値で、ALP 760,GOT 74,GPT 43で、主治医は「ALPについては骨転移があったりすると、高くなるのであまり気にしていない、その他については一応3ケタになったら止めるようにしている。ただ、あなたの場合、だからといって止めてぁw)オまっていいものか迷うところだ。」とのことでした。この数値(特にALPは2月には200台でしたので、かなり上がっています)をみまして、肝臓への転移は考えるべきですか。また、先生なら今後の治療をどのようにお考えになりますか。長くなり申し訳ありませんが、お時間がある時にご回答いただけましたら有難いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です 2005/10/29 21:42:41まずナベルミンの副作用について書きます。主な副作用は骨髄抑制、悪心・嘔吐、静脈炎などですが、悪心、嘔吐、脱毛は軽度のようです。最も気をつけるべき副作用は白血球減少や好中球減少ですが、もともとゆうゆうさんは白血球数が少ないので心配されます。ナベルビンはビンカアルカロイド系の抗癌剤ですが、この系特有の副作用に末梢神経障害があります。その中でナベルミンは末梢神経障害が軽度とされていますが、ゆうゆうさんの感じた指先のしびれや関節痛などはナベルミンの副作用かもしれません。その他にもいろいろな副作用が報告されていますが詳しくは説明しません。ゆうゆうさんにとって最も大切なことは治療が効果的かどうかという・u桙アとだからです。副作用のため薬を中止すべきかどうかは、病状を考慮した上w)で主治医が判断してくれると思います。ゆうゆうさんは体に起こっている変調を主治医にできるだけ正確に伝えることが大切で、自分では判断しないことです。腰の痛みは薬の副作用ではなく腰椎転移によると考えます。痛みに関しては前にも書いたように、ロキソニンやボルタレンのような鎮痛剤で不十分なときは、オピオイド系の鎮痛剤を用いることが推奨されています。ゆうゆうさんも書いているようにボルタレンなどの鎮痛剤は胃に負担をかけ胃潰瘍の原因になったりするので、不十分な効果しか得られないなら早くオピオイド系に変更すべきです。オピオイド系にはMSコンチンをはじめ多くの薬剤があります。それぞれ特徴があります。何が一番適しているか主治医と良く相談して決めたら良いと思います。オピオイド系ではその副作用対策を十分行うことが大切ですが、正しく用いれば痛みをより良くコントロールでき、きっとより良い日常生活につながります。肝機能が悪いのは骨転移をはじめとする全身状態によると考えますが、抗癌剤など薬剤による肝機能障害も影響しているかもしれません。9月のCTで肝転移は指摘されていないので肝転移そのものによる肝機能勝w)瘧Qではないと思います。ゆうゆうさんは若く小さな子供さんもいて、毎日が本当に辛くたいへんだと思います。抗癌剤に思ったような効果がなく正常細胞にダメージを与えるばかりなら、体の苦痛をできるだけ軽減する治療に専念することも正しい選択肢の一つです。考えて見てください。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ゆうゆう 2005/10/31 13:08:55今回も分かりやすくお教え下さり、本当にありがとうございました。質問させていただいたあと、28日(金)に点滴をしました。そして次の日発熱がありましたが身体の傷みは少しずつ和らいできまして、今はだいぶ楽になりました。今の身体の状態(関節痛と筋肉痛のような痛み)について、主治医にも相談したところ、「副作用かもしれないけど、整形外科的な原因があるかもしれないから、一応受診してみたら」というお話でしたので、ひとつずつ不安を取り除くためにも、明日診てもらってこようと思っています。先生がおっしゃるように、痛みを軽減させる治療に重点を置くこともこれから考えてみようと思います。思い返してみれば、癌の勢いはあっても、痛みが伴わなかったころのほ・u桙、が比較的元気だったような気がしています。実際、痛みがなければ、本当にw)普通のことが当たり前に出来ていました。今はどうしてもいろいろ抑えながらの生活になりつつあり、思ったことが一人では出来ないこともしばしばです。かといって子供のことは多少無理をしてでもやってあげたいですし。それから追加で1つ質問なんですが、痛み止めについてですが、フェンタニールパッチというのも効果が3日くらい持続して、本人の適量を見つけやすいと何かで見たのですが、先生はこのパッチについてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。お返事を読ませていただくたびに、先生の温かさと前向きに生きていくことへの助言を頂くことで、いつも気持ちを穏やかに保っていられています。これからもどうぞよろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です 2005/11/01 21:57:48フェンタニルパッチはMSコンチンなどのモルヒネに比べ副作用が少なく、また3日に一度貼り替えるタイプで使い勝手も良好です。私も何人もの方に使いました。原則としてモルヒネやオキシコドン系のオピオイド系鎮痛剤から開始して、それらがある量以上の投与量になってから換算表にしたがってフェンタニルパッチに切り替えます。いずれにしてもこうした薬は医・u梹tの指示にきちんとしたがって使うべき薬なので主治医とよく相談してみてください。痛みが辛いなら、ためらわず早くオピオイド系鎮痛剤を使うべきと考えます。疑問があったら、また質問してください。いろいろ質問させてください 投稿者: 鶴のように 2005/10/27 10:01:47はじめましてこんにちは。私の年齢は34歳で出産経験はありません、ステージVbと言われています。現在、術前投与でAC4回終了し2週間に一度のタキソテールの2回目を明日打つ予定でいます。<針生検前に3cmくらいだったシコリが刺してから何故か7pくらいに大きくなり術前投与が望ましいと言われました、確かに今は(ACをして)刺す前のサイズ3cmくらいに小さく戻っていますが、刺して癌が散ってしまい大きくなったと考えていいのでしょうか?そして刺してから脇の下や、脇の辺りが痛かったのは、癌がリンパ等に入ったことで痛んだりしていたという事でしょうか?また、抗がん剤が体に残っている期間は2〜3日と読んだことがあるのですが、脇の下の痛みや背中の痛み等は副作用で、すでに4日目以降は抗がん剤の効き目はなくなっていると考えて・u桙「いのでしょうか?私は手術をしていないので今だに体に癌がある事が不安でw)仕方ないのですが(タキソテールではまだシコリの大きさは変わっていません)もし薬が効いていない場合、また癌が散って大きくなってしまうことはあるのでしょうか?AC4回+タキソテール4回+放射線とフルコースの予定でいますが将来できたら妊娠出産を望んでおりますので、タキソテール2回だけにしても大丈夫だと思いますか?主治医は途中でも手術したかったら言ってくださいやりますから。と投与回数は私が決めてもいいような感じなんです。文才がないので読みにくいかと思いますが、よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です 2005/10/29 23:49:16はじめまして 鶴のようにさんへ手術するまでは不安でいっぱいだと思います。時に押しつぶされそうになるかもしれませんが、くじけずがんばってください。明日2回目のタキソテールと書いてあったのに、このところ質問が多く返事が遅れてしまいました。針生検後に急にしこりが増大した理由については、実際に診察していないので何とも言えません。ただ、急に大きくなったのは癌細胞が分裂して数を増したためとは考えにくいと思います。針生検でしこり内あるいはしこりの周囲に出血を起こ・u桙オ血腫のようなものを作って急に大きくなったか、針生検の刺激でしこりの周囲が炎症を起こし硬くなりあたかもしこりが大きくなったように触れたのかもしれません。ACで元の3cmにまで縮小したようですが、そうであればACの効果はあまりないように思います。ACが効果的なら元の大きさより小さくなるのではと推測されます。タキソテールについては質問の時点で1回しか投与されていないので、効果があるかどうかの判断はまだできません。検査後の腋窩あたりの痛みは、針生検や穿刺吸引細胞診などの後に時々見られます。知覚神経を介した放散痛のようなものと思いますが、この検査で癌がリンパ管に入り腋窩に広がるということはないと思うので、この痛みを癌の悪化と関連づけて考える必要はありません。静注された抗癌剤は肝臓などで短時間で分解され体外に排泄されます。抗癌剤が分解されず持続的に存在すれば、癌細胞のダメージも大きくなりますが正常細胞も相当ダメージを受け重篤な副作用につながってしまいます。命に関わる副作用が出たのでは元も子もありません。抗癌剤の作用時間は短くても、正常細胞よりはるかに分裂スピードの早い・u條熏ラ胞はより大きなダメージを受けます。抗癌剤はこの時間差を利用した治療w)です。投与された抗癌剤が鶴のようにさんの癌細胞に効果的であれば、しこりの大きさの縮小という形で実感できると思います。ダメージを受けた正常細胞が元に戻るのを待って次の化学療法を行うのですが、鶴のようにさんが心配するようにこの休薬期間中に癌細胞もまた増殖してきます。ただし、次の化学療法までの間に元の大きさまで戻ることはありません。要は癌細胞の方がより大きいダメージを受けるので、3歩進んで2歩下がりながらもある間隔で化学療法を続けるうちに癌が次第に小さくなるということです。用いた抗癌剤が効果的であればそうなりますが、癌細胞がその抗癌剤に抵抗性を示せばいくら抗癌剤を投与しても癌は縮小しません。鶴のようにさんへのACは前にも書いたように効果的でなく、7cmから3cmに縮小したのは針生検で生じた影響が化学療法とは関係なく取れて元に戻っただけのような気がします。タキソテールも効果的でなければ 、化学療法で体の持つ免疫能力が低下しその分癌の増殖を後押しする結果になる可能性があります。タキソテールの効果が実感できないのなら、しこりが元の3cmに戻ったこの時点で手術に踏み切・u桙驍ラきかもしれません。それから妊娠出産に関してですが、少し気落ちさせることを書かなければなりません。妊娠のためには卵巣機能が正常である必要がありますが、ACで卵巣機能が廃絶する可能性があります。タキソテールには卵巣機能障害作用は少ないと思いますが、ACのCエンドキサンに卵巣機能障害作用があります。エンドキサンは卵巣機能を障害してホルモン療法的な働きで抗腫瘍効果を出すとも考えられています。実際に卵巣機能がどうなっているかは現時点では判断できません。全ての治療が終了しその後生理が戻ってくるかどうかです。手術後数ヶ月しても生理が来ないときは、血液検査で閉経状態かどうか判断できます。今、鶴のようにさんにとって最も重要なことは、最善の方法で治癒を目指す治療を受けることです。治癒してこその妊娠です。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: 鶴のように 2005/11/01 15:47:49また質問させてください。以前書き忘れていたのですが術前投与が始まる前に3ヶ月間効くというゾラデックスを打ちました(ホルモンは−です)、8月の始めに打った、まだホットフラッシュがあり・u桙ワす。延々と続くものではないとわかっていても動機や息切れなどもかなりあw)るので凄く辛いです、気持ちの浮き沈みもあります。そろそろ薬も切れる頃だと思うのですが年の為またゾラデックスを打ってもらった方が良いでしょうか。抗がん剤で骨・筋肉などが痛む等のことはわかっていますが、ACの時に無かった脇・足の付け根の痛み、それから首・肋骨・等々の骨(骨だと思いますが)痛みがどうしても心配です、考え過ぎでしょうか。 投稿者: 二瓶です 2005/11/01 21:36:23「ホルモンは−です」というのはホルモン受容体が陰性ということでしょうか?この場合はホルモン療法の効果は期待できないのですが、鶴のようにさんは妊娠出産を希望されているので卵巣機能保護のためにゾラデックスが投与されたのだと思います。前回の返事にACによる卵巣機能廃絶の危険性について書きましたが、ゾラデックスでその危険性を少しでも回避できたら良いと思います。更年期様症状があって辛そうですが、その症状を我慢できるのであれば将来の妊娠に希望を託して化学療法中はゾラデックスの投与を続けるべきだと考えます。タキソールには程度の軽重は別にして、関節痛が57%、筋肉痛が46%の頻度で一過性に出現する・u桙アとがあるとされています。ACのときには見られなかった痛みはタキソールによる副作用の一つだと思います。骨転移など病気に関わる症状と考える必要は無いと思います。タキソールの予定が終了すれば手術になります。もう少しですから、がんばってください。それも辛ければ、化学療法を切り上げ手術にした方がいろいろな面で鶴のようにさんにとっていいかもしれません。疑問があったら、また質問してください。no title 投稿者: パステル 2005/11/01 16:08:59二瓶先生こんにちわ。先週投げやりに終わったパステルです。先生から何度もお返事をいただいていながら、つい後ろ向き状態に陥ってしまいました。申し訳ありません。父のような優しさを含んだ先生のお言葉に、知らず知らず甘えてしまっていたのだと深く反省しています。また頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします。症状のほうですが、その後胸帯による圧迫を続け、セローマに溜まる量が激減し、熱も痛みも治まったままで経過しています。ここ2日、軽い頭痛とめまいがありますが、もらっていたPL顆粒で治まりますので風邪かなと思います。今日からまた家事に・u桾恚Aし、午前中はチューリップの球根を沢山植えつけました。春が楽しみですw)。先生もこの質問箱の回答の為に夜更かしばかりと思います。どうぞお体にお気をつけ下さい。今日はご報告のみさせていただきました。病理結果について 投稿者: りんご 2005/10/27 23:24:21二瓶先生こんばんは。10月21日に最初の質問をさせて頂きましたりんごです。引き続きの質問に返信ありがとうございました。下記が長くなってしまったのでこちらに書かせて頂きます。私の摘出した組織が焼けてしまったというのは前回詳しく書かなかったのは、今まさに病理結果を待っている方が読むと不安材料が増えてしまうのではないかと思ったからです。でも書かせて頂きます。(病理結果を待ってらっしゃる皆様、下記のような事は99.9999999…%ありませんから不安材料にしないでくださいね)なぜ焼けてしまったかと言いますと、摘出したがん細胞を検査する過程で、乳がんのがん細胞はその組織の周りに脂肪が沢山付いていて、それを何かの液体に漬けて脂肪を溶かすそうですが、時間短縮の為マイクロウェーブ(電子レンジのようなものと言ってました)にかけるそうです。(かなりの病院でそれは行われているそうです。)で、まだ原亜w)cw判っていませんが火がついてしまい気が付た時には焼け焦げてしまったそうです。そんな訳で永久保存される組織が1つもないのです。信じられない話でしたが、事実です。病院も初めての事ですし、担当医も初めてだと言ってました。病院側は医療事故として扱い事故調査委員会を発足させ、出来る限りのことはしますと言ってましたが、私は今後どうしたらいいのでしょうか?一昨日病院に行った際、病理から出された所見のコピーを貰って来ました。(前回のは先生が紙に書いてくださったものだったので)(45歳 閉経前(生理は日数・量とも少なくなっています) センチネルリンパ節生検 陰性)以下コピー文臓器名 乳腺採取法 resection診断名 Invasive ductal carcinoma with mucinous diferentiation,right breast所見  皮下に最大径20mmの白色、分葉状に発育する腫瘤を認める。○○病院でおこなった生検標本では、小型の核小体と軽度の輪郭不整をみる異型上皮細胞が、乳頭状腺管状、胞巣状に増殖し、間質には豊富な粘液産生をしめしており、mixed type の粘液癌、あるいは、Invasive ductal carcinoma with mucinousdiferent!
iation との組織型が妥当と考える。核異型のscoreは2、核分裂はw)強拡大10視野で、5個程度観察され、score 2、unclear grade は2となる。脈管侵襲はめだたない(ly0,v0)。これを当院で行った免疫染色したところ、ER, PgRともに80%以上細胞が強陽性(Allred score は ER,PgR ともにPS 5+IS3=8)、HER2 は陰性であった(HER2 0)。上記のmixed type の粘液癌 と Invasive ductal carcinoma with mucinousdiferentiation との組織型 について教えていただけないでしょうか?また上記所見を見てどう思われますか? 私は来週から放射線療法が始まり、またホルモン療法はアリミデックスを選択しようと思いますが先生はアリミデックスについてどう思われますか?お忙しいところすみませんがよろしくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です 2005/10/30 01:36:04組織が焼けてしまった事情が分かりました。普通は有り得ないことですが、電気製品のような文明の利器を使用している以上事故はあり得ることです。私は病理医でないので詳しい方法は分かりませんが、免疫組織染色するときにマイクロウェーブ処理を行いま・u桙キ。手術した病院の病理の先生はしっかりした診断をされていると思います。信頼に値する病理レポートで正しく診断されていると思います。この結果に基づいて治療を進めることで全く問題はないと思います。粘液癌は予後の良い乳癌です。しこり全体が粘液癌で占められるpure typeの粘液癌と、粘液癌の部分と通常の組織型が混じるmixed typeがあります。Invasive ductalcarcinoma with mucinous diferentiationは通常の組織型の中に一部粘液変性している状態のものだと思います。いずれにしても予後は良い方に属すと思います。免疫染色でのER、PgRがともに80%以上が染色陽性でHER2が陰性なのでホルモン療法が良く効くと思います。ホルモン療法剤としては抗エストロゲン剤のタモキシフェンになります。りんごさんは閉経前なのでアリミデックスは適応でないし効果は期待できません。アリミデックスのようなアロマターゼインヒビターは副腎由来の男性ホルモンがエストロゲンに変換されるのを阻害します。閉経前の卵巣由来のエストロゲンには無力です。まずタモキシフェンから始めて、閉経状態が確認できたら途中でアリミデァw)チクスに変更すれば良いと思います。とんだ災難だったわけですが、生検組織kuナきちんと診断はできているので治療法選択には問題なく、その点では幸いでしたね。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: りんご 2005/10/30 23:57:14二瓶先生、お返事ありがとうございました。信頼に値する病理レポートと予後のよいガンとの事で安心しました。アリミデックスは閉経後の人に使うのは知っていたのですが、タモキシフェンより副作用が少ないのと再発・転移リスクの減少、子宮体がんになる確率も減少するとネットで知りました。私は5年前に子宮筋腫摘出の手術をしてまして、タモキシフェンを調べる上で子宮体がんになる可能性もあると知り、確かにそのパーセンテージは少ないのですがどうしても気になっていたのです。担当医に聞いてみたのですが、閉経前の人でもアリミデックスは大丈夫だと言っていたのでそうしようと思っていたのです。明後日の火曜日にその事を伝えるつもりでしたのでその前に先生に上記のような事を言って頂いてよかったです。もう一度担当医と話し合って、先生のおっしゃるように閉経後にアリミデックスに変更したいと思います。先生のホームページで出会えてほんとうによかったです。担当医ぁw)ェ一人増えたようでとても心強いです。先生は大切なプライベートな時間を私達の為に割いて頂き、しかも親切丁寧にわかり易くお答えしてくださり、ほんとうに頭が下がります。ありがとうございます。先生もどうぞお体に気をつけてくださいませ。また何かありましたらよろしくお願いいたします。sinkaさんへ 投稿者: 二瓶です 2005/10/28 22:09:54タキソールの効果が出ると良いですね。効果があるときは、効果が期待できるうちはタキソールを続けることになります。タキソールの効果がないあるいは効果が期待できなくなった場合にどうするかですが、標準的な治療の進め方に準じると、次はナベルミンか経口抗癌剤のゼローダになります。ナベルミンは今年の6月頃に乳癌再発治療に承認された薬ですが、アンスラサイクリン系やタキサン系の効果が期待できなくなった後でも効果が期待できるし、化学療法を専門にする私の後輩が、ナベルミンは効果ある時は切れ味が鋭いと言っていました。ゼローダは日本で開発された経口抗癌剤ですが、有効性が高いので日本でより先にアメリカで認可された経緯があります。そしてアメリカでは現在このゼロー・u档_を再発の最初に用いることについて検討が行われていますが、それだけ効果w)が期待できるということです。この他にも施設独自の経験に基づいた治療法もあると思います。まだまだ治療の手だてはあります。じっくり構えてまずタキソールの効果を見てください。 投稿者: sinka 2005/10/30 10:36:42有難うございます。まだ次に手立てがあると思うと頑張れます。ところで再度質問ですがECは私には効果がなかったのですがそれはまだ100%が認められる前でした。もしかしたら100%打ったら効くという事も考えられますか? 投稿者: 二瓶です 2005/10/30 13:40:11EC2クール終了後の超音波検査で肝腫瘍の増大傾向がありCA15-3が上昇したことからECは無効と判断してよいと考えます。無効の化学療法を続けると腫瘍の増悪を後押しする結果になる可能性があります。早めにタキソールに変更したことは理に適っていると考えてください。ただし、タキソールが効くか効かないかはまた別の問題です。慎重に効果判定をしながらタキソールを予定通り行うことが大切だと思います。 投稿者: sinka 2005/10/30 20:31:09 再度の質問もご回答を頂きありがとうございます。効果がなぁw)ゥったものは抗癌剤の量を増やしてもダメなんですね。素人考えでの浅はかな質問にも答えてくださるのでとてもありがたいです。ここは私にとってなくてはならない場所です。次はいい報告が出来るといいな・・・。no title 投稿者: ゆき 2005/10/27 22:07:00二瓶先生 今晩は!夏ごろには、大変お世話になり有難うございました。お陰さまで、放射線治療も無事に終盤を迎え、後4回を残すのみとなりました。順調に治療が進むという事に嬉しさを感じています。又、教えて頂きたく書き込み致しました。針生検での組織の病理結果と、手術で摘出したがんの病理結果とは違う場合もありますか?と言うのは、悪性度が1から3に変わった経緯がありますが、術後にホルモンレセプターとHER2の検査をしていないようなのです。こういう事は他の病院でもあることなのでしょうか?後からでも検査は可能ですか?それともその必要はないですか。がん治療学会が終わってお疲れの事と思いますがどうぞ宜しくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です 2005/10/30 00:21:50針生検で取れる組織量は少なく、しこり全体のごく一部で病理組織・u梵f断をすることになります。しこりは均一でなくモザイク状に違った病理組織w)像が入り交じっていることがあります。しこりの全体を見て、最も優勢な部分の病理組織診断が最も真実に近いということになります。つまり、針生検と術後のしこり全体で見た病理組織診断に食い違いが生じることはあり得るということです。ただし、ゆきさんの場合は術前化学療法が行われているので、術後のしこりはその影響を受けた状態にあり、必ずしも針生検より正しいとは言えません。悪性度については以前にも書きました。その時は1から3になる可能性はないのではと書きましたが、化学療法の影響で変形した癌細胞を見れば元は1だった癌細胞が3に判定される可能性もあると今考え直しています。そういった化学療法の影響を考えると、ERやHER2に関しては針生検での結果がより正しく改めて再検する必要性はないと思います。ERやHER2は病理組織診断とは別に特殊染色をし調べます。悪性度については術後の病理診断のための通常の染色プレパラート上で判断できるので、3という結果が新たに出されたのだと思います。この結果が真実かどうかは判断できませんが、ゆきさんにとって不利益になる変更ではないと考えます。一般的にも針生検で!
ERやHER2の結果が出ていれば、改めて検査し直すことはないと思います。もう少しで予定の治療が終了し、あとはアリミデックスの服用ということになります。 そうしたら、ぱっと気晴らしに温泉にでも行ってください。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ゆき 2005/10/30 12:09:09二瓶先生 お忙しい中、お返事ありがとうございました。再検の必要ないとお伺いし安心しました。もし必要があったら、主治医になんて切り出したらいいのか又、頭を悩ますとこでした(笑)治療も節目を迎えますので、温泉にでも行ってきます。二瓶先生も今日の休日、ゆっくりされる事願っています。子宮と卵巣の腫れ 投稿者: ぱる 2005/10/28 16:29:45平成17年1月に左胸を皮下乳腺全摘し、CMFを6ヶ月後、ノルバを5年の予定です。2b期、40歳です。ノルバを飲み始めて4ヶ月ですが、先月、下腹部が痛くなり婦人科で見てもらった所、両卵巣と子宮が平均より2センチ腫れていました。今月も痛くなってので、調べてもらった所、卵巣は5センチ、子宮は9センチ、筋腫も大きくなってました。ノルバを服諭w)マしてから生理はとっまってます。ホルモン検査では血中ジオストロ?が80・uョもありエストロゲンが多いことが分かりました。私としては、ゾラデックスを併用すれば腫れが収まるのかな?と思ってます。どうでしょうか?ラロキシフェンというものいいと思うのですが。よろしくお願いします。  これ以上大きくなると、手術だそうです。 投稿者: 二瓶です 2005/10/30 02:09:09はじめまして ぱるさんCMFで6割ぐらいの方で卵巣機能が廃絶し閉経状態になります。ぱるさんは血中エストラジオール(エストロゲン)が高値なので卵巣機能は廃絶していないと考えられます。ノルバデックスのような抗エストロゲン剤はエストロゲンの生成を抑制するものではなく、エストロゲンの受容体にエストロゲンが結合しないようにするものです。このような方法で癌細胞に対するエストロゲンの影響を排除し抗腫瘍効果を発揮するわけですが、脳ではこの状態をエストロゲンが少ないためだと判断し卵巣にエストロゲン産生を促します。その結果が血中エストラジオール800です。この状態が卵巣を腫らす原因と思います。私の経験でも卵巣が腫れて婦人科に紹介した方がけっこういます。ゾラデックスのようなLH-RHアゴニストを投・u棊^すると卵巣機能そのものを抑制しエストラジオールの産生が止まるので、卵巣は元の大きさに縮小し子宮筋腫も小さくなると思います。ラロキシフェンはノルバデックスと同じSERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)に属し閉経後の骨粗鬆症の治療薬として認可されていますが、ラロキシフェンでは問題の解決にはつながらないと考えます。乳癌の治療を最優先に考えるとゾラデックスという選択でしょうか。もう一つノルバデックスを中止し無治療で経過を見るという選択肢もあります。ただし後者の場合は、病理検査の結果などから無治療でも良いと判断されるときに限ります。疑問があったら、また質問してください。no title 投稿者: ニモ 2005/10/27 09:37:14いつもいつもありがとうございます。薬の件は主治医に相談してみます。また、質問になってしまいますが、ナベルミンやゼローダで、効果が出なかった場合、まだ使える薬はあるのですか?本当はそんなこと考えたくはないのですが・・・。お願いします。 投稿者: 二瓶です 2005/10/29 22:07:16難しい問題です。これから新しい薬が開発されるかもしれぁw)ワせんが、そうだとしても相当先のことになります。既存の抗癌剤でも乳癌治雷uテに適応のある抗癌剤は他にいくつかありますが、効果があるかどうかについては確たる証明がありません。あとは既存の抗癌剤の組み合わせの工夫と投与の仕方の工夫ということになると思います。そのへんについては各施設によって独自の工夫があると思います。血管新生阻害薬を用いた治療や免疫療法の工夫など新しい治療法の研究も盛んに行われています。ニモさん悲観的にならず、まずは効果の認められたナベルミンやゼローダがあるんだと思って治療を進めてください。先のことについては必要になったときに書くことにします。また、相談してください。再発? 投稿者: ツインズママ 2005/10/26 09:49:03二瓶先生、おはようございます。昨年、ホルモン治療の副作用について、質問させて頂きました、ツインズママです。その節はありがとうございました。先日、マンモグラフィーと乳房の超音波検査、胸のCTの検査をしたところ、マンモグラフィーで右乳房に石灰化がみられました。その場所は2年前にやはり微小石灰化がみつかり、生検をして非浸潤癌がわかったところです。主治医は手術の痕ということかもしれないけれど、石灰化が見つかっ・u桙ス以上きちんと調べましょうということでした。今回の超音波検査では石灰化がわからなかったので、1ヵ月後に主治医も立ち会ったうえでもう一度超音波検査をすることになりました。今の段階では悪性のものかどうかはもちろんわかりませんが、これからどういった検査をしていくべきでしょうか?3度目の乳がん宣告になるかもしれないと思うと、立ち向かおうという気力が萎えそうです。2年前には生検をした後、リンパ節を少しだけ切除して放射線治療をし、現在はノルバデックスとバイアスピリンを服用しています。子供たちは来年中学生になりますが、私はまだまだ元気で家族の役に立ちたいと思っています。1度目も2度目も秋に手術をしました。その時に病院の屋上からはコスモスがきれいに咲いているのをみましたが、今では秋もコスモスも大嫌いです。半分以上愚痴が入ってしまいましたが、これからどう対処していけば良いのか先生のお考えをお聞かせください。 投稿者: 二瓶です 2005/10/28 23:58:57ツインズママさん お久しぶりです。2003年10月に非浸潤癌で温存手術をしたあたりに石灰化が出現したとのことですが、その石魁w)」化の形態と分布が重要です。石灰化は形態と分布で悪性か良性かある程度機・u。的に推測できます。可能性は2つあります。1つは温存手術をし放射線照射をした後の手術瘢痕部にたまに見られる異栄養性石灰化と呼ばれるものです。この石灰化は始め細かく多形性の石灰化が集まったような形で出現することがあるので悪性が疑われたりしますが、時間経過とともに形態と分布が変化し誰が見ても異栄養性石灰化という形になってきます。2つめは悪性を疑う石灰化、つまり癌が存在するかもしれないということです。この場合転移性の乳癌、ツインズママさんの場合は左乳癌の転移か右乳癌の転移ということになりますが、この可能性は考えにくいと言えます。なぜなら、かりに乳癌だとしても石灰化しているということは乳管内に癌細胞巣が存在していることを意味し、血管やリンパ管を通しての転移性乳癌では乳管内成分は存在しないからです。したがってツインズママさんの場合は、前回手術時に切除範囲外にすでに存在していた乳癌が時間経過とともに石灰化を起こしきたか、新たな乳癌が出現したかのどちらかになります。石灰化はよほど多形性の石灰化で密度が濃くないと、超音波で捉えるのは難しいと思います。マンモグラフィで見つかった石灰化を超音波で・u梠ィえることにあまり意味はないように思いますが、超音波で明らかに石灰化病巣を捉えることができたら、超音波下に細胞診やコアニードルバイオプシーを行うことができ、うまくいけば病理学的に確定診断ができる可能性があります。もし超音波で石灰化が見えないなら、マンモトーム生検を受けたらどうでしょうか。たぶん、確実に病理組織診断が可能です。かりに乳癌と診断されても非浸潤性乳管癌の可能性が高いので、石灰化の分布にもよりますが再度温存手術をしたりあるいは温存乳房を全切除すれば、今回見つかった石灰化に関係する乳癌についてはほぼ100%治癒すると思われます。悪いことと連動する視聴覚絡みの記憶はたぶん一生嫌なものです。私も同感です。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ツインズママ 2005/10/29 16:56:05二瓶先生、いつも暖かいお返事ありがとうございます。前回の手術と放射線の影響ということもあるのですね。あまり悲観せずに検査に臨みます。ありがとうございました。パステルさんへ 投稿者: 二瓶です 2005/10/28 21:19:53症状の改善が見られて良かったですね。プン・u档Nだけで改善するといいのですが、時間がかかるでしょうね。チューブを入れw)て持続ドレナージ(排出)が効果的かもしれませんが、チューブを通して逆行性に細菌感染を起こす危険性も増します。主治医の先生もたいへん悩んでいると思います。とは言っても実際の状況を一番良く知っているのは主治医なので、最善の方法を考えてもらってください。細菌培養でグラム陽性菌が出ているので、やはりプンク時の感染でしょうか?MRSはMRSAのことと思いますが、ちょっと気になります。MRSAが陽性なのか、陰性なのかで違ってきます。状況が良く分からないので、このことに関しては主治医に 聞いてください。 投稿者: パステル HOME 2005/10/29 13:06:17二瓶先生、ご心配おかけしています。さっき病院から帰ってきました。プンクチオンの液はまたきれいになっているとのことでした。量は聞きませんでした。プンクチオン以外の方策について質問したのですが、はっきりとした回答は得られませんでした。チューブによる感染は避けたいと言われたので、その方法があるということだな、と理解しました。今日は気分はいいのですが、脇の下一帯にズキズキした痛みがあり、結局、術後しばらくやっていた圧迫をぁw)キることになりました。セローマから腋のほうまで厚めにガーゼを当て、胸帯で圧迫です。今日は人間関係で疲れました。そこに二瓶先生からのお返事が来ていたので、胸が詰まって涙が出ました。主治医の先生が悩んでおられることも分かりますし、皮肉の一つも言いたくなるのだと分かっているつもりですが、投げやりな気持ちで帰ってきました。もう今日はデパスを飲んで寝ることにします。先生、何度もお返事ありがとうございました。術後補助療法について 投稿者: 樹々 2005/10/26 08:40:19初めて質問させて頂きます。 術後の抗ガン剤治療につき不安に思いネットをいろいろ検索していてこのページにたどり着きました。よろしくお願いいたします。9/13日に左乳房温存手術を受けました。48歳 閉経前 富山に住んでおります。腫瘍の大きさ 2.0×1.0リンパ節 レベルTかく清 9個中 1個転移腫瘍の悪性度  1ホルモンレセプター  陰性HER2     3+ 現在放射線治療中 25回2グレイ主治医にリンパ節転移が1個だったので放射線終了後経口の抗ガン剤(5FU系)を2年間と言われました・u桙ェ経口の抗ガン剤は効果がないとか見聞きし、これで大丈夫なのか不安に思っw)ております。 投稿者: 二瓶です 2005/10/27 23:32:32はじめまして 樹々さん経口抗癌剤がまったく効果がないとは言えませんが、少なくとも術後療法(いわゆる補助療法)に用いての効果についてはエビデンス(効果があるという証拠)がありません。かつて日本では乳癌術後に経口抗癌剤を多用していました。日本での臨床試験でそれなりの効果があると評価されてはいますが、臨床試験の数が少なく広く世界的に認知されてはいません。現実にいくつかある世界的な術後の標準治療に経口抗癌剤は入っていません。樹々さんは腋窩リンパ節に1個転移がありホルモン反応性がなくHER2が3+なので悪性度が高く、代表的な世界標準治療であるザンクトガレンのリスク分類ではHigh riskに分類されます。このことからも経口抗癌剤では役不足だと思います。結果として経口抗癌剤でも問題は起こらないのかもしれませんが、評価病変のない術後治療では将来の結果について確実な予測はできません。もし少しでも治癒を望むのであれば、多くの臨床試験の結果から導き出された標準治療に沿った治療を受けるのが最善だと思います。樹々さんのような勝w)鼾、ザンクトガレンなどの標準治療では注射剤による化学療法が推奨されています。そのレジメン(抗癌剤の組み合わせと投与の仕方)については詳しく解説しませんが、主治医とぜひ相談してみてください。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: 樹々 2005/10/28 17:27:00二瓶先生 解答ありがとうございます。注射剤での治療について主治医によく相談してみます。不安に思っていてもそれを口にするのはなかなか踏ん切りが付かず迷っていました。有難うございました。no title 投稿者: パステル HOME 2005/10/22 17:16:09二瓶先生お世話になっています。またやってきました。よろしくお願いいたします。10月14日に週ハーセプチン+タキソール終了し、今週は検査もホルモン療法もなく過ごしていましたところ、20日から術創下の、液がたまって週1回プンクチオンしている場所が赤くなり、痛みと熱(39度台)が出ました。すぐに診てもらい、プンクチオンし、いつもより多い40mlとれ、培養と細胞診の検査に出しました。外来で抗生剤点滴、帰宅後から抗生剤(メイアクト)を3回とロキソ・u档jンを3回内服するよう言われ帰宅しました。抗生剤の内服を始めたところ、w)2回め内服の4時間後(朝の4時)に全身に蕁麻疹がでました。それで当直の内科医ににてもらい抗生剤がクラビットに変更になり、今朝と昼に内服したらまた蕁麻疹がでました。もらっていたベネセレミンとネオマレルミンを飲んだらすぐおさましました。病院に電話したところ、今日は土曜なので主治医が病院にいなくて、他の外科の先生に聞いたら、蜂窩織炎(?)の様子がわからないので抗生剤をやめ、ロキソニンだけで様子を見て悪くなるようなら夜中でも来てもいいですとのことでした。主治医からは蜂窩織炎と聞いてなかったんですが、抗生剤を使わずに治る病気なのでしょうか。今のところまだ痛みがよくならず、赤みは脇の下のセローマまで広がっています。明後日が主治医の診察予約日なのですが、このまま過ごしていいものでしょうか、不安です。蕁麻疹が出てもベネセレミンで対処しながらクラビットを飲んだほうがいいのではないでしょうか。熱のほうはロキソニンで37度台まで下がっています。私の病院は総合病院なので、日直や当直が居る日は主治医への連絡を取ってもらえないのだと知りました。手遅れなどになったらと心配です。どうすればよいでしょうか… w)。 投稿者: 追加です 2005/10/23 09:19:5321日の白血球ですが、158H、Seg87.6、Ly4.0L、Mo5.0、Eo0.0、Ba1.0、Meta0.4、です。これはどう読めばいいのでしょうか。CRPは0.8でした。他の血算は正常値でいつもと変わりません。 投稿者: 二瓶です 2005/10/24 18:10:30土、日と質問箱を見る時間もなく忙しく、今日見たらパステルさんの質問がありました。土曜日の質問で明後日病院に行くと書いてあるので、今頃は悩みが解消しているのかもしれません。間に合わなくて申しわけありませんでした。なかなかセローマが消失しませんね。頻回に注射器でプンクしているので細菌が感染したのだと思います。その証拠に白血球数が15800と上昇しその中の顆粒球の比率が87.6%と高くなりました。蜂窩織炎は炎症が皮下組織にびまん性に広がった状態の炎症です。治療には抗生剤を用いますが、なかなか治りにくいものです。蕁麻疹はセフェム系経口抗生剤のメイアクトによる薬疹だと思います。クラビットでも同じことが起こったと考えられます。今後この2者をパスァw)トルさんは服用してはいけないということになります。こんなに長く続くセロ・uコマの経験はありませんが、このようになっている原因がどこにあるのかはっきりさせてもらった方がよさそうです。先にも書いたように治療は抗生剤投与が主になりますが、薬疹の出ない抗生剤を検討してもらってください。さらに状況が悪化するときはプンクでは対処できないので、切開してチューブを入れるなどし貯留する液を外へ出すような方法をとるしかないと思います。状況に変化があったら、また質問してください。

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