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no title 投稿者: ゆう 2005/06/29 21:19:33二瓶先生 ご無沙汰しています。 今日の朝より 右腕の肩のあたりの痛みがでています。手、指などは全然平気なのですが、肩の痛みが、、、なんと表現していいのかわかりませんが、鈍痛が続き夜 市販の痛み止めを飲みました。腕など上げると急に力が抜けたようにぶらんとなってしまいます。これは、骨転移からの痛みなのか、それとも閉経状態にしている為の更年期のようなものなのか?とても不安でたまりません。ここまでこれといった痛みがなかったので怖くてたまりません今も左手だけで 書き・u檮桙ンしている状態です。 投稿者: 二瓶です。 2005/07/01 20:29:58ゆうさん、不安を増強させるかもしれませんが、右肩の痛みの原因は骨転移の可能性を考えて早急に単純X線写真や骨シンチ検査を受けるべきだと思います。かなり痛みが強いようなので単純X線写真でも状況が分かるかもしれません。それから上肢の挙上に問題があるので、右腕に行く神経に問題がないかどうか調べることも必要だと思います。更年期絡みではこのような症状はでません。何か問題が起こっているのは確かです。どうしたらいいか混乱しているかもしれませんが、不安がっていても何の解決にもなりません。勇気を出して診察を受け、必要な治療を早く開始することが大切です。勇気を出すことがきっと良い方向に導いてくれと思います。どのような治療が必要かは原因が判明しないと検討できません。原因が分かったら教えてください。(追伸)返事が遅くなってすみませんでした。おしゃべり広場を見ました。やはり骨転移が原因のようですね。痛み止めで痛みはとれているようですが、治療法の変更を検討する必要がありそうですね。組織的悪意度3について 邸w)闕e者: とよ 2005/06/25 13:31:25はじめまして。どうぞよku・オくお願いいたします。大阪府吹田市在住の女性、43歳です。今年の4/28日に左胸皮下乳腺全摘手術(乳頭・乳輪はのこしていただきました)《病理結果》:乳頭腺乳管ガン :腫瘍の大きさ 20mmと15mmの2つがDCISを背景に  できてたそうです(DCIS50%):センチネルリンパ 0/2:悪性度 3:ER,PgR 陽性:HER2 陰性:fl y(-) g(-):断片陰性でした悪性度3ということが再発高リスクににはいることと腫瘍も2個あること年齢もまだ若い方に属すると言うことで主治医とも相談した結果、EC化学療法3週間ごとに4回してホルモン治療にはいることとになり、6/22に2回目のECが終わったところです。私としては悪性度3にショックでECを本当に4回で終了してよいのか不安です。6回しなくていいのでしょうか?主治医の先生はリンパマイナスなので4回でいいと思いますっておっしゃってくださってるんですけど。いかがなもんでしょうか。。。。。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/28 11:14:48はじめまして とよさん悪性度3を無視すると、と・u桙謔ウんの術後検査結果はすべてザンンクトガレンのlow riskに当てはまります。実際には悪性度3のためintermediate riskになります。リンパ節転移陰性乳癌の5年生存率を悪性度との関係で見ると、1と3の間に20%程度の差があります。この数値はあくまでも統計的なもので、このままとよさんに当てはまるものではありません。とよさんはERとPgRがともに陽性、HER2が陰性で脈管浸襲が見られないので予後良好が期待できると思います。たとえば再発率50%とは、10人中5人が再発し5人が再発せずその平均が再発率50%ということです。5人にとっては100%問題が起こり、5人にとっては100%問題が起こらなかったということです。統計とはそういうことです。とよさんは100%問題が起こらない方に入る可能性が高いのではないでしょうか。そう言っても、今のところ再発するかしないかを確実に予測する手段がありません。そうであれば、長い結果の蓄積に基づく標準治療に沿って治療を受けることが最も賢明だということになります。ザンクトガレンの治療指針では、ホルモン反応性のあるinterm!
ediate riskの場合ホルモン療法か化学療法後にホルモン療法の二つが選択w)肢になっています。ホルモン療法だけでも十分かもしれませんが、とよさんは化学療法を受けているのでより十分と言えます。EC4サイクルはCMF6サイクルと同等の効果があります。アメリカのNCCN乳癌治療ガイドラインでは、リンパ節転移がない場合にCMF6サイクルが選択肢の一つになっています。ということで、とよさんの場合化学療法はEC4サイクルで良いと思います。その終了後からホルモン療法が開始されると思いますが、治療は100%治癒を保証するものではありません。きちんと経過観察をしてもらってください。また疑問があったら質問してください。乳癌でもなく乳腺症でもないといわれましたが・・ 投稿者: めぐちゃん2005/06/25 09:16:2728才、独身、家族に乳癌はいません。胸はもともと小さかったのでしこりのような筋っぽいようなのは前からさわって有ったような気がしますが、2ヶ月前から下側のしこりが時々チクチク痛むようになり(生理後でもです)、先日、病院で触診とマンモグラフィをやりました。画像にはなぜが1本線がサッと入っていたのを医師は疑問なようでしたが、それがな・u桙clのかわからず、結局、乳癌のしこりの形は○で、あなたのはだ円形だから乳癌でもなく乳腺症でもない。と言われました。又、2ヶ月前からなら、今後しこりが大きくなる可能性もあるので、あと3ヶ月したらまた来て下さい。(触診のみやる)との事でした。乳腺症でもない、なんでもないしこりって何なんでしょうか?胸の端の方のしこりなのでひょっとして画像に映ってないのでは?と心配です。でもまた行くわけにも行きませんし。。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/26 11:27:03はじめまして めぐちゃんさんへまず、私自身が診察していないので確定的ではありませんが、経験的に乳癌ではないと思います。20代でも乳腺組織が硬めでしこりと感じ来院する方はけっこういます。たいていはしこりでなく乳腺組織そのものがやや硬めに触れるだけです。女性ホルモン特に卵胞ホルモン(エストロゲン)と関係し、乳腺が硬くしこったり痛んだりします。だいたいは生理前にそうした症状が強く生理が始まると軽くなります。痛み方はチクチクとした痛みが多く、その程度が強ければ乳腺症という病名がついたりします。こうしたことは3020代でもこうしたホルモンのバランスが関係して同じような症状になります。めぐちゃんさんのチクチク痛む部分の乳腺組織はやや硬く変化していて、触るとしこりっぽく感じるのだと思います。たいていは生理後に痛みがなくなるのですが、その時の体の女性ホルモンのバランスの乱れの程度によっては生理後も痛みが続くことはよく見られます。こうした痛む場所に実際にしこりが存在することがありますが、めぐちゃんさんのしこりは楕円形ということで、おそらく繊維腺腫という若い方に多い良性のものです。めぐちゃんさんの年齢では、しこりに対しマンモグラフィの診断能力は弱いと思います。20代30代では乳腺組織が密でしっかりしているので、その中に含まれた乳癌のしこりもマンモグラフィでしこりとして捕らえることは難しくなります。良性のものはなおさらです。この場合ははるかに超音波検査の方が役立ちます。しこりの同定は超音波の得意とするところで、その画像から良いか悪いか検討がつきます。典型的に良いと判断で・u桙ォれば経過観察すれば良いし、判断が難しい時は穿刺吸引細胞診をすれば判断できると思います。結論は、しこりが実際に存在するならおそらく繊維腺腫で、その診断にはマンモグラフィよりも超音波検査の方が有効であり、超音波で悪性を完全に否定できないときは細胞診を行うべきということになります。超音波で良性と判断された時の経過観察のポイントは大きさの変化です。大きくなるスピードが早いときは摘出が必要な場合もあります。疑問があったら、また質問してください。no title 投稿者: CHAKO 2005/06/23 12:09:06二瓶先生、ご覧になっている皆様、こんにちは。リンパ節転移が8個中2個(レベルTに1、Uに1)あって、化学療法 CMFを始めています。ホルモン感受性が高く、ホルモン療法に期待できるということです。ACやECの方が良いのではないかとずいぶん悩み、二瓶先生にも相談もさせていただきましたが、最終的には主治医の勧める CMFに決心をしました。いまだにACやECに未練があるのも事実ですが、 CMFを今、否定されると落ち込むので....信じる事で救われようと思っています。今董w)ct相談は、二瓶先生、そして経験のある方に教えていただきたいのですが。w)・値到の副作用は比較的軽いということですが(もちろん個人差もあることは重々承知なのですが)、CMF 初回投与後3週目から脱毛が激しいんです。髪に触る度、櫛をあてる度、シャンプーの度....ええっ?と思う程抜けます。初めはアララ、副作用かな?と軽く思っていたのですが、毎日毎回抜け落ちるので深刻になってきました。抜け切るまで続くと考えた方がいいでしょうか? CMFは脱毛が少ないということで、何も準備をしていなかったのですが、このままだと1週間後にはなくなっちゃうかも知れません。だとしたら今からかつら等を準備したいと思っています。とてもリアルな相談で恐縮ですが、この質問箱をご覧になる方たちなら許してくださることと思って、勇気を出して質問させていただきました。Cはエンドキサンで、朝夕2週間の内服です。これは点滴で入れることとの違いは何でしょうか?脱毛と直接関係はないですか?よろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/26 11:26:33CHAKOさんへアメリカのNCCN乳癌治療ガイドラインではCMFも推奨治療の一つです。CHAKOさんの場合はACでも・u昿CでもCMFとほとんど同じ効果だと思うのでCMFで十分だと思います。CMFは脱毛が少ないと言われていますが、全く脱毛がないということではありません。CHAKOさんは脱毛してしまいましたが、開始前に誰が脱毛するかは予想できません。CMFが終了すれば髪は元に戻るので、それまでは現実的な対処をするしかありません。夏場なのできれいさっぱりと髪を剃りフイッグ(かつら)で、これまでと違う髪型を楽しむぐらいの気持ちでCMFを完遂してください。エンドキサンを2週間内服するのがクラシカルCMFで4週間が1サイクルです。注射用のエンドキサンを用いるのが静注CMFですが、この場合は3週間が1サイクルです。何れも6サイクル繰り返します。効果や副作用はほぼ同じで、エンドキサンが内服か静注かで脱毛するしないは関係ないと思います。疑問があったら、また質問してください。放射線後の薬物治療について 投稿者: KIM 2005/06/23 09:28:48はじめまして、4月に左温存術後 現在放射線治療(25回+ブ−スト5回)を行っています。38歳閉経前で京都在住ぁw)ナす。質問したいのは、今後の治療に迷っているので先生のご意見を伺えれば葛ucIく思います。病理結果は 浸潤性乳管癌  硬癌、18mm×15mm、ホルモン感受性 ER+、 PGR+ 、HER1+ 、リンパ節転移(レベルVまで)なし、センチネルと思われる部位に5mmほどのしこりありdougter's lesionと診断されています。(センチネル生検は行っていない施設です)、悪性度不明、断端陽性、でした。このような結果でホルモン感受性であることからホルモン療法を薦められましたが、その場合やはり再発のリスクは 化学治療と比べて高くなりますか?私が最も気にしているのは断端陽性と言うところです。私なりに情報を調べた結果、やはり断端陽性例では再発のリスクが高いというものが多くホルモン療法だけでは不安です。追加放射もしているので再発リスクについてはあまり神経質にならなくても良いものなのでしょうか?お忙しいと思いますが よろしくお願いします。      投稿者: 二瓶です。 2005/06/26 11:25:31はじめまして KIMさん乳房温存療法のガイドラインでは、「断端陽性であればブースト照射か(陽性の程度が高度でぁw)ネい場合)、追加の部分切除か、乳房切除が推奨される。」と書かれています。KIMさんの断端陽性がどの程度か分かりませんが、それに対してブースト照射以外されていないとすると程度は軽いのかもしれません。断端陽性の場合に温存乳房内再発の危険性が高まるのは統計的に確かだと思いますが、KIMさんにそうした危険性が高いかどうかは経過を見ないと分かりません。術後の治療に関してはホルモン反応性があってHER2が1+なので、ザンクトガレンの治療指針に当てはめるとホルモン療法だけというのも選択肢の一つで間違っていません。術後の治療の目的は全身療法で再発を減らし生存率を改善することですから、その選択に局所療法である手術の大きさは関わってきません。もしKIMさんの悪性度が2ないし3ならばザンクトガレンンの悪性度分類でintermediate riskに入るの で、ホルモン療法だけの他に化学療法後にホルモン療法を行うという方法も推奨されています。局所に目を向け断端陽性のことを考えると、KIMさんの場合は化学療法も考慮されるべきと考えます。乳房温存療法のガイドラインには「35歳以下の場合此w)ト発率が高いので、断端を極力陰性にし放射線治療と全身療法(化学ホルモン雷uテ法)の施行が必要である。」と記載されています。KIMさんは35歳以上ですがそれに近いわけだし、断端陽性のことを考えると化学療法をすべきかもしれません。そのことがどのくらいKIMさんの利益につながるかは分かりませんが、主治医と相談してみてください。疑問があったら、また質問してください。化学療法について 投稿者: UMI 2005/06/23 14:55:58二瓶先生、よろしくお願いします。45歳、閉経前、家族に癌患者はいません。3ヶ月前、温存手術をし、しこり4センチ、リンパ転移なし(血液とリンパ液に入っていた)、ホルモン感受性なしということで、化学療法をはじめました。(放射線は肺炎になりやすいのでしないそうです。)今まで、ドキソルビシンとエンドキサン6回(2週間ごと)、タキソール1回、エンドキサン1回しました。副作用に弱い体質で、白血球の低下はありませんが、吐き気と頭痛が4、5日続き、3日はあまり食べれません。このままエンドキサン(2週ごと)をしたほうがいいのでしょうか?それともタキソール(週1回)を副作用がきつくてもがんばった方が効果邸w)ィなのでしょうか?後で後悔したくないのでまよっています。どうぞよろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/26 11:24:47はじめまして UMIさん乳房温存療法のガイドラインには原則として放射線照射は施行されるべきと書かれています。目的は温存乳房内再発を防ぐことですが、再発率を3分の1に減らすことができるとされています。放射線はできるだけ肺や心臓に当たらないように斜めから照射するので、まったくないとは言いきれませんが通常は肺炎など起こさずに済みます。つまり、肺炎になりやすいからということは放射線照射をしないことの理由にはなりません。温存乳房内再発は放射線照射をしなければ5〜6%の頻度で起こるかもしれませんが、放射線照射をするとその頻度が1〜2%に減ります。つまり実際に放射線照射をすべき方は100人中5〜6人で、残り少なく見積もっても90人の方はひょっとして放射線照射が必要ないかもしれません。ただし、今のところどういう場合に放射線照射が必要でないか知る術がないので、原則として放射線照射がされるべきとされているのです。実地の医療では切除乳腺を病理学・u椏Iに詳しく調べ、完全に病巣が切除されている可能性が高いことが分かれば放w)射線照射がなされないこともあります。きちんと病理学的に検討された上での放射線照射省略で温存乳房内再発が増えたという印象はありません。術後の化学療法についてですが、UMIさんはホルモン反応性がなくザンクトガレンのリスク分類でintermediate riskに入るので、化学療法はきちんと受けるべきです。ザンクトガレンの治療指針とは少し内容が異なりますがアメリカの乳癌治療のバイブルとも言えるNCCN乳癌治療ガイドラインでは、リンパ節転移がない場合はCMF、FAC/CAF、ACといったレジメンの化学療法が推奨されています。リンパ節転移がある時はさらにEC、TAC、AC×4に引き続きタキソール×4などリンパ節転移なしの場合よりもヘビーな化学療法が加わります。UMIさんが受けているドシソルビシン(A)とエンドキサン(E)の組み合わせ(抗癌剤の組み合わせをレジメンと言います)はAC療法ですが、通常は3週毎に繰り返します。たとえばACを3週毎に4サイクル行い引き続きタキソールを3週毎に4サイクル行うといった具合です(タキソールは1回投与量を減らし週1回で行ぁw)、場合もあります)。この方法はアメリカで多く行われていますが、日本でもリンパ節転移陽性の時にこの方法で化学療法が行われるようになってきています。UMIさんの場合はACを2週毎6サイクル、そこにタキソールが週1で投与されているようですが、ザンクトガレンあるいはNCCNのガイドラインで推奨されているどの化学療法のどの仕方にも当てはまらないように思います。いずれにしてもUMIさんが受けている化学療法はヘビーだと思います。リンパ節転移なしでホルモン反応性なしという情報しかありませんが、主治医は他の検査データからヘビーな化学療法をすべきと判断したのかもしれません。あるいは主治医独自の考えに基づく化学療法かもしれません。そのへんのことはよく分かりませんが、頭痛や吐き気といった副作用の状況を主治医によく説明し最善策を考えてもらってください。疑問があったら、また質問してください。術後補助療法と再発チェック 投稿者: k.k. 2005/06/21 00:28:04現在39歳です。術後補助療法と再発チェックの検査項目と頻度についてうかがいたいと思います。どうぞよろしくお願いします。20!
04年3月 左乳癌の診断を受け全摘出手術以降化学療法を行い現在ホw)ルモン療法中です。化学療法は以下のとおりです。AC×4(ピノルビン60mgエンドキサン600mg)+ウィークリータキソール×4(110mg×1クール+80mg×3クール)ホルモン療法は以下のとおりです。ゾラテクス2年+ノルバテックス5年組織所見ではDCISの進展で腫瘍最大径3×2×1.5cmです。ER(+)、PGR(+)、HER+2(0)リンパ節転移はセンチネル(1/1)Level1(5/17)Leve2(0/1)の合計6個/19個でした。今現在転移の所見はありません。今後再発リスクを下げるためにまだやれることがあればやりたいと思っております。たとえば現在再発の患者さんに処方されて効果がある経口抗がん剤はいかがでしょうか。再発乳がんが抑えられているということは目に見えない小さな癌にも効果があるのではないかと思うのです。小さいうちなら術後の点滴抗がん剤とおなじ理屈でたたけるのではないかと考えてしまうのですかいかがでしょうか?すでに点滴抗がん剤ではA、C、タキソールの3種痢w)゛の抗がん剤と使いましたのでその3つでたたききれなかった癌に対して第4の抗がん剤としてどうかと思うのですが。。もし使うとしたらどの薬がいいでしょうか。また骨転移防止にはビスフォスネートという薬が効果があると聞きましたがいかがでしょうか。現在保険は適用されていないようですがたとえば骨骨粗鬆症などの症状がある場合は適用されますか?現在再発チェックは以下のような項目と頻度で行っています。術前1年前骨シンチ、胸部レントゲン撮影1/1年血液マーカーチェック 1/3〜4ヶ月、マンモグラフィ 反対側 1/1年CT 無しPET 無し主治医の先生は再発乳がんは早く見つけても予後があまり変わらないという意見をお持ちでPETなどは意味がないということでした。私としては今新薬がどんどん出ているので小さく見つければ再発した癌は消すことができるのではないかと期待していてなるべく早くみつけたほうがいいように思えてしまうのです。この点はいかがでしょうか?再発チェック検査として増やしたほうがいい項目や頻度など教えてください。。。 投稿者: 二瓶です。 2005/06/24 11!
:43:01はじめまして 6月21日のkkさん以前にkkさんkuニいうネームで質問をいただいたことがあるので、6月21日のkkさんとしました。kkさんの書かれたことは概ね正しいことです。正しいとは反論はできないという点で正しいということです。実地臨床では論理的に正しいことが必ずしも正しい医療とはなりません。そこには医療経済という側面が絡むし、悪性細胞に対して正しいことのミラーイメージとして正常細胞への不利益を天秤に掛け、その集合体である生体に最も有益だと考えられる妥協点に適切な治療というものが成立します。kkさんには6個のリンパ節転移があったし39歳と若いので十分な術後療法が必要ですが、KKさんに行われている術後治療は世界標準治療のやり方に沿っていて、しかもその中で最も効果的とされる方法で行われています。標準治療に沿えば、化学療法が終了し現在継続中のホルモン療法で十分です。もちろんこの治療で100%再発を防ぐことは不可能ですが、この治療で統計的には生存率の改善が証明されています。再発しなかった方にとっては100%再発が防げたということになり、再発した方にとっては100%再発が防げなかったということで、平均ぁw)キると100%再発を防ぐことは不可能ということです。100%再発しないようにkkさんはできる限りのことをしたいということだと思います。以前はホルモン療法と併用で経口抗癌剤を用いることも普通に行われていました。その頃は今のように術後注射剤を用いた化学療法が積極的でなかった時代です。最近は欧米の臨床試験の結果に基づいた化学療法の仕方に倣日本でもしっかりした化学療法が行われるようになりました。それとともに経口抗癌剤が術後のいわゆる補助療法として用いられることは少なくなってきています。なぜなら、臨床試験でその効果が実証されていないからです。経口抗癌剤は有効という結果もあるにはありますが、広く同意を得るほどのものにはなっていません。だからといって今では全くそういう治療がされていないかというとそうではなく、ホルモン療法と経口抗癌剤は併用されていることはしばしばあります。効果があるかもしれないし全く無駄かもしれません。実証されていない以上、誰にも分からないことです。kkさんの考えるようにやれることを全て行ったら、再発を防ぐことができるかもしれません。しかし、kkさんの場后w)蜩搆v的には再発しない可能性の方が高いと思われるので、やれることを全て・uメうことは総合的に考えて不利益が多いかもしれません。再発巣が存在すれば治療の効果を客観的に評価できますが、kkさんのように実際に再発巣がない場合は見えない敵に手当たり次第鉄砲を撃つようなもので、命中したかどうか判断のしようがありません。手当たりしだい撃ったら正常細胞の方がダメージが大きくそのために健康が阻害されるという結果になりかねません。一つの抗癌剤が全ての患者さんの全ての癌細胞に効くわけではないので、もし使っている抗癌剤が効果がないのに長期に渡って使われれば、経済的な損失は大きいし正常細胞を傷つけ問題を起こす可能性があるということです。抗癌剤は癌細胞には薬ですが、正常の細胞にとっては毒物ともいえます。今までにもkkさんのように考えた方は大勢いると思います。その中で長年に渡って試行錯誤しながら臨床試験が行われ、その膨大な蓄積が標準治療ですから、それに沿った治療をしっかり受けることで過不足ないと考えます。アレディアはビスフォスホネート剤で今のところ唯一乳癌の骨転移に保険適応になっていますが、骨転移の予防のための投与は認められていません。今、ビスフォスホネートが骨転移の・u棊\防に有用かどうか検討されています。有用性が実証されたなら、将来術後に骨転移予防のために投与することが承認されるかもしれません。施設単位の小規模な検討では、骨転移の出現率を下げるという結果が出されています。骨粗鬆症に用いられる経口のビスフォスホネート剤に、骨転移に対する治療効果は今のところ認められていません。アレディアのような注射剤はいくつかありますが、いずれも適応は悪性腫瘍による高カルシウム血症の場合で、その中でアレディアが骨転移の治療薬として昨年末保険適応になりましたが、いずれも骨粗鬆症での投与は認められていません。kkさんはホルモン療法で人工的に閉経状態にはなっていると思いますが、ゾラデックス2年ノルバデックス5年の期間で治療を要する骨粗鬆症になることはないと思います。kkさんの受けている経過観察の仕方は妥当なものだと思います。その方法と間隔は適切だと思います。付け加えるならば胸腹部CTを年一回というところです。保険制度の違いもありますが、アメリカのガイドラインでは有用性が実証されていないということでマンモグラフィを除き、術後に腫瘍マーカー検査やCT検・u檮クなどを行うことは推奨されていません。再発巣をできるだけ小さいうちに見w)つけた方が良いというkkさんの考えはまったくその通りです。その目的にPET検査は役に立つかもしれませんが、PETも万能でないことを知っておくべきです。それでもPET検査をすれば既存の検査装置では発見しにくい縦隔リンパ節転移などが見つかることがあります。しかし、今のところ何ら再発の兆候がまったくない時に、再発の有無のスクリーニングを目的にしたPET検査は保険適応になっていません。これからも保険適応になるのは難しいかもしれません。PET検査は高額で、そうした目的での検査が保険適応になればきっと保険は破綻してしまうと思います。アメリカでPETが盛んなのは保険制度の違いで、裕福で高い保険に入れる階層がPET検査を受けているのだと思います。PETをして体の隅々まで調べ癌を見つけ出したいと思うか思わないか、人それぞれ考え方は違うと思います。もしkkさんがPETをして再発の有無をどうしてもチェックしたいと望むのなら、多少費用はかかりますがPET検診を受けるべきかもしれません。症状のない小さいうちに再発を見つけ治療を行うか、通常の経過観察で転移巣が見つぁw)ゥり治療を開始するか、どちらが良いか何ともいえません。抗癌剤が有効であればPETで見つかった時点から初めても、既存の検査で見つかってから初めても効果は同じかも知れません。問題は何ら問題なく過ごせるであろう期間を、抗癌剤治療と効果確認のため頻回にPET検査をすることで、何か大切なものを犠牲にしてしまう可能性もあるということです。PETで見つかった再発巣の治療効果判定はPETでしかできません。kkさんは今適切な治療と経過観察を受けているので私としてはそれで良いと思いますが、この仕方で再発したときにきっと後悔する予感があるのなら、気持ちをすっきりさせるためにPET検診を受けてみてください。それで問題がなかったら安心して、主治医を信頼してこれまでの方法で経過を見ていったら良いと思います。私自身の考えを書きました。人生観に関わる問題でもあるので、私の考えを参考にしてじっくり考えて見てください。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: k.k. 2005/06/25 23:42:37ご丁寧なご説明ありがとございました。先生のご回答を拝読させていただきはっと自分の陥っていぁw)髀巣рノ気づくことが出来たように思います。一つ一つを追求するがあまりに・uホランス感覚を失っていました。術後の補助療法はやれるだけのことはやったのだなという感覚を強く持つことが出来、たぶん再発しても後悔はしないかなと思えます。そして自分にとって重大なのは再発することではなく再発したときに後悔することだということも同時に気づくことができかなり落ち着くことが出来ました。本当にどうもありがとうございました。またどうぞよろしくお願いします。mickeyさんへ 投稿者: 二瓶です。 2005/06/24 11:42:14最初の質問内容を見たとき多少違和感を感じましたが、アメリカでのことと分かって納得しました。MRIとかCTはあくまでも影を見ている、つまりvirtual realityの中での話ですから、病理学的に確認された事実と違うのは当然です。結局一個のシシター(このことを日本では通常daughter nodule(嬢結節)と言いますが)が一個存在し、手術的にはclear marginn(このことを断端陰性と言いますが)ということなので、病巣は温存療法で十分に切除されたという結果であり良かったと思います。腋窩のセンチネルリンパ節生検で転移は認められないということで、95・u栫唐フ確率で腋窩リンパ節転移はないのだと思います。最近は日本でもセンチネルリンパ節生検を行う施設が多くなり、長期経過を観察しなければ統計的に確実性のあることは言えませんが、日本での成績もアメリカとほぼ同じだと思います。日本ではアメリカより遅くセンチネルリンパ節生検が始まったので、観察期間が短くコンセンサスを得た統計的な結果はまだないといったところです。術前に腋窩に大きく硬いリンパ節を触れ転移が予想されたのに、病理学的に転移がなかったということはしばしばあります。逆に、腋窩リンパ節は小さく転移はないだろうと思ったのに、数多くのリンパ節転移が存在することがあります。術前にたまたま腋窩リンパ節が反応性に腫れることはあり得ることです。一度目の病院で細胞診を受けたので、その刺激に反応してリンパ節が腫れたかも知れないし、指先あたりにキズがありそこから侵入した細菌と戦ったリンパ節が腫れたということもあります。いずれにしても結果的に転移はなかったので良かったと思います。日本でもday surgeryを行う施設はありますが、数えるほどでアメリカとは雲泥の差だと思います。日本とアメリカの保険制度の違ぁw)「も関係していると考えられますが、日本よりはるかに乳癌罹患率の高いアメ・u閭Jの乳癌治療の蓄積がそのようなday surgeryを可能にし、患者さんもごく当たり前に受け入れているのかもしれません。日本では手術後に創部に廃液ドレーンを入れ陰圧で持続吸引するのが普通です。陰圧で吸引することで皮膚がその下の組織に癒着します。ドレーンからの吸引量が少なくなったところでドレーンを抜去しますが、その後に組織液が創部に貯留することがしばしば有り注射器で抜いたりします。mickeyさんは ドレーンを入れなかったとのことなので、経験的には組織液が貯留すると思われますが、おそらく通院時に注射器等で抜くのだと思います。ある程度少なくなれば、そのまま放置してもやがて自然に吸収されてなくなります。一つ聞きたいのですが、短時間で帰宅しているので痲酔は局所痲酔だったのでしょうか。日本とだいぶ状況が異なるので、治療体験記みたいなことを質問箱でなくメールの方へでも送っていただけたなら思います。ちなみに日本での入院期間は通常東京の乳癌を数多く治療する施設で1週間から10日程度(早くて4〜5日)、地方都市では2週間程度から長くて4週間といったところでしょうか。疑問があったら、また質・u椁竄オてください。ありがとうございます 投稿者: 娘 2005/06/23 23:47:51お忙しい中 お返事下さりありがとうございました。二瓶先生のおかげで今まではっきりわからなかった事がやっと理解する事が出来ました。次回主治医の先生に、病理検査を外部へ以来していないかを聞いて 外部の場合、直接問い合わせをしてみようと思います。また併用しているホルモン療法について主治医の先生からは ホルモン療法自体期待していなく再発のためアリミデックスとアロマシンに変えても変わりないのではないかとの事でしたが二瓶先生のお話を聞き 再度お願いし、次回のクールからでも変えて頂けないかもう1度相談してみます。二瓶先生、再三の質問を 毎回丁寧に詳しくお答え下さり 本当にありがとうございます。今後の治療 投稿者: あき 2005/07/17 16:10:24こんにちは。ご回答ありがとうございました。放射線治療については、今年1月下旬に、胸椎と胸骨に10回あてています。そして、6月〜7月中旬まで全30回を左胸に当てました。心エコーをしたのは5月なので、胸の放射線治療の前です。昨年6月から治療を始めまし・u桙スがその時点で骨転移ありでした。色々情報を聞くと、「転移がある人は手術w)はしないよ」という話しをよく耳にします。なので、私は骨に転移があるから手術はできないんだ、と思っていました。左胸の腫瘍も大きかったので、薬で小さくしていくしかないんだなと思っていました。医師も、今日まで「手術」という言葉は1度も口にしたことがありません。私が直接医師に手術の事を聞いたこともありません。(なんだか手術の事は怖くって聞けないんです・・)現在飲んでいるゼローダも、説明書の適応者のところに「再発乳癌、手術不能癌」と書いてありましたし・・。骨転移があっても手術って出来るんですか?腫瘍の大きさが何センチ未満じゃないとダメっていうのがあるんですよね?また、転移があって手術して、さらに転移が広がってしまうという心配は・・・?ハーセプチンが使えなくなった時に主治医から「ハーセプチンはあなたにとって最後の薬なんですね」と言われました。すごくショックでした。これに変わる薬って私にはもうないのでしょうか。今のところは転移は骨だけです。色々聞いてしまってすみません。またお教え下さい。マーカーなど 投稿者: あき 2005/07/13 19:16:45こんばんは。以前1CTPの事についぁw)トご相談させて頂きましたあきと申します。骨転移ありです。マーカーについて、あと今後の治療法についてお聞かせ頂きたく、宜しくお願い致します。1CTP→7,2(4月は4,9)BCA225→33、NCCST439→33,6、CA15-3→11,7(4月は10,4)、CEA→2,2(4月は1,21)というマーカーの結果が出ました。わずかですが上昇しています。医師は正常範囲内なので問題ありません、と言われます。むしろ、マーカーは余程上昇しない限りはほとんどあてにならない、というお考えのようです。CA15-3、CEAの数値の上昇は気にする事はないでしょうか?また、1CTPについては前回お教え頂きましたが、その他の数値はどう思われますか?また、マーカーっていうのは転移以外でも上がる事があるんでしょうか?あともう1点お伺いします。昨年8月よりハーセプチンを投与していましたが、心機能低下により5月から休薬しています。今は放射線治療とゼローダ、リュープリン、アレディアにて治療中。来週、ぁw)ワた心エコーをすることになっています。そこで心機能が回復したらまたハー・uケプチンを再開しましょうとのこと。休薬して2ヶ月ですが、一般的に2ヶ月の休薬で回復すると思われますか?心機能(心臓がポンプの役を果たして血液を全身に押し出す割合?)が50%以上なら出来るといわれています。また、もし回復していない場合、今後どんな治療法が考えられるでしょうか?現在の状況は、放射線を30回中28回終了し、腫瘍自体はかなり平らになってきました。しかしオペでとったわけではないのでまだまだ残ってはいます。タキソールはすでに使用済みです。宜しくお願い致します。 投稿者: 二瓶です。 2005/07/17 10:23:21あきさん、誤解をしていました。放射線治療は骨転移部に行われていると思っていましたが、原発巣の左乳房に照射されているのですね。つまり、原発巣がかなり大きく手術ではなく化学療法で治療を開始したということですか?あるいは乳癌と診断された時点で骨転移が存在し手術の適応はないので化学療法が選択されたということですか?腫瘍マーカーですが、CA15-3とCEAの軽度上昇は測定誤差範囲なのでほとんど変化無しと考えてください。正常範囲の低い方では測定・u梃・キが出やすく数ポイントの上下は通常見られます。正常範囲内でも誤差範囲を超えて上昇傾向が続くときに再発や病状の悪化を疑うことになります。他のマーカーでBCA225は正常で問題はありませんが、NCC-ST439の33.6は正常上限を約29ポイント上まわっているので、今後NCC-ST439の変動が治療効果の判定に役立つかもしれません。ただし、NCC-ST439は病状と関係なく変動することがあるので、後2回ぐらいの測定値を見ないと本当のところは分かりません。特に閉経前で時々病状と関係なく上昇することがあり、おそらく女性ホルモンのバランスと関係があると思います。1CTPの上昇は4.9から7.2なので骨転移と関係している可能性を否定できません。次回の検査でさらに上昇が見られるときは1CTPとNCC-ST439は病状を正しく教えてくれていると考えられます。ハーセプチンの副作用に心傷害がありますが、胸部に放射線照射中では心傷害が表れやすいとされています。あきさんは左乳房に照射中だとすると、その影響が心傷害に関わっている可能性があります。ハーセプチンを中止して心機能が改善するかどうかは・u梃ツ人差があるので何とも言えません。仮に2ヶ月で左室駆出率が50%以w)上になってハーセプチンが再開できても、短期間で心機能がまた悪化する可能性が高いように思います。ハーセプチンは無理かもしれません。私の患者さんにも同様の方がいました。この状況下でまず今の治療を継続し明らかに病状の悪化が見られるときは治療法の変更ということになりますが、まずアンスラサイクリン系(ECのEがアンスラサイクリン系です)は吐き気が強かったようだし心毒性の問題があるので現状では使えないと思います。その他にもいくつか使える抗癌剤はあるので、実際に治療法の変更が必要になったときに考えることにしましょう。リュープリンが投与されていますが、ホルモン反応性があるのですね?ホルモン反応性があれば他のホルモン療法剤も使えるということです。もし今骨転移以外に再発巣がないのであれば、腫瘍がかなり平坦化したということなので左乳房切除を行い局所の心配を取り除いて全身療法を継続するという方法もあると思います。主治医と相談してみてください。疑問があったら、また質問してください。術後補助療法 投稿者: みき 2005/07/13 19:31:43はじめまして。私は、37歳、術前CAF$!
B#42s+タキサン4回+4月全摘手術+CAF追加2回+放射線3箇所25回終了病理 ホルモンー、HER2+1、悪性度3、リンパ転移24個/43個、です。ご相談したいのは、これからの補助治療です。主治医は、標準治療は全部終わったので、無治療で後は変化が見られるまで経過を追う。との方針です。私としては、ホルモン陰性のため、無治療となることと、術前の」抗がん剤は「あまり効いていない」との結果があったこと、また、リンパの個数が驚くほど多かったこと、(当初主治医もCT画像では4,5個くらいかと予想していたそうです)で、予後はリンパの数にある程度比例して左右されるのであれば私の再発リスクはかなり高いという心配があります。病院によっては再発してからの抗がん剤を使用するところもあるそうですが、先生はいかがお考えですか?私自身はできるだけの再発予防をしたいと考えているので抗がん剤での再発予防も行うという医師の考え方もしっかりあるのならば、やってみたいと思っています。よろしくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です。 2005/07/17 10:22:06!
はじめまして みきさんリンパ節転移個数が多く心配のことと思います。kuンきさんの受けた治療は、主治医の先生の言うように標準治療に沿ってきちんと行われました。ホルモン反応性がないので、後は何もしないで経過を見るのが標準治療ということになります。術後の検査で24個のリンパ節転移があったということなので、確かに術前化学療法は著名に効いたとは言えません。CAF4サイクルに引き続きタキサン4サイクルの最も有効性の期待できる術前化学療法が効果的であれば、しこりは著名に縮小し場合によっては癌細胞は消失します。腋窩リンパ節もかなり消失します。みきさんの場合そうではないので、このまま無治療では不安が残るのだと思います。ではどうしたら良いか。今後再発するかしないかは、今どこかに潜んでいるかもしれない微少転移の存在の有無にかかっています。本当に微少転移が存在するかしないかは誰にも分かりません。神のみぞ知るです。人間に神業は無理ですが、これまでの経験の統計的分析から、みきさんの体のどこかに微少転移が存在し再発する確率が高いことは事実です。みきさんが再発する側に入るかどうかも神のみぞ知るですが、できるだけ再発しないようにすべきであることは言うまでもありません。化魁w)ヨ療法の目的は微少転移をたたくことにあります。みきさんの場合微少転移があったとしても、術前と術後の化学療法で微少転移が消失した可能性も否定はできません。ある先生は2年ぐらい経口抗癌剤を服用するようすすめます。ある先生は何もせず、問題が起こったときに治療をする選択をすすめます。ある先生はタキサン系を4サイクル追加という選択をするかもしれません。タキサン以外にも抗癌剤はありますが、この時点で再発時に用いる抗癌剤を追加投与することをすすめる先生は少ないと思います。いずれにしても術後なので治療効果を評価することができないので、さらなる抗癌剤投与が良いかどうかの判断はできません。今後再発などの問題が起こらないかもしれない今の時期に、経口剤以外の抗癌剤を投与することは賢明でないと私は考えます。効果を評価できないので無駄な投与かもしれないのに、抗癌剤は確実に正常細胞にダメージを与えることになると思います。現時点で再発に用いる役割に分類される抗癌剤は、再発病巣という評価病変があって使うべきだと考えます。再発が明らかでないこの時点でそれらの抗癌剤を使ってしまうと、必要なときに使える抗癌剤がなぁw)「という事態に陥る可能性もあります。それでもどうしても不安というのであku黷ホ、効果があるかどうかは評価できませんがフトラフールやフルツロンなどの経口抗癌剤を1,2年服用してはどうでしょうか?主治医の考えもあると思うので相談してみてください。大切なことは検査をきちんと受け、もし再発という最悪な事態が起こるとしても早期に発見し治療をすることだと思います。念のため聞きますが、ホルモン反応性は化学療法の前に調べているのですね?また聞きたいことがあれば質問してください。細胞針検査 投稿者: み 2005/07/15 06:50:46はじめまして、よろしくお願いします。自分で左胸脇のそばにシコリを発見しすぐ乳腺外来に行き、マンモでは所見なしで超音波で見ると黒い丸いシコリが二つあり、そのうちの一つがシコリの周りが白くモヤモヤとした炎症を起こしてるので針刺して水抜いて細胞調べてみましょうとお医者さんに言われ、先日針刺してチュウブから白くニョロニョロとした物が出て来て、お医者さんが全部吸い取ると言いました。検査する時生理も終わり頃でしたがシコリは小さくなってませんでした。来週木曜に細胞の検査結果が出ます。30歳でもうすぐ2歳の子がいます。母乳で育て今は出ぁw)ネいのに寝る時だけ吸っています。母が再発乳癌です。このシコリは何という病名だと思われますか?あと、癌の可能性はありますでしょうか? 投稿者: 二瓶です。 2005/07/17 10:21:21はじめまして みさん超音波検査で乳癌のしこりも良性のしこりも液体が中身ののう胞も全て基本的には黒く見えます。基本的には黒ですが、それぞれ特徴があるので典型的なものは超音波の画像だけでほぼ診断がつきます。腫瘤別の超音波像の特徴については詳しく述べませんが、水を抜くという表現からみさんの黒丸は液体の入ったのう胞と思われます。のう胞内癌というタイプの乳癌もありますが、そういうタイプの乳癌はマンモグラフィでは分からず、超音波検査で疑われることになります。みさんの場合黒丸の中にしこりが見えていないようなので、のう胞内癌あるいは良性ののう胞内乳頭腫といった、のう胞内に腫瘍が存在する状態は否定的です。乳癌や線維腺腫といった良性のしこりは超音波像である程度診断できるし、液を吸い取るという表現にはならないのでこれらもほぼ否定的です。液を抜くということからみさんの黒丸はのう胞なのだと思いますが、のう胞は3!
0代後半から多く見られるようになります。このころから卵巣のホルモンバw)ランスがくずれ(加齢現象と思ってください)、卵胞ホルモンが黄体ホルモンより相対的に強くなってきます。卵胞ホルモンとはエストロゲンのことですが、エストロゲンの刺激で乳腺が硬く変化したり痛みが出たりします。この状態は決して病気ではなく正常範囲内の変化ととらえますが、こうした変化の特徴的なものにのう胞があります。のう胞は通常超音波検査でくりっとした境界明瞭な円形あるいは楕円形の真っ黒な状態で見えます。液体なので真っ黒の中に何も見えない均一な真っ黒です。ちなみに癌は黒い中に不均一粗造に何かが見える黒です。のう胞に針を刺して吸飲するとシューと液体が引けて、超音波上黒丸は消失します。みさんの黒丸の一つの周りがモヤモヤと白いので穿刺吸引細胞診を行うことになったのだと思います。癌の時に黒い腫瘤像の周囲に白い帯が見えることがありハローと言います。良性腫瘍にはハローはありません。ハローように見えるので癌を疑って穿刺吸引したところ、白いニョロニョロしたものが引け全部吸い取れるほどのものであれば液体ということであり癌は否定的です。このしこりはマンモグラフィで見えなかったようですが、若い時期はまだ乳繊w)。組織が脂肪に置き換わっていない部分が多く、マンモグラフィで全体が濃く白く写ります。このことをdense breastと言いますが、このような 乳腺では乳癌はその中に隠れて見えないことが良くあります。そういう状態でも超音波では良く見えます。かといって通常ののう胞とも違います。2歳の子供さんがいて寝るときまだ吸っているということなので、みさんの黒丸は乳汁の濃縮したものと思われます。乳汁なので吸飲したニョロニョロは白なのだと思います。そうであればこれを乳瘤といいます。お母さんが乳癌ということで、みさんは乳癌の危険性が少し高いことになります。今後も乳癌検診をきちんと受けていくことが大切です。実際に私はこの目で超音波像を見ていないし、非定型的な乳癌もあるので100%乳癌でないとは断定できませんが、おそらく木曜日に検査の結果を聞いて安心できると思います。疑問があったら、また質問してください。教えてください。 投稿者: もも 2005/07/14 16:28:47こんにちは。初めて書き込みさせていただきます。愛媛県在住、51歳になります実母の事で質問したいことがあり、一人で悩んでぁw)「たのですが二瓶先生のホームページを拝見しとても心強くなり、質問させてku「ただきました。母は去年8月に手術をし、大きさは、1.7センチ・リンパ節転移0/15・ホルモンレセプターは陰性でした。術後、放射線治療と化学療法AC4回しています。最近になり術部側の腕が少しむくみ、肘や腕が痛むそうです。母は骨転移ではないかと心配しています。むくんだり、痛みがでたりするのはリンパ節を多くとっているために起こる後遺症でしょうか?すごく心配です。お手数をお掛けして申し訳ありませんが教えて下さい。宜しくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です。 2005/07/17 10:20:41はじめまして ももさん骨転移の可能性は少ないと思います。骨転移の好発部位である脊椎骨(特に腰椎)や肋骨に骨転移が無く、初発部位として腕に骨転移が出現することはまれなことです。しかし、100%起こりえないことではないので、もし術後にまだ一度も骨シンチなどの検査をしていないのであれば、術後1年目の経過観察のため骨シンチやCTなどで再発の有無を確認してもらったら良いと思います。骨シンチで患側上腕に異常がなければ、痛みや浮腫は骨転移と関係ないということになります。最近は腋窩リンァw)マ節郭清をレベルVまで徹底的に行うことは少なくなったので、以前に比べ患側上肢のひどい浮腫は見られなくなりました。術後に少し目立つ浮腫が出現しても一時的なもので、時間が経つと引けて浮腫の無い状態か軽度の浮腫に落ち着きます。腋窩リンパ節郭清をする限り、程度の差はあるものの患側上肢の浮腫はつきものと思ってください。ももさんのお母さんは目立つ浮腫もなく順調に経過していたのだと思いますが、腋窩リンパ節郭清を伴う乳癌の手術を受けた方には術後何年経過しても浮腫が出現する可能性があります。たとえばある日いつもより患側上肢に負担がかかる仕事をした後や、ある日いつもより根を詰めて患側上肢で物書きをしたりキーボードを打ったりした後に浮腫が出現することがあります。術後半年以上経過して出現した浮腫は改善しにくいと言われています。ももさんのお母さんには今回の症状が出現する前に、浮腫の誘因となるような出来事はなかったでしょうか?痛みは浮腫んで圧力が高まったためとも考えられますが、何らかの原因があって浮腫んだとするとその原因のための肘関節痛や筋肉痛も考えられます。他に痛みや浮腫の原因として、肩関節や肘関節ぁw)フ変形や炎症などの整形外科的なことも可能性としてあると思います。リンパ遂u゜を多く取ったから浮腫むということでもありません。お母さんの摘出リンパ節個数は15個なので、必要で適切なリンパ節郭清がなされたと思います。浮腫の危険性を度外視した徹底的なリンパ節郭清はなされていないと思います。患側上肢に浮腫が出たり出なかったりには個人差があります。徹底的な郭清が行われても浮腫が全く出ないこともあるし、レベルTをちょっと郭清しただけでも浮腫が出ることもあります。こうした術式の違いの他に、解剖学的な動静脈やリンパ管の作り、加齢に伴うそうした脈管の老化、栄養状態など様々な要因が浮腫の出現に複雑に絡み合っているので、浮腫の治療は難しく今でも根本的に良い治療法がないというのが現状です。ももさんのお母さんの症状が浮腫に由来するのであれば、さらに浮腫が増強しないよう患側上肢に負担がかからない工夫や、浮腫を改善させるため患側上肢を手から肩に向けてもみ上げるなどの努力が必要です。骨転移の可能性は低いと書きましたが、鎖骨上にリンパ節の腫大がないかどうかについても注意が必要です。鎖骨上リンパ節に転移しその下に存在する腕神経叢を圧迫すれば上肢の痛みの原因になるし、いくつものリン・u档p節が大きく腫れれば腕からのリンパ流をせき止め上肢の浮腫の原因にもなります。結論として最も考えられるのは再発とは関係のない患側上肢の浮腫ですが、骨転移や鎖骨上リンパ節転移を否定するためにも、術後1年目の経過観察として検査を受けたら良いと思います。疑問があったら、また質問してください。乳癌検診 投稿者: ハル 2005/07/16 17:38:01母(50)が市の乳癌検診で、触診所見なし・マンモ…精密検査?と通知がきました。そして先日、病院に行き、もう一度マンモをやったら4つの影があったので、エコーをしました。けどエコーには写ってなかったと。エコーで調べたら写ってなかった。次週にMRIを撮って写ってなかったら良性の影だそうです。約、良性8対悪性2の割合とか…しこりとはまた違う物だそうで良性の場合カルシウムだそうと言われたようです。カルシウム…石灰化と言うものですよね?検診の結果報告の用紙にも、石灰化の所に印があったようでした。エコーには、ただ石灰化というのは写らないと本にありました…エコーに写らなかったから安心って事はないですよね?あと、普通は触診・マンモ・エコ w)コ→細胞検査では?細胞じゃなくMRI…?医者は(癌)と言う判断は↑3w)つの検査で、だいたいどの程度感じているのでしょう?乱文ですがMRIをやって結果が出る一週間…恐怖との闘いです。一週間も待って2割の方の悪性だったら…。母は乳癌になりやすい条件は、年令と肥満ぐらいです。no title 投稿者: ふうこ 2005/07/16 15:37:31二瓶先生、こんにちは。今年の3月15日に相談させていただいたふうこです。その節はありがとうございました。二瓶先生のお話にあったように抗がん剤治療ではなく現在までホルモン療法を続けてきました。その後の経過をみていただき、またよろしくお願いします。CT、骨シンチ、ガリウムシンチ、胃カメラ検査を行いました。PETは自分からお願いし検査しました。検査結果です。PET:左肩甲骨に転移性骨腫瘍のみ指摘。骨シンチ:昨年6月の骨シンチと比較し、胸骨、腰椎、左肩関節の集積は淡くなっており(骨転移と矛盾しない)前回認めた多発骨転移を疑う異常集積は改善している。新たな骨転移を疑う異常集積は指摘できない。胃カメラ:また癌細胞が確認された。GroupX腺癌で、組織像は乳癌と似ている。免疫組織化学染色を施行しCA15−3(+) BR・u桙rT−2(+) keratinW(+)の結果より原発の胃癌よりは乳癌の転移と考えられる。ER陽性(+) PgR境界域1年前の検査では胃の細胞からホルモン受容体はでてきませんでした。ガリウムシンチ:胸骨の集積は改善傾向。骨シンチで指摘した左肩や胸椎、腰椎に明らかな異常集積は確認できない。また、肺や縦隔、胃への転移巣はGaー67シンチでは確認できない。新たな転移を疑う異常集積は指摘できない。CT(以前頬に一箇所湿疹が出たため造影剤なし):肺の影は薄くなっている。薬が効いたと考え肺転移であったと考えられる。脈絡膜の腫瘍の大きさは変わらない。NCC−ST−439 66(12月) 80(1月) 95(2月) 71(3月) 100(4月) 99(5月) 110(6月)質問です。1 画像では悪化しているところは指摘されていないので主治医はタスオミンで少し様子を見ましょう、マーカー値がさらに上昇していくようならホルモン剤の変更をしましょうとのことでした。マーカー値は上昇を続けています。7月20日に7月のマーカー値の結果がでまぁw)キ。二瓶先生なら薬剤の変更はいつ頃考えますか。(悪化しているところは指・u、されていませんが、また胃の新たなところからがん細胞が出てきたのは悪化しているのかな、なんて思ってしまいます。主治医は以前からあったものでそれが出てきたものでしょうとのことでした。胃の不快感などの悪い症状はありません。)2 タスオミンの次はアリミデックス、次はアロマシン、ヒスロンという順序で薬を変更していく流れでよいのでしょうか。以前の質問箱に、ヒスロンは後にとっておくとの内容を目にしました。また、アリミデックスとアロマシンは同じような内容のものなので薬を変更してもあまり意味がないとのことを聞いたことがあります。薬剤選びについて教えてください。(ゾラデックスとアリミデックスの併用を主治医に考えてもらえそうです。)長々と書いてしまいました。教えてください。よろしくお願いします。 再発治療を1年したところです 投稿者: ゆうゆう 2005/07/11 16:34:20二瓶先生はじめまして、ゆうゆうと申します。既婚、2人子供有りの35歳です。よろしくお願いします。家系では母方の祖母と、父方の叔母2人が乳がんをしています。H14年7月初発、しこりが3cm以上でありすでに頚部リンパ節に・u椏]移していたため、またホルモンレセプター(−)のためアドリアマイシン等による抗がん剤治療を行いました。(白血球の回復が悪く、数回で中止)その際効果があり、CTでも確認できないくらいになったのですが、少しずつ大きくなりだしたため、H15年4月部分切除をしました。その結果、硬癌・Her2(+3)であることが判りました。その後H15年7月より左乳房と頚部に放射線を50回。H16年3月ごろより左腋下にしこりを感じ、H16年6月しこり部分切除。同時に乳房が硬くなってきてしまい、細胞針により再発を確認。また骨シンチでも大腿骨等数箇所に転移を確認。H16年7月アドリアマイシン1回H16年8月よりタキソール・ハーセプチン・アレディアのウィークリー投与を開始し、現在に至っています。今回お伺いしたいのは、1.1年近く続けているこの治療の効果について、もともと腫瘍マーカーに反応しない(正常値)のですが、しこりも取り、効果を計る判断基準になるものがないのですが、先生でしたら、どのようにみてい かれますか?2.今使っている薬の効果は、先生が治療されている方では、経験上何ヶ月、何年効果が持続されていま・u桙キでしょうか?3.以前に比べて腰まわりが痛くなることが多くなったようなw)のですが、最近外で1日立ちっぱなしでいることが増え、そのせいかなとも思っているのですが、やはりMRIや骨シンチで、骨の様子をみてもらうべきでしょうか?痛みが癌のせいであるならば、放射線をかけたほうがQOLは落ちないでいられるでしょうか?4.今の薬が効かなくなった場合、次に考えられる抗がん剤は何でしょうか?いろいろ質問しまして、本当に申し訳ありません。今まで日常生活にほとんど支障がなく過ごしてきましたが、これからのことを考えると、悩んでしまいます。お忙しいかと思いますがどうぞよろしくお願いします。 投稿者: 二瓶です。 2005/07/14 19:59:24はじめまして ゆうゆうさん週に一度病院で治療を受ける生活は、いろいろな面で負担が大きくたいへんだと思います。その重圧に気持ちの面で負けずに、子供さん達のためにも必要な治療をきちんと継続してください。治療効果判定に役立つ腫瘍マーカーがないとのことですが、腫瘍マーカーはいくつもあるので、これまで検査したことのないマーカーがあったら一度測定してもらったら良いと思います。骨転移が見つかって不安な気持ちでいるところにさらに不安を与える・u桙アとになるかもしれませんが、ゆうゆうさんの文面から判断し推測を交えてありのまま思うところを書いてみます。それが正しいかどうかは分かりませんが、ゆうゆうさんは自分の今の状況をできるだけ正しく理解しできるだけの治療をすべきだと思うからそうします。平成16年3月の左腋窩にしこりを感じた所までの治療については言及しないことにします。治療の選択肢はいくつもありますが、ゆうゆうさんが受けた以外の治療について話すことは全て仮定の話になるし、今の現実にとってそんな話は全く無意味です。左腋窩にしこりを感じたということから、ゆうゆうさんの乳癌は左と考えていいでしょうか?左乳癌だとして手術時左腋窩リンパ節郭清をどの程度したのか分かりませんが、術後約1年で触れた左腋窩のしこりはリンパ節転移だと考えられます。そして乳房全体が硬くなってきたのは、放射線照射による影響でなければ温存した乳房全体に再発している可能性があると考えられます。このような状況では手術は治療の選択肢からはずれ、化学療法が治療の中心になります。アドリアマイシンが1回で終了したのは副作用のためでしょうか?その後のタキソール、ハーセプ・u档`ン、アレディアの週一投与が効果的で約一年継続されていますが、再発治療w)では病状の悪化が認められない限りまた副作用の問題が生じない限り同じ治療を継続します。いつまで継続できるかは個人個人全く違うので、ゆうゆうさんの場合を経験的に予測することはできません。経験的には数ヶ月で治療法を変更しなければならないこともあったし、2年以上同じ治療で病状をコントロールできたこともあります。同じような状況の方が周りにいるかもしれませんが、見かけは同じでもそれぞれの癌細胞は全く違った性質を持っていてそれぞれ全く違った経過をたどるので、他の方と比較することなくゆうゆうさん自身にあった治療を信じて受けることが大切だと思ってください。骨転移が何カ所かに確認されていますが、肺や肝に転移がないかどうか、その他の臓器転移やリンパ節転移がないかどうか調べる必要があります。そうした検査は十分に行われているのかもしれませんが、もし骨以外に再発巣が確認できているのならCTや超音波検査などで経過を見れば治療効果が判定できます。もししばらくそうした検査がされていないのであれば、少なくとも頸部や胸腹部の造影CTを受けるべきだと思います。新たな骨転移の発見には骨シンチが有用ですが、前押w)cDら少なくとも3ヶ月以上経っていないと新たな情報は得られないかもしれません。それから1年近くタキソールとハーセプチンの週一投与を続けているので、脳に転移していないかどうか脳のMRIを一度受けた方が良いと思います。脳の中にはそうした薬が入りにくいので、他の転移巣はコントロールできて安心していたのに、思わぬ脳転移が出現することがあるからです。腰周りの痛みが骨転移によるのであれば、除痛目的の放射線照射は効果的です。骨を固め病的骨折予防にもなります。骨転移で痛みを伴うのであれば、単純X線写真でも判断できるかもしれません。ゆうゆうさんは若いしおそらく子供さんもまだ小さく、これからのこと本当に心配だと思います。治療薬についてですが、今の治療が効果的でなくなった後の治療薬としてアドリアマイシンなどのアンスラサイクリン系が使えると思います。これまで数回使われていますが、総量としてはまだ少ないのでまだまだ使えると思います。その後は、最近保険適応になったナベルビンや経口剤のゼローダとかいくつかあります。化学療法剤をいくつか組み合わせて行う方法にもいろいろなやり方があるので、もし今の方法w)氓ェ効果的でなくなったら主治医と相談して次の治療法に移れば良いと思いまkuキ。治療に取られる時間以外の日常を大切に過ごしてください。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ゆうゆう 2005/07/16 14:52:24二瓶先生、お忙しい中本当にありがとうございました。顔も見たこともない私などのために温かい言葉を尽くしてくださって、とても嬉しかったです。私自身、再発までの治療について、リスクが高いのにもかかわらず、行っておくべきだった治療を中途半端なままで終わらせてしまっていたことなど、今更ながら後悔してしまう部分もありますが、先生のおっしゃるように、今の現状から目を逸らさずに私に合った治療を信じて続けていくことが大切なのかなと思いました。それから、H16年7月のアドリアマイシン1回については、主治医は再発治療の最初からタキソール・ハーセプチンでいきたかったようでしたが、私の方でハーセプチンが最後の手段というような気持ちがあり、抵抗があったこと、アドリアマイシンが以前によく効いたことから、切羽詰まってもいましたので1回お願いしたという次第です。ただ結局は次をどうするかという判断を迫られたので、今の薬に替えたのですが・・・。今後の検査についぁw)トですが、骨シンチは去年の11月に撮ったままですし、CT・MRIについてもこの半年以上調べていません。腰痛のことがあったので、主治医はMRIを撮ろうとは言っていますが。それにしてもこれではあまりにも何も調べなさすぎでしょうか。それから元々白血球が低く、無治療のときでさえ1000から2000台でした。今もノイアップで上げてからでないと点滴ができません。打てばすぐ上がってきますので、Weeklyで治療出来ていますが、このようなやり方は特に身体に無理なやり方ではないですか?たびたびの質問で申し訳ありませんがよろしくお願いします。超音波の結果 投稿者: まゆ 2005/07/15 22:56:29二瓶先生、とても早い回答ありがとうございました。先生に質問を送信したら、とっても気が楽になり、自分でも色々と調べてみました。ふと超音波には写っていたのかなと思っていたら、先生の回答にもその事が触れてあり、自分でもかなり動揺していたとあらためて思いました。触診の後に超音波を撮ってもらって、心配していた対側のVaが二瓶先生にも以前回答してもらったよに、のう胞だろうと診断されてホッとして有頂・u椏Vになり、その後にゼノグラフDMR PLUSのマンモ撮影の後の診察で、w)術側の6ミリの影の説明を受けたので、ちゃんと聞いてきたつもりになっていましたが、勝手に局所再発と思っていただけなんですね。生検と言われた時に、「細胞診でも針生検でもなく生検ですか?」と聞いたら生検を勧められたので超音波に写っているかどうか問い合わせをしてみます。経過を診ている病院にも8月初めの診察で大丈夫かの電話を昨日しました。折り返し連絡をすると言われたのですが、今日はなかったので超音波の確認をしてみます。以前、追加切除の前に生検してきちんと縫った傷が開いて化膿して、追加切除まで随分と時間がかかった経験があるので、臆病になっています。照射は昨年5月から6月に24回とブーストが9回なので、触ると右より左は熱いです。また質問させて下さい。前向きに頑張れそうです。ありがとうございました。アロマターゼ阻害剤について 投稿者: ゆめこ 2005/07/09 11:36:40初めてご相談いたします。宮城県在住59歳の主婦です。 家系に乳がんに罹ったものはいません。2004年1月「浸潤性乳管癌」で右乳房の温存手術を受けました。腫瘍の大きさ2cm、ステージUa、グレード2 w)リンパ節転移1/17個、ホルモンレセプターER250(+) PGR 120(+)でした。術後の補助療法として、放射線治療50グレイ。補助抗癌剤治療はCEFを6クールの予定でしたが、1回目の投与で白血球数が1200に減少、肝機能も低下しました。2回目は薬剤を2/3に減量し投与しましたが、やはり副作用が強く出たため、「今後の治療にも差支えがあるので、止めましょう」との主治医の判断で中止となりました。2004年6月〜2005年6月までノルバデックスを服用し、現在はアロマターゼ阻害剤の有効性が確認されたということで、6月中旬からアロマシンに替わりました。スポーツや山登りが趣味なので、「アリミデックスの副作用として骨量低下があるので、骨折の心配がある」と主治医に伝えましたら、「じゃあアロマシンにしましょう」とのことでした。アリミデックスの有効性が確認されたとのことですが、アリミデックスとアロマシンの違いは何でしょうか?いろいろ調べてみたのですがよくわかりませんでした。アロマシンにも骨量低下の副作用があるとの記載をインターネット上で見ました。もしアロマシンにも骨量帖w)瘟コがあるのであれば、有効性が確認されたアリミデックスに替えた方が良いkuフではないか?と思っています。どうぞよろしくお願いいたします。 投稿者: 二瓶です。 2005/07/13 11:42:06はじめまして ゆめこさんこのところ少し忙しかったので返事が遅れました。乳癌増殖に最も関係するホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)で閉経前は主に卵巣から分泌されていますが、閉経後のエストロゲンは副腎由来です。副腎から分泌される男性ホルモンがアロマターゼという酵素の働きでエストロゲンに変化します。このアロマターゼは脂肪組織や筋肉組織などに多く存在します。アロマターゼ阻害剤(AI剤)はこのアロマターゼという酵素が働かないようにしてエストロゲン産生を抑制する薬です。ホルモン療法の要はERにエストロゲンが作用しないようにすることです。ノルバデックスのような抗エストロゲン剤はERに蓋をする形でエストロゲンが結合できないようにすることで、アリミデックスやアロマシンのようなAI剤はエストロゲンそのものの産生を抑制することでホルモン療法剤としての効果を発揮します。AI剤には歴史がありますがそのことについてここでは詳しく書きません。そのへんのことはメーァw)驛}ガジンの2号の乳癌のホルモン療法についての中で言及しているので良かったら読んでみてください。歴史的に言うとアリミデックスやアロマシンは第三世代のAI剤で、それ以前のAI剤に比べ副作用は少なく効果は高いことが証明されています。第三世代のAI剤は非ステロイド系とステロイド系に分けられます。ステロイド系とは化学構造式の中にステロイド骨格をもっているのでそう呼ばれます。ステロイド骨格とはステロイドホルモンが共通して持つ構造です。アリミデックスは非ステロイド系のAI剤でアロマターゼと結合しますが、その結合力が副腎からの男性ホルモンより遙かに強いので、結局男性ホルモンはエストロゲンに変換されず血中エストロゲン濃度は低下します。アリミデックスとアロマターゼの結合は可逆的でついたり離れたりしますが、アリミデックスの血中濃度が保たれていれば持続的にエストロゲンの産生は抑制されます。アロマシンはステロイド系のAI剤で、非可逆的にアロマターゼに結合してアロマターゼを不活化するため男性ホルモンはエストロゲンに変換されず血中エストロゲン濃度は低下します。アリミデックスとアロマァw)オンにはこのような薬理作用の違いはありますが、アロマターゼが働けないよku、にしてエストロゲン産生を抑制するという点で同じです。ノルバデックスは乳癌に対しては抗エストロゲン剤でありながら、ある臓器にはエストロゲン作用を持ち心血管系やコレステロール値とそれから骨には良い影響を及ぼすことが分かっています。心血管系の罹患率を下げ、骨密度を維持する働きがあります。その点AI剤はエストロゲン産生を抑えてしまうので骨密度を下げることになってしまいます。しかし、AI剤を服用すると全員骨密度が低下し骨粗鬆症になり骨折するということではありません。ノルバデックスよりは統計的に優位に筋骨格障害と骨折が起こりますが、そんなに心配するほどの頻度ではありません。たとえばATAC trialという世界的に認められた臨床試験での有害 事象の発生頻度を見ると、骨折の頻度はノルバデックスで3.7%、アリミデックスで5.9%とわずか2.2%の差です。関節痛などの筋骨格系の障害はノルバデックスで21.3%、アリミデックスで27.8%だったとのことです。そんなに差がないことが分かると思います。アロマシンには骨密度保護作用があるという報告もあり、アリミデックスよりは骨・u桙ノ優しいかもしれません。筋骨格系の副作用以外は、ノルバデックスよりAI剤の方が少ないようです。次にホルモン療法剤としての有用性についてですが、第三世代のどのAI剤もノルバデックスにまさる効果が認められています。非ステロイド系ととステロイド系で効果に差があるかどうかについては、まだ臨床試験の結果がないので具体的な数値は出せませんが、臨床で実際に使って見ると大きな差はないという意見が一般的のようです。閉経後のホルモン療法剤として初めに使う(このことを1次ホルモン療法剤と言います)のはこれまでずっとノルバデックスだったのですが、AI剤の有効率、生存期間、副作用など多くの点でノルバデックスと同等あるいは優れているという結果が出たので、最近はAI剤が1次ホルモン療法剤として用いられることが多くなってきました。以前は1次がノルバデックスでで2次がAI剤でしたが、最近はこの順が逆転しています。AI剤に関する最近の注目点は、ノルバデックスを2〜3年服用後にアロマシンあるいはアリミデックスに変更するとノルバデックスを継続するより無病生存率が改善するという臨床試験の結果が出・u桙ウれたことです。この結果から、ノルバデックスからAI剤に変更されるw)ことも多くなっているようです。スイッチ療法と言います。ゆめこさんの場合の結論は、どのAI剤も効果は同程度なのでアロマシンをアリミデックスに変更する必要はありません。骨折に関してもそんなに心配するほどのことではなく、アロマシンには骨密度保護作用があるとも言われているので、ゆめこさんの場合アロマシンで良いと思います。スイッチすることで良い効果が得られるかもしれません。とは言っても、AI剤で骨密度が低下し骨折につながる危険性はノルバデックスより高いことは事実なので、骨密度の変動には注意することが大事です。もしアロマシンで骨密度に問題が生じたならノルバデックスで良いと思います。疑問があったら、また質問してください。 投稿者: ゆめこ 2005/07/15 19:32:01こんばんは。ゆめこです。お忙しいなか、解りやすく丁寧なお答えをいただきましてありがとうございます。おかげさまで、納得して治療を受けられることで、不安まじりの気持ちが落ち着きました。わからないことがありましたらまたご相談させていただきます。ありがとうございました。

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